2004 02 22

02 22

岡崎京子の小説、「ぼくたちは何だがすべて忘れてしまうね」
は面白い本だと思う。
まだ読み出したばっかりだけど。

僕は漫画は殆ど、っていうかまったく読まない。理由は簡単で
縦に読めばいいのか横に読めばいいのか分らないからで、あと
これは映画、特に特撮とアニメについても同様なんだけど目が
弱いからガキャーンとかいってコマからはみ出されたりすると
目が疲れるんですね。

と言いつつもいくつか読んだのものがあってその中でも一番印象に
残ってる、いや正確に言うと読んだという事実がはっきり残って
いる(ディティールまでは覚えてない。10年くらい前だから)のが
岡崎京子作品で多分pinkだったと思う。

キュンとするとか僕が書くと単に気持ち悪くて申し訳ないんだけど
そんな気持ちになったことは覚えていて、この「ぼくたちは〜」も
それは同様だ。けどもっと哀しくて切なくて美しい。