2007 07 05

07 05

そうそう、結局明日から始まるストローブ=ユイレ@YCAMに行くことにしたのです。で、その前日つまり今日に京都の大徳寺で坂本龍一さんと高谷史郎さんがライブやるので、それに寄って一泊してから山口へ、という小旅行コースにしてみました。
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最近国内移動が多いのですが、ネットが簡単に繋がるのはホントにいいですな。あとバックパック収納とか上手になってきてて、格安チケット使いになってます。格安チケット屋は楽しいのです。今日も正午に出発してまず行ったんだけど東京から京都まで新幹線を普通に指定で買うと13520円、格安チケットだと12600円くらいで、まあそんなもんか、というかこのくらいだとわざわざ行く必要ないなという気がしますよね。しかしグリーン車で12800円とかあるんですね。グリーンは座席広かったりかなり快適なのでグリーン2枚を買って出発。mariaはかなり驚いてましたが、渋谷近辺に在住の方にはオススメです。道玄坂の109の筋向かいあたりのエクセシオールの角を左に入って右側の携帯とか売ってる店です。
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新幹線の中でYCAMで観るS=Hの「労働者たち、農民たち」のプロット読みながら爆睡してあっという間に到着。まずホテルにチェックインしてから大徳寺へ。
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ライブは大徳寺の中の養徳院という普段は一般公開されていない場所なんだけど見事な庭でした。完璧に手が入っている造作と完全に無雑作にしてある部分がごく近くで対置されてることが多くて全体として調和と非調和のギリギリのバランスが均衡している。そこの庭にモーター付きの鏡が三面用意されていて、それを高谷さんがコントロールするんだけどプロジェクターではなくという選択は大正解だと思いました。プロジェクターうるさいから場所にそぐわないし空や庭の断片が見えたり見えなかったりというのはよかった。音楽も非常に素晴らしかったです。最初の数分は聴こえるか聴こえないかギリギリの極小音で始まって環境音を加工して薄い音が膜のように重なったりずれたりという感じで時々ピアノの断片が入ったり。持続音のレイヤーが美しくて非常に好みでした。常々思ってるんだけど持続音に関してはコンピュータは非常に有効だし、新しいことが出来るとすれば持続音のずれとかこすれの中から生まれるリズムでしょう(ここ大ヒントです)。
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終了後にその場所で打ち上げがあったんだけど、ここは東京か?というくらい友人多数。YCAMの阿部さんやICCの四方さん、サンレコの國崎さんが揃うと特にで、バラッドの佐藤さんもいるし。元SWOの古館君に久しぶりに会ったり、ダムタイプのまみたんと知り合ったり。坂本さんともジェネレートと現実音、複数の層と時間、GOLDとバロンなど色々。
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二次会は高谷さんの先導で吉田屋に10人くらい。ワイン飲み過ぎ、高谷さんおもろすぎ。27時頃解散。