2008 08 30

08 30

朝から調子が悪くなかなか動けない日。
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とか書いていて思ったのだが、以前の書き込みにもあったように僕が現状ポジティブなことをガンガン書くというのは困難なので、読んでいて辛いという方はお気に入りリストから外してもらったほうがいいかもしれない。
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この日記自体、公開で書いていてサイトの更新という目的もあるわけだけど、そもそも書き始めた理由がATAKを始めた頃というのが僕が調子悪かった時期なんですね。
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で、人は「おれ何やってんだろう?」というのが分からないときが一番落ち込むわけで、だったら何やってたかを毎日書いておけば少なくともそれは明確になるから書き付けておこう、というのがそもそもの動機でした。だからそれは今はかたちを変えてさらにその意味合いが強くなっているわけで、辛い時期の日記は読むほうも辛いものだと思う。
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ただ自分の状況と無関係なエンターテイメントをwebの日記でやるのは不可能なのと、前述したように、こういうのを読んでいると自分まで暗い気分になるという心情は理解できるので、そこは言うまでもなく選択してください。
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実際この日記のアクセス数は自分でも驚いているけど、それはある程度の正直さというか簡単に言うと仲間だから誉めるとか、よくないもの、ことはよくないと書くということをこれは自分の態度として守ってきたからだと思うわけで、それは私事でも変わらないということです。申し訳ない。
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で、今日はそんなわけで非常に具合が悪くて昼間はずっと動けないままソファにいて、夕方からPUBLIC IMAGEのためのストリングスのスコアを書き続けて、21時から23時まで家の近くのスタジオでリハーサルをして、その後病院に駆け込み25:30頃帰宅した。
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ストリングスのリハーサルはすごく久しぶりだったけど新鮮だった。僕はスコアを書くのも好きじゃないし、それを演奏する際に色々ディスカスするというやり方に飽きてというか限界を感じてコンピュータに作曲の場所を移したわけだけど、今の自分にはスコアを考えながら書いて、実際の音を聴き、それをどう鳴らしていったら良くなるか、どう書き換えたらいいかを考えるというスピードは合っていると思う。
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作曲するのも三ヶ月ぶりくらいだし、しかしこれは自分のためではなくて絶対的に間に合わせないといけない仕事なので半ば強制的に復帰したこと、それがアコースティックだったことは幸運だったと思う。偶然とはいえストリングスによる音楽の作曲をこんな状態の僕に任せてくれたデザイナーのリュウ君には本当に感謝したい。昨日のSONYもそうだが、やりたいと思える仕事を頼んでくれる人は確実に僕の救いになっている。ありがとう。