2004 11 02

11 02

ううう疲れている。昨日の疲れが残っているのを感じながら昼過ぎに起床。メールチェックなど雑務をしてから15時にGRAPHへ。lee君とタナカ君とmaria、GRAPHの大津さんと000のパッケージの打ち合わせ。
パッケージは003からGRAPHとやっていて(004,005も)非常に仕上がりに満足しているのでフライヤーも今後はお願いしようと思っている。最近は名刺も頼んだりしたけど、色んな業界を見ててここまでクオリティコントロールが徹底しているところはあまりない。例えばある種のミニマリズムを前提とした場合、数でこなすというのは現状無理なのは明らかでそういうところと仕事はしたくないというのは当然でおのずと一緒にやれるところというのは限られてくる。
今日は今まで触ったことのない紙を見せてもらった。なんとも言えない質感で触った瞬間に全員がオオーッと声が出た。これを使うかどうかは未定だけどかなりのインパクトだった。何しろ紙で、だ。知らないことや経験したことないことというのはたくさんある。と思う。同時に知らない感覚、質感というものに出会うということは音楽だけやっているのではあまりないわけでATAKは完全分業制ではなくお互いの専門を少しづつはみ出して作っていくからこういう経験が出来る。今は僕のCDのパッケージを一緒に考えてもらっているということだけど、例えばパッケージが先にあってもいいのだ。こういうパッケージや空間があるからそれに合う音を作って欲しいというリクエストがlee君やタナカ君から出てきたら楽しいだろうなと思う。
あと今日はもう一つ驚いたことがあった。昨日キムケンスタジオから朝の6時頃戻ってきて、僕は持って行ったコンピューターやインターフェースを元の位置に戻すというのはどんなに疲れていても帰ってきたらすぐやることにしてて(これが次の日になって作業を始める前だったりするとすげーテンションが落ちるのだ)今日、作業を始めたらどうも音が違うのだ。何が違うんだろ、ミキサーの設定とかは変えてないしもしかしてキムケンのとこで聴いた印象が残っているのかなそれとも変なとこでsaveしちゃったのかなとか思ってたのだが違った。
僕は本当にびっくりして「えええええええええーっ」とかデカイ声が出てキモがられたりしたんだけどなんと以前日記で書いた、電源やフォンプラグの差し込みに置いておくだけで低域のふくらみがとれるという繭http://www.acoustic-revive.com/psa.htmlのせいだった。
昨日、mariaにセッティングを戻すのを手伝ってもらっていて僕はいつもこの繭をインターフェースの電源に置いているんだけどmariaは見過ごしていたみたいで乗ってなかったのだ。のだ。とか書くと機材レビューっぽくて面白いかなと思ったら予想以上に気持ち悪くて動揺しているものの、こんなに違うとは。というわけで質感(触覚+聴覚)2態。でした。