2003 01 21

01 21

夕方、mariaとレナちゃんと3人でNEIGHBORHOODの展示会へ。
いわゆる裏原(なんていう言葉が古かったら恥ずかしいな・笑)に
あるショップの中でNEIGHBORHOODは結構好きで、レナちゃんから
展示会行く?って誘われたのでワァーイっていう感じで行ってきました。

ベースボールシャツとかTシャツはやはり良くて、うーんNumber
(N)ine between APEっていう感じで世相の勉強にもなるし、いくつか
つけてきました(笑)。
NEIGHBORHOODは原宿行ったときとか時々覗くんだけど、広い店内に
殆ど商品が無いっていう状況しか見てないから、こんなにたくさん
アイテムあるんだーと思ってびっくりした。
mariaもレナちゃんも結構つけてた。

ファッション話つながりだとフラワーの松井龍哉さんが某有名ブランド
のマル秘プロジェクトに僕の音源使ってて、今後がすごく楽しみ。
ちなみに松井さんと同じくフラワーの中三川君は徹夜のまま大阪に飛び、
クロエのウィンドウデザインの撮影に立会い、大阪→成田→ロンドン→
パリと移動してマル秘プロジェクトのプレゼンという鉄人スケジュールで、フラワーの下の階で働いてるさやかが聞いた噂によると徹夜明けの朝、徹夜ハイとあいまって、「ATAKすげぇ〜。。。!!!!!」って猛烈興奮しながら旅立っていったらしい(笑・以上さやかからの報告メール
を多大にpasteして構成しました)。

で、その後mariaと渋谷のタワーレコード行ったら偶然大学の時の
作曲の先生の小鍛冶邦隆氏に会う。
すごく久しぶりなんでびっくりしたんだけど、彼はクセナキス作曲
コンクールで1位を取ったり、作曲をメシアンに指揮をチェルビダッケ
に師事っていう、すごいエリートっていうかアカデミッシャンで大学
時代は随分論争(っていうか喧嘩ですね・笑)もしたんだけど、今
考えるとそういう抑圧は非常に正解だと思ってる。
というのも「自由に作曲していいんだよー」みたいな教授っていう
のも結構いたんだけど、まーでもそれならいる意味がないんですね、
当たり前だけど(笑)。
彼は西洋音楽の伝統っていうのを非常に保守的、かつアカデミックに
継承してるっていう自負があったわけで、それが自分のスタンスと
直結してるが故にハンパない抑圧でもあったんだけど結果として、
彼の弟子って、卒業しても殆ど作曲家になれない(笑)芸大出身って
いうなかでは珍しくやってけている人が多い(僕も含めて。おこがましい
ですが)。
いや、今日聞いてびっくりしたのは僕の下の門下生で本多君っていた
んだけど(何となく覚えてる。くらいです。)彼はチャンチキオケサ
をベーシックにしたチャンチキトルネードっていうバンドをやってる
らしい(笑)。鶴見も小唄とか取り入れて現代音楽やってるし、まー
単にアカデミズムから頭皮、じゃなかった逃避してるっていう説もある
けど(笑)その反動が原動力になることもあるわけで、教育(っていう
ものが音楽でどれだけ重要か僕はひじょーに懐疑的だし、今や有効じゃ
ないと思ってる。結構勘違いしてる人も多いと思うんだけど、僕はいわ
ゆる西洋中心主義的アカデミズムの世界では元々、非常にアンチアカデ
ミズムなスタンスでした)というものがもし存在するなら抑圧もその
効果として結構有効だなーと思いました。今日。