2004 05 20

05 20

サウンド・ワークショップ@造形大学4回目。
CDの素材を使っていいと言ったらどうもリミックスみたいになってる
人が多いので今回は僕も出ているカールステンのDVDなぞ見せてみる。
次は余力があったら(朝早いので喋るのが辛い)ドローンとメロディに
ついてレクチャーしようと思う。

で、急いで帰宅して少し仮眠。今日も2時間睡眠だったのでぐっすり
眠る。
その後、さやかとセミトラのオフィスへデザイン・ニュースの編集。

思うにこの紙媒体の編集作業というのはクリエイティブチームとして
の良い訓練にはなってると思う。
fixした後変更が効かない世界というのはそのfixに向けて凝縮力という
かそんなんが最大限に働くから、結果として質が上がっていくことが
多い。
逆にwebなどは後から変更が効くのを前提に進めていることが多いので
なかなかクリエイティブの質が上がらない部分がある。
これは若いメディアだからかと思ってたんだけど、どうやら構造的な
問題だなというのが最近わかったことだ。

結局24時過ぎまで作業。雨の中歩いて家まで帰ってmariaの作った
とんしゃぶサラダとパスタを3人で食べる。

食べ終わった後、銀座の次郎という鮨屋の次郎さんという握り手
のドキュメンタリーをやっていてそれがかなりおもろくて3人で
見入る。

おまかせで食べて1人2万以上する高級店で僕は行ったことないんだ
けど、さやかはかなりファンらしく行ったこともあるしなななななんと
次郎さんが書いた本まで持っていました(笑)。

見ていて思ったのは次郎さんのような緊張感とかモチベーションという
のはどんどん世の中から減っているなということで、特に音楽に関して
最近そう思うことが多い。聴くほうも売るほうも。

特に売るほうは全体的に売れていないとかいう下らない理由で気合い
が入ってないな、ということをやっていることが多い。
ここで気合いとか書いているとアホのようだがモチベーションという
言葉を使うのがもったいないほど、低レベルなミスがたくさんある。

今、全部書くと問題もあるし気も滅入るから書かないけど、少なく
とも僕はそういうモチベーションの低下の影響はまったく受けてないし
関係なく頑張ろう。と次郎さんを見ながら思いました。

必要なのは厳密さだ。