2008 08 03

08 03

葉山はさすがに空気もよく、シーンとしていているから本当に久々にグッスリ眠れるかと思ったらそんなことはなく、一番遅く寝て一番早く起きていて前田君にビビられました。
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朝の10時くらいに目が覚めて、ゆっくり支度などしてから一色海岸のBlue moonへ。
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Blue moonは毎年行っている海の家でスタッフもmariaのことを悲しんでいた。
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僕は海がすごく好きで、行くとずっと水の中にいて泳いでいるんだけど今年はなんかすごく複雑な気持ちになったし、砂浜のほうにmariaがいないというのがどうしてもしっくりこなくて何度も水から出てきてしまったのはクラゲのせいだけじゃなかったと思う。
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海や昼間の青空のような無限というイメージが今の僕にはつらい。これはすごく変化だと思う。無限に広がっていても彼女が実在しないという事実がつらいという言うべきなのかもしれないけど、すごく切なくなる。切ない、という感情を知ったのは初めてかも。
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とはいえ浮き輪を借りてボーッと海に浮かんだり、海辺のマッサージ45分をヘッドマッサージも込みで受けて至福の時間は過ごしたけど。
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前にも書いたけど波の音のランダムな反復を聴きながらマッサージを受けると、規則的なビートが人間の快感原則にある、なんていう言説の幼稚さが実感となって分かる。波の複雑な反復がもつ快感はランダムとリピートのような単純な二項対立の無意味さのサンプルだ。
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mariaのビーサンを持ってしばらく海を眺めたりもした。来週もまた来ようと思う。