2004 04 26

04 26

夕方、タナカ君とデザイン・ニュースのエディトリアルの件で
打ち合わせ。

で、タナカ君とpink spider(僕がこれとサザンのことを日記で
書いたことに関するレスが非常に多いのだが、当然テレビでチラ
聴きしただけですよん。アルバムとか買うほど僕は勉強熱心でも
金持ちでもヒマでもない)と死の衝動について話しているときに
思い出してびっくりしたのは今年の1、2月頃、僕ははっきりと
死の衝動があったんですね。今思うと。ホームで電車とか見るの
恐かったし。

これは死の衝動と創作の関係が反転しているようなしていない
ような、今あまり思い出せないないんだけど、まー結構悩みも
あったしアブなかった。

で、そんなときに友達の深沢エリサが死んだりして僕は葬式で
自分でもびっくりするくらい泣いたんだけど、これは潜在意識
にあった死というものが突然はっきり現れたことに対するショック
というのも多分にあったんだと思う。それ以上に悲しかった
し、なんてもったいない人なんだろうと思ったのはもちろん大き
かったとはいえ。

なんていうことを考えつつタナカ君との打ち合わせの後、しばらく
作曲。

23:30頃CLASKAで開かれてたエリサさんのお別れパーティーへ。
mariaは手伝ってたから後から一人で行ったんだけど、うーん。
要は友達のファッション関係者のバンド発表会になってて呆れる。
要するにスタイリストとかそういうのがバンドで組んで歌ったり
叫んだりしてて、これはは本人達的には気持ちを捧げてるとか
なんだろうけど客観的に見ると公共カラオケ大会なわけでこの場合
客観的というのは非常に大事だと思う。会の主旨を考えると。
そういう表現をなさる人達よりもよっぽど多いわけだからね。
静かにさよならと思いながら、今日が共有する最後なんだなと
思って来てる人達のほうが。

ああいう空間では壁に飾ってあった今までのたくさんの写真を
ゆっくり見ることも出来ないし、それだったら時間をずらして来い
とか言われそうだが、そんなこと言われる筋合いはないと思って
しまうのは彼等のやっているバンドがセコクて発散にしかなって
いない素人丸出しのヒドイものだからで要するにプロなら自分の
専門域でやれと思うのは僕の個人的見解です。それが本当にお別れ
を言ったり追悼するということだろうと。

そういう意味で1Fで1日美容室を開いて友達の髪をひたすら
楽しそうに切っていた天才ヘアメイクのハッシーは偉いと思った。