2006 06 10

06 10

結局一睡もせずにuplinkコンサートの日。
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朝10時という普段なら確実にベッドの中にいる時間に東大のいつも音楽作っている研究室に行き、maria、エバラ君、大海君とコンピュータ、Huronなど搬出。予約しておいたタクシーに積んでuplinkへ。
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11時搬入のはずが10:30頃着く。躁病かぼくらは。
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11時からmusikのスピーカーなど搬入。会場の一切のものは使用しないのでuplinkのスタッフが全部外に出してたんだけどこれが結構大変だった。結構モノあるから。
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一睡もしていない、というのは結構フラフラするもんでコンビニで買った360円のドリンク剤をゴックンしたりしながらセッティングなどしていたら
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uplinkにビラ配布で来ていたらしき映画を作っている青年にサインを下さいと言われて書いたら「すいません吉田監督へって入れてください」と言われて監督という漢字が書けないことに愕然としました。
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なので吉田カントクへ。と書かせて頂きました。上映、成功するといいですね。
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そんなこんなでセッティングに戸惑いつつ、というかやはり立体音響というのは場所の残響、スピーカーの配置などがかなり繊細な影響を持つものなのでかなり苦戦しながら、14時過ぎた頃からは焦りもあって急ピッチで色々試行錯誤。やはりPAモニターじゃないから繊細なニュアンスは伝わるものの、音圧が足りないのでスピーカー間を狭めることに。
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タイムロードの久保さんからapiの8chミキサーを借りていたのは正解でした。リミッターが非常に有効で。
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musikはすぐピークつくから。これはモニターとして使ってるときはすごい長所なんだけど。
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で、このイベントは100名限定だったからあっという間に定員になってしまって締め切ったんだけど、やはり100人一度に入れると大変なことになりそうだったから50人づつの2部制にしてもらったんですね。
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で、今日のこのスピーカーの配置だと中に50人も入ったらギュウギュウなので急遽30人ずつくらいの3部制に変更してもらいました。入れ替えなどスムーズにしよう、ということで。すんませんでした。
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今回のコンサートは立体音響使っているので音の動きまで全部作曲してあるので完全fixで、スタートボタン押すだけ。なんですね。NUENDOの。
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1部目は何も説明しないで始めて、30分で終了。非常に評判良くて嬉しい。
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ただ、意図とか説明したほうがいいなと思って2部の前に動いたり聴く高さ変えたりしたほうがいいかも、とか言ったら曲の途中でみんなノソーって立ち上がってたのが面白かったです。
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ホントはあまりにもみんな立ち上がると音吸っちゃって音像移動の効果が半減しちゃうんだけどね。
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だから3部目は立て膝くらいがちょうどいいと思うんだけど、それもつらいだろうから横の人に触ったりとかさ、とか言ってみたんだけどさすがにそれはなかったっぽい笑
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無事に3部目も終了。内容は非常に満足でした。
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素朴身体性批判って前に書いたのはツマミひねったら音が変わるとかさ、ブッ叩いたら音がデカくなるとかそういう原初的パッションに回帰するんだったらコンピュータの必要ないんじゃない?っていうことで、今回の場合僕は何の操作してないけど音がこれだけ身体性ある、というか動きを伴ってたらそのほうが興奮するんじゃないかと思ったんだけど。これはライブの説明のときも言ったんだけど。人智の及ばない音の運動や速さ、というのはあるはずだし。
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6/19に東大の第三項音楽進化論の講義でコンピュータとダンスで即興のセッションやることになった山海塾のトチアキタイヨウさんも来てくれて、紹介してくれたマイちゃんも一緒にカフェで雑談。
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しかし疲れた。朦朧としているなーあと8時間くらい起きてたら確実に発狂するな、とか思いつつ今日はこの後重要な打ち合わせ+親睦会があって。ですね。
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全部撤収して東大に戻ったあと、田町まで行きました。
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これ、何の。とかまだ書けないのですが、自己紹介などして(これ苦手なんだけどさ笑)色々親睦を深めたりしつつ、気が狂わないようにかつ眠らないように乗り切りました。
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帰りは池上さん、maria、大海君と東京タワーの近くまで歩いてから電車で帰宅。
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とにかくuplinkは終わった。来てくれたみなさまどうもありがとうございました。感想メールなどもどうもありがと。僕も楽しかったす。