2004 02 01

02 01

友達の深沢エリサが死んだことを知って数日。
今日は彼女の葬儀が神谷町の聖アンデレ教会であった。

14時に始まる式に間に合うように13時頃mariaと家を出る。
神谷町の駅で久しぶりに会うジェニーと待ち合わせて教会に向かう。

式はキリスト教式で神父さんとの応唱で進んでいくのだが神父さん
の声が印象に残っている。

式の最後に参列者が順番に献花をしたのだが、順番に近づくにつれて
涙が溢れてきて止まらなくなった。
僕は自分でもびっくりしたのだがこんなに泣くとは思ってなくて、
頭の中には1/29の日記で書いたことや彼女と初めて話したときの
記憶がグルグル交差しながら心臓の上に花を置いた。

顔見るのはこれが最後になるだろうし、僕は彼女の表情が好きだった
から忘れないようにゆっくり見て大事に記憶にしまって、表情という
のは複数の顔の組み合わせではなくて無数のバリエーションから記憶
される1つの顔なんだなとか思いながら、涙で顔が見えなくなるころ
にお別れを呟いてから外に出た。

外で火葬場に向かう車を見送った後、コンポジット/インビテーション
の菅付さんと会ってお互いにやり場のない気持ちを落ち着かせるため
にmariaとジェニーも一緒に六本木のグランドハイアットでお茶。

今日の気持ちは忘れられないし、うまく書けない。
こんなに悲しかったのは久しぶりだ。