2009 03 22

03 22

angel pssedの終わりをつくるのが難しい日が続いてる。更新遅れていて申し訳ない。です。
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今日は代官山UNITでクリスチャン・フェネスのBLCAK SEAリリースパーティーでゲストライブ。の日。
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15時頃会場入りしてサウンドチェック。結構手間取る。僕は高域のバリエーションが実は多い。いわゆる高周波というイメージの音は少ないと思うけど高域で重ねて作っている部分が多いからそれをcutされると違うものになってしまう。
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またビートなども周期ではないのでタイトに鳴らないとカオスになってしまう。というわけで2時間近くかかって終了。
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ライブは珍しく少し緊張しつつもなかなか面白くできたと思う。
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ステージから客席というのは実は逆行で全く見えないんだけど、時々「ヤベヤベヤベ」とかいう声が聴こえてくるときがあって、そういうときに共通した音の状態を発見した。僕もヤベと思ったんだけど。
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ノンレイヤーでワンファイルで自律的に極度な変化が続くものを単発で0dbギリギリ(つまりピークギリギリ)で放射したときに、その傾向は強い。
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言うまでもなくそれだけで40分だと全体の印象としてはなんかノイジーだったね、ということで終わると思うんだけど、複層的にレイヤーしてある部分とのコントラストで非常になんというか、やっている僕も頭がおかしくなりそうなくらい興奮することが。ある。
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つまり複層的なレイヤーは音楽的時間の持続、発展を恣意的に構成する、つまり作曲というやつなんだが、時々その恣意性を解き放つとすごく良い。ということが分かった。ということを種明かししていいんだろうか。あ、でも当たり前かもしれないしな。
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というか第三項音楽によって随分迂回して、それを発見した気がするし、線と層の関係を新しく発見できたのはすごい収穫だ。
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で、僕は死んでもみんなが気持ちよく踊れるために音楽をやります、とかは思わないほうなんだけど、結果的に同時多発的に脳が沸騰したりグラグラしたり踊ったりしているという状況は望んでいる。で、その着火点は意外と音楽的なコントロールがされていない瞬間の連続に起きるのではないかと思った。もちろん個人差は前提としてね。
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というわけで原宿のときは断片化の極致をやって今回は複層的レイヤーと自律的生成の組み合わせをやったからATAK NIGHT4 japan tourではなにをやろうか、という感じです。
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終わった後のMCは鳥肌実を完コピしたにも関わらず全くウケなかったのがショックだったけど、袖に下がったらフェネスが素晴らしかった、僕も負けないようにハードに行くよ!と言ってhugしてくれたのがよかった。
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終了後、UNICEで打ち上げの後、DVDの山口君に案内されて飲み足りない数名で代官山の名前忘れた大きいオカマちゃんがバーテンの店で5:30まで飲む。
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聴きに来てくれたみなさま、共演のフェネス、青木君、DVDのみなさま、commmons、HEADZのみなさまのどうもありがとうございました。僕は非常に楽しみました。今度からfirewireケーブルを忘れるようなバカなことはないようにします。