2003 01 29

01 29

ども、2日連続でジムに通って体が痛い渋谷です。

マシントレーニングを結構みっちりやって、腹筋なんか200回も
して、ジムのテレビで「水10」とか見てヘッドフォンから流れる
ココリコのコントにニヤニヤしながら走ってると思い出すのは
一昨年の夏の頃で、あの頃はmariaと二人で週5回(笑)、月から金
まで毎晩2時間くらい通ってて、僕はすぐ筋肉つきやすいので肩とか
盛り上がっちゃって、ピアノ弾いてるとmariaから「プロレスラーが
ピアノ弾いてるみたーい」とか言われてました(笑)。

ま、今も二人で行ってることには変わりないんですが、以前のペース
に戻そうみたいな無謀な感じにはなってないものの、このトレーニング
っていうものは結構中毒性あって、夜はジム。だから友達と約束は
しない。とかいう風になりやすいです(笑)。
多分ストレッチもそうだし、マシントレーニングもそうなんだけど体
をたくさん伸ばすっていう状態が日頃、アタマしか使ってない知的労働
者の僕なんかには(ウソウソ・笑、アタマこそ最も使ってません)非常
にいいんじゃないか、という気がしてます。血のめぐりとか、そういう
意味で。

今日も昼間はダラダラしちゃったんだけどジムから帰ってきて、maria
がチリ&ライスを作ってそれを食べてから仕事。っていうペースは
結構いいです。

あと、この日記の愛読者(笑)の佐々木敦さんから26日の日記を
見てメールが来てて、佐々木さんもsputnikの演奏の後、テイラー
に初期のライリーみたいだったって言ったらしいんだけどなんと
テイラーはライリーを(なんて書いてるとシリトリみたいですね、
テイラー→ライリー→リー君、みたいな・笑)殆ど聴いたことなかった
らしい。です。

で、佐々木さん曰く
ソフトウェアがある程度以上進化して以後、 音作りを突き詰めて
考えようとすると、より複雑にっていうベクトルと、よりシンプルに
ミニマルに、っていうベクトルの両極に行かざるを得ない部分があって、その中でミニマル・ミュージックが経過した歴史を知らずにトレース
してしまうことがあるのかもしれないけどそれは、決してネガティブ
な意味ではなくて、むしろ面白いことだと思う、とのことでした。

それは僕もまったく同感で、結局現状のソフトウェアで音色的な部分
はかなり磨けるので、音楽の情報量として音色的洗練と構成の複雑性
を同居させると相殺してしまうということが起きてて、かなりフォーカスしないと音楽的にはダメ、というものが出来やすくなると思うのです。
で、歴史との距離っていうことで言えばすごく知ってるのと知らない
のは近くてちょっと知ってるのが一番ダメっていうこともはっきり
してて(笑)、芸大なんかでも大して勉強してないヤツに限って
「やっぱ下手に音楽史とか和声とか知っちゃってるから縛られるんだよ
なー」なんてボヤいてるのび太みたいな人も結構いたけど、そんな
ことは無くて、血肉化してると結構距離感は自由でいられるっていう
か、ま、実際僕は音楽を作る際には無意識的、直感、快楽的にやって
こうと思ってます。なーんて(笑)。

じゃ、皆様loopで。