2007 05 15

05 15

サウンド集中講義@芸大新港校舎の2日目。途中から藤幡さんも同席。
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欠落が大事だという話、揃っていてはいけないとかピエール・ブーレーズの最新作のヤバイ箇所とその理由など。これらは書くのが面倒なので以下講義メモから。
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多層レイヤーによる音楽の例:
俯瞰的視点による構築=ligetiのlontano
同系の音色による即興によって=GOEM:abri #1、ONKO
グラフィカルな配置によって=alva noto:proto type
音楽外の時間構造の応用によって=XENAKIS Metasisnas

線的な持続と変化による音楽の例:
ラーガの即興モデルに基づく作曲:高橋悠治「7つのバラが薮に咲く」
最終的にコンピュータによらないランダムエラー:刀根康尚

装置へのアプローチ=vendingの流れ。
プリペアードピアノやthomas blinkmanのklickもそうではないか etc…

音楽の三要素=リズム、メロディ、ハーモニーと言われているがががが。

リズム:打つ、繰り返す、止まる。
メロディ:非反復的事象、うつりかわる、
ハーモニー:意図的な音程の組み合わせという概念から逸脱して考えてみる。組み合わせのパターン