2004 10 10

10 10

危うくeBayでstuderのアナログミキサーを落札しそうになった渋谷です(笑)いや、非常に危なかった、というのも今日、キムケンが家に005のマスターCD(マスタリング済み、内容はまだ秘密)を持ってきてくれたんだけど家に着くなり「今、eBayでstuderのコンパクトなアナログミキサー、定価300万円のが15万くらいで出てるんですよ」とか言い出して、前に書いた通り000は一度コンピュータの音を卓でミックスして(つまりコンピュータから直にマスタリングするのではなくて)一度分離良くした状態でコンプ、EQしたいと思っていて、それには良いミキサーは必要だなとは思ってたんですね、レンタルとかして。とはいえ例えばたった8チャンネルのミキサーでもstuderクラスのだと1日借りて3万円とかするわけですね。え、だったら5日借りる分払っただけで買えるやん!とか盛り上がってしまった僕達は出品者(アメリカ在住のアメリカ人)と直接メ−ルでやり取り始めたりして、これは買うか!航空運賃も3万くらいしかかからないし競らなくて15〜6万のままだったら明日の朝落札するよ、とか言ってたんですね。この時点で落札締めきりまであと9時間とかで。で、結局朝起きたら見事30万くらいで落札されてました☆うーん、オークションの怖いところはこれ、30万とか出す予定全然なかったんだけどなんか悔しいんですね(笑)。特にstuderはアナログのテープレコーダーで有名なところで、それは僕は使ったことないんだけど(国内でコンディションいいのを置いてるところは少ないし高い。ちなみに例えばレディオ・ヘッドのCDってパンパンに音入ってるんだけど不快じゃないでしょ?あれは多分テープコンプの威力です。テープに録るときにピークの許容量がデカイ。プラグインのコンプでバコバコに叩いてるのと違う)ヘッドアンプはキムケンスタジオで使っててそのクオリティの高さは毎回実感してるからかなり興味あったんですね。そのミキサーもトータルアウトにリミッター付いてたし、まずEQに興味があった。どんな感じなんだろと思って。とはいえ幸か不幸か縁がなかったということで購入には至りませんでした。なのでミックスのミキサーに関しては継続して検討中です。trident(british soundなら、というやつです・笑)でやるのも面白いかもとかMIDASもよさそうだなーとか妄想してます。結局デジタルベースなのは前提としてアナログのイイ部分というのをどう消化するか、というのは仕上げのクオリティで非常に重要だと思っていてそこは「デジタルで」とかいうコンセプチャルなこと言ってられないんですね。音がいいのが一番大事だから。