2011 06 27

06 27

昨日はATAK Dance Hall@PROGRESSIVE FOrM 10th Anniversaryに多数御来場ありがとうございました。

先ほどレーベルオーナーのnikさんからメールがあり集客人数:1006名
(出演者/関係者/スタッフ除く)ということで、公演的にも大成功と言ってよかったのではないでしょうか。

改めて10周年おめでとうございます。参加させて頂けてよかったですし楽しみました。

ライブが始まる前にフロアから野太い声で「エバラ~」とかいう声が聴こえてきたので、やばい。ギャルの嬌声が少ないなー エレクトロニカ系は僕にとってもはやアウェイなのか?などと一瞬思ったのですがw始まってしまえば何のことはない、ぐるんぐるんの1時間でしたね(10分タイムオーバーしました。御迷惑おかけしました>関係者)。

それどころか中盤のリズムコンビネーションのみの展開にもアツイ反応があって、嬉しかったでごわす。

しかし今の若いお客さんたちは知ったことではないかもしれませんが、改めて感慨深いのはPROGRESSIVE FOrMの10周年にATAKが出るというのは10年前だったら考えられないことで当時ATAKはアンチ・エレクトロニカというか、いわゆるビート+電子音みたいなフォーマットに違和感を持っていて、ノイズを含めた極めてエクストリームな方向にどんどん向っていったわけですね。

他方PROGRESSIVE FOrMはクラブミュージックと音響の融合という方向だったので水と油だったわけです。それが時間を経て10周年を一緒にお祝いできるというのは素晴らしいなと思いました。

これは10年という時間が経つなかでそうした対立軸は無効化して、多様性が有効に機能していることに気づいたということで音楽にとって幸せなことだと思います。

なんというかエレクトロニカやサウンドアートというのはダブステップやドラムンベースなどの特定のビートの種類を表すジャンル用語ではなかったが故に、テクノロジーと音楽の接着面として結構大きな音楽の受け皿になっていくのではないかと思いました。

そして僕の予想ではこれからは普通の音楽がエレクトロニカ化していく傾向は進み(これはコンピュータ使ってるかどうかとか関係ないのですが)、そのときにエレクトロニカのアーティストはどうするかということだと思います.

来年はATAKが10周年を迎えます。こちらも色々考えていますので楽しみにしててください。

そして昨日から今日にかけてATAK Dance Hallの出演で良いオファーをいくつか頂いています。
また楽しみましょうううう