2008 10 16

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今日は13:20から東京造形大学で講義。僕の視点からみた音楽の現状と可能性、生と死と創造についてなど。
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ちなみに造形講義スケジュ−ルですが、来週23日は休講で30日は原美術館で開催中の米田知子展に行きます。かなり僕の好みが介入している感じですが、学外でも希望の方は一緒にどぞ。13:20にエントランスでしょう。
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講義終了後、さやかと岩月さんと待ち合わせて21_21デザインサイトへ。吉岡徳仁さんのセカンドネイチャー展のオープニングレセプション。
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完成度やコンセプト、ケースの精度といった細部に至るまで、言うまでもなくフォーカスは従来的な意味でのデザインのクオリティにおかれていてそれは成功していると思います。
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が故に、というかそれを徹底することによって、表層のレベルでも意匠においてもイコン性の優位がデザインというよりも従来的な美術に接近しているのは意図的なのかどうか興味がある。
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あと天井から吊るされた30万本の白いファイバーは演出としては成功しているものの、倍とは言わずとももう少し長ければ先端の歪みというか捩じれはなく、完全な垂直の線になっていたのではないか、というのがもったいなかったです。これは仮に作品の鑑賞を多少困難にしても長くして完全な直線を実現したほうがよかったのではないかと思う。
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これはこの作品展とは全く関係ない蛇足ですが、僕は非線形のデータ使う頻度が線形のそれを使うよりも非常に高い人間だけど、非意図的な不完全さを「ゆらぎ」とか言ってある種の曖昧さによる豊かさや複雑さに結びつけて有り難がる風潮は非常にけしからんと思っています。というか僕が「ゆらぎ」という言葉が好きじゃないのはこういうことに由来していて、要するにナメていると思うんですね。
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しばらく会場を観た後、タクシーで渋谷へ。20時からet-sonaで打ち合わせ一件。23時過ぎに終了、帰宅。