2008 03 22

03 22

filmachine in Berlin repot@UPLINKの日。
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16時過ぎくらいに映像の逢坂君の家に行って(彼の家はuplinkからすごく近い)今日使う映像のチェックや編集など←何気にギリギリ進行。
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17:30に会場に行って音響やマイクチェック、照明の指定など。開場のときにうすーく少し前にATAKにリリースオファーがあったもので気に入っているのを流すことに。
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18:30から整理券配布とこの日記でだけアナウンスしたんだけど外まで列が。19:30の段階では超満員でした。ありがとうございます。
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20時からスタートして途中無理矢理休憩挟んだんだけど、かなり面白かったです。休憩挟むの迷ったもんな(←そうそう司会的なこともやったんす。慣れないのに)。
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アンドレアスもステファンもベルリンでやったレクチャーより全然エキサイティングだったと言っていたけど、僕もそう思いました。思うに批評のあり方が日本の場合かなり特殊な進化をしてるのでこうしたシンポやトークもその延長にあって、学校の発表みたいにする必要はないんですね、全然。批評が自律的であるのと同じようにエンターテイメントでもあるしクリティークでもあり、ややアカデミックでもありみたいな渾然とした感じで、しかし猛スピードで進行するというのはなかなか良いのではないでしょうか。
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これはコンサートでもそうなんですが、座っているだけで身体反応なくても集中して聞いているかとかついてこれているかというのは伝わるんですね、やってるほうには。そういう意味で非常にこの日はよかったと思います。
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まあ、もちろんfilmachineは体験しないと分からないし、だからテクニカルタームで覆い尽くすようなことはしてもしょうがないと思っていたので逆にそういうことを聞きたい人には不満足だったかもしれないけど、僕自身そういう話に飽きているところもある。
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客席も三上晴子さんや今野裕二さん、Nadiffの五十嵐さん、他にも友達多数で打ち上げも楽しかった。
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あとデヴィット・ディヒーリの通訳が素晴らしかったと思います。タイミングも含めて。
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ステファンが途中で「もう少し体験したことない人に分かりやすく話したほうがいいんじゃないか」みたいなこと言ったときに「いや、日本はポストモダン社会だからすっ飛ばしても大丈夫」とか言ってたのはよく彼と言い合ってる冗談でついつい出てしまった笑。
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しかしよく考えるとこれ相当コアなイベントですね。東京でまだやっていないfilmachineのベルリン報告、ですからね。それにこれだけたくさんの方が来てくれてしかもすごい集中して聞いてくれたというのはやってて嬉しかったです。どうもありがとう。