2010 05 29

05 29

NIKEのMERCURIAL SHOESをモチーフにWOW(映像)とコラボレーションして1分半の映像と音楽による作品を作りました。
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で、それを新しく中目黒にオープンしたNIKE STADIUM TOKYOで8chのインスタレーション化して現在公開中なのですが
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1分半の作品は音も完全に新作、作りおろしですっ
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これはかっこいいですぞ。もうすぐwebで発表になるかと思います。
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で、そのwebで発表されるであろうオリジナルの作品をNIKE STADIUMという実空間で体験者のインタラクションによって壊す、バリエーションを複製し続けるというのがインスタレーションバージョンのコンセプトなのですが
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よくありがちなのは
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インスタレーションと銘打った謎の作品を作ってそれの収録をyoutubeでとかいうパターンですがこれは圧倒的なまでにかっこわるい:D
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オリジナルは完全にfixしたt作品で、そのmovファイル1データのみを巨大スクリーンとマルチチャンネルの空間でスクラッチする、
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つまり実空間がオリジナルデータのコピーであるというほうが絶対に良い。
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コンテンツはその場合、もとの1分半の音と映像の1データのみで、そこのクオリティが高ければ壊しても面白いものができる。
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これは最近、mouse musicという新作webインスタレーション作ったのですが、同じ考え方で作っています。
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5/21のオープニングには1000人近いお客さんが来たのですが、6/6までの金、土、日は無料で体験可能なので場所探して行ってみてくださいっ
http://nikestadiums.com/2010/05/19/nike-stadium-tokyo-opening/
http://www.veritacafe.com/news/culture/2010/05/1865/
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インスタレーションについては以下
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disassembly/reconstruction

NIKEのMERCURIAL SHOESをモチーフにWOW(映像)と渋谷慶一郎(音楽)によって制作された1分22秒の映像作品を、2×4の8チャンネルスピーカーに包囲された実空間で鑑賞者の動きによってスクラッチ、解体、再構成する。
結果的にweb上で発表される1つの映像作品の無数のバリエーションが実空間で生成されるというプロセスは通常のオリジナルとコピー/バリエーションの関係を反転させる。

sound,composition,concept : Keiichiro Shibuya (ATAK)
spatialized sound program : evala (ATAK,port)
visual : WOW
cooperated by FOSTEX COMPANY