2004 05 15

05 15

昼間から20時過ぎまで気合いを入れてATAK000の作曲をしてから
mariaとさやかとdior homme nightに向かう。

で、結論から言うとこのパーティーを企画したやつは馬鹿だ。
オペレーションが出来ないどころじゃないし、パーティーとしては
最低最悪の質だったと思う。
インビを1500撒いて会場を大井競馬場の近くにある倉庫にした
時点で送迎バスやタクシー会社との提携などは万全を期すべきだと
思うのだが。

会場の演出にしても、これはdior側からの指定だとしたら相当センス
を疑うのだが(っていうか多分そうだと思うんだけどね)会場で若い
男の子にスケボーさせたり、ドリンクを男のモデルにステージみたいな
ところから渡せたりするというオカマ趣味以上でも以下でもない、かと
いってカッコ良くもない小細工はともかく女性のトイレを会場の外れに
4個しか作らないせいで長蛇の列が出来たり、不必要に暗過ぎる会場
とか、phenixというスゲー下らないバンドの演奏とか(これはパロディ
にならないのです。田舎臭くて)挙げたらキリがないのだが、思った
のはエディ・スリマンという人は非常に微妙な感性の上で成り立って
いるなということで、僕は彼の服に関するクリエイションは素晴らしい
と思っているし、美意識としてナチズムを昇華させてミニマリズムと
現在のクオリティ、ディティール主義と連結させる手法は見事だと思う
のだが音楽の趣味や、例の演出、家具や内装ディレクションに関して
は?だ。
簡単に言うとAIRなんかを本気でいいと思うのは田舎者だということ
で、そこの真意は分からないとはいえそうした微妙な感性の上に
成り立っている現象として興味はある。
とはいえ結構大雑把な弛緩も感じたりもしていて、これはEUによって
ヨーロッパが小さいアメリカ的な均質化を加速しているなーという
印象とどこか重なる。

なーんて色々書いていますが、とにかくパーティーはつまらなかった。
30分くらいで早々に帰ってきました。