2010 02 05

02 05

2/3の日記に緊急でupしたこれですが
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http://ototoy.jp/feature/index.php/20100205
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single file projectと言いましてアルバム単位ではなく単曲、つまりシングルで毎週1曲リリースしていくことになったのです。
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12/25,26にやったfor maria concert versionから8曲、つまり毎週金曜日にケイイチ対談でお世話になったOTOTOYで。1曲ずつ高音質配信していきます。
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ちなみに両日ともにサイデラマスタリングチームによるDSDレコーディングです。
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それをエフェクトもコンプもせず、そのままデータにしているのでめちゃくちゃリアルな音です。
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で、ですね。これは僕はなるべくダウンロードして頂きたいなと思っているのです。というのも方向としてCDからデータへというのは避けられない、というか当然の進化なのですが、アルバムダウンロードがメインとなっている現状ですと
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ダウソは儲からない、という認識がアーティストの間にも浸透している側面があります。が、これはなんとか払拭したい。じゃないと音楽業界というよりも音楽を作る側が煮詰まるから。
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で、OTOTOYは掛け率の面でも非常に健全というかアーティストに優しい。
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アーティスト、音楽家というのは現在では程度の差こそあれ、インディペンデントな側面を持たざる得なくなってきています。その中で配信の占める割合が増えないと恐らく経済的な意味で厳しい状況が極まるのは目に見えているわけで。
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その中でOTOTOYはデータ入力を代行してくれるなど極めて個人に近いアーティストでも内容によっては音楽配信が可能になるし、高音質配信が配信の可能性の中心にあるということにも共感する。
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これはCDよりも良い音をというより、重要なのはCD盤にしないならCDの音質規格に囚われることはない、ということで、レコーディングや制作を44.1khz,16bitで行っているアーティストは現在ではほぼいないことを考えると作ったものをダウンコンバートせずそのままで、というのはまっとうな方向だろう。
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今回のsingle fileというプロジェクトはシングル1曲のデータファイルをささっとアップロードする、それを聴きたい人が300円か400円で毎週聴ける、という現状のデータダウンロードというシステムと合致していると僕が思う方法で、
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とはいえデータ配信をめぐる状況は過渡期です。
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で、過渡期にふさわしいやり方としてですね、シングルのジャケットつまり毎週毎曲、購入された方は新津保建秀さん撮影によるジャケットをダウンロードできるというのをやってみました。これもオリジナルの画像データです。
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まず初回はクリスマスイヴにustしたデビットボウイのstarmanのカバーです。
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for mariaの収録曲やライブのみで未発表の曲なども配信していくので、チェキりのほどお願い致します。