2008 11 04

11 04

今日でmariaの納骨が終わった。
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分骨は僕の提案で、今日はmariaのお母さんが眠ってい霊園で納骨してきた。彼女は中学のときに母親を亡くしていて、もっと一緒にいたかったと言っていたから今日、骨壺が墓の中に並んでいるの見たときはよかったと思った。
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for mariaのときからmariaの遺骨のあるテーブルで一緒にいくつか音楽を作ったりした。
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for mariaというピアノの曲は同じタイトルのコンサートの朝、mariaの31歳の誕生日に出来上がって、angel passedというストリングスのための曲はその何日か前に完成して、そのピアノバージョンは出来上がらなかった。
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早く納骨してあげたい、もっと早くすればよかったという気持ちはあったから今日が終わってほっとした。
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ただ今、家に帰ってきたときのこの部屋にはもう何もない、彼女は本当にいないという寂しさや圧倒的な空虚に動揺している。
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骨に魂が宿るみたいな感じ方はあまり好きではないし実感もないけど、何もないということ初めて知ったのかもしれない。
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もうここには何もない。きみがいなくて本当に寂しくて辛いんだ。どこを探しても見つからない。涙を止まらなくさせるのは疲れるからやめてくれ。もうこんなのはいやだし飽きているんだ。
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この部屋の空気の静かさに耐えられない。僕自身もからっぽになったみたいだ。
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すごく疲れたから旅にでたい。僕はどこに向かってるんだろう。
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今なら身軽だからどこにでも行ける。