2007 02 03

02 03

荒川修作さんが作った三鷹天命反転住宅での荒川修作+池上高志の公開対談(オブザーバーは鈴木健)へ。
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到着が遅れたので全部は聞けなかったんだけど、免疫系の話は非常に面白かった。というか池上さんが免疫系の話をすると荒川さんが異常に反応するのが面白かった。
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終了してから荒川さんと話したんだけど、わたしは永遠に生きる。と言ってるだけあって非常に若い、というか非常にどころではなく異常に若く、好奇心も強いことに驚く。話を聞いていると論理的には50%くらい違うんじゃないかと思うこともあるし、いや、それはそういうことじゃなくて、とかいうこともあるんだけど、永遠に生きると言っている人がホントに若いのは信用できる。論理より事実を生きるほうが楽しいし大変だから。
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filmachine phonicsもその場で聴かせたんだけどしばらく聴いた後に「いいよ、これはいい。スタートとしてはかなりいい!しかしこれを感じられる環境を作らないといけないんだ!!!!」と言っていて、「いやこれは実は最初はインスタレーションでこういう環境だったんですが」とか言ってる途中に「わたしならこれに合うダンスを作る。例えば絶対に前に歩かないダンスとか」とか言いながらホントに後ずさりして柱に隠れたりしたのは面白かった。
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荒川さんのように正解とか全体という意識がない人は実は少ない。非常に楽しかったです。僕は初期のドローウイングとかすごく好きで「あれ、すごい上手いですよね、あれ見ながら音楽作ったりしましたよ」とか言ったら「いや、もう芸術はやらないんだ」とか言いながら照れたような笑みがこぼれたのがよかった。いつか何か出来たらいいな。
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会場にはlee君、かなみちゃん、さやか、成田君、kskなど友達多数。lee君達と帰途へ。
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一度帰ってからmariaと代官山のAIRの上のFRAMESヘ。
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apple store銀座ですごく世話になったマキコちゃんがもうすぐアメリカ本社に転勤になるのでそのお別れ会。
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今でこそapple銀座のシアターで音楽イベントは盛んに行われているけど、本格的なのは3年くらい前にやったATAK show caseが初めてなんですね。これはマキコちゃんがappleの銀座のシアターのオーガナイズを始めたから出来たことで、非常に思い出深い。ちゃんとPAも入れて(途中で電源落ちたけど)たくさんも人も来て、というのはお互いに非常に励みになったというかステップになったし、それ以外にも色々協力してくれた言わば恩人で友達なんですね。
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で、2/9(金)に久しぶりにサウンド&レコーディング誌のイベントでapple storeに出演しますがこれがマキコちゃんの日本で最後のイベントになります。2/10出発だから。
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このイベントについては改めて書くけど良いイベントにしたいなと思ってます。filmachine phonicsのプレミア試聴会で、シアターでトークの後にfilmachine phonicsが全曲収録されている84台のipodを配布して暗転の中で全員で同時に聴くということになります。なので先着84名で、これはシアターの椅子に座って聴いて欲しいという理由からです。ぜひいらしてください。