2005 06 02

06 02

昼間、以前日記で映像アーティストを募集したときに応募してきてくれた逢坂君と久しぶりに再会。彼は最近NYの映画学校を卒業して帰国、この夏から東京に住むことになったので今日は知り合いの不動産屋を紹介してあげることに。ちなみにこの不動産屋はコワモテなのだが面白い人だ。一つ、物件を一緒に見た後にお茶、他の不動産屋にも一緒に入って事情を説明したりしたところでタイムアップ。今日はたくさんやることがあるのです。で、その後HEADZに寄って006のサンプルを渡し、千駄ヶ谷でTrovataのサンプルセールへ。Trovataはメンズは2〜3枚しかなかったので僕は何も買わず、mariaがミニスカとかTシャツを買ってた。

で、その後銀座のapple storeで開かれていた日本版のitune music storeの説明会へ。非常に興味深い。aacはまだ途上の圧縮方法であることは前提として、これが規模を拡大した結果、アメリカではCDの売り上げは上昇している。同時にダウンロードのシェアも右肩上がりだ。つまりダウンロードが主流になるとCDは売れなくなる、という非常にありがちな恐慌不安のような妄想はやはり現実ではなかったわけで、この現在に数ある楽しみの中で音楽を聴くということを積極的にチョイスしている人間にとって摂取の方法の多様化は重要で有り難い(僕にとっても)。同時にitune music storeで聴いてみて良かったからCDで買って聴いてみよう、という成熟した(と言っていいと思う)聴取層は確実に存在している。また、CD1枚約2500円というのは試聴が出来ない場合非常にリスキーだ。常々思うのだがCD屋に言ってCD2枚買うと5000円、聴いてみて2枚ともハズした場合に足が遠のくのは仕方がない。特に供給過多の産物のような手抜きCDなどに当ってしまった場合、確実に次の購買意欲は殺がれる。なのでitume music storeのようなシステムは音楽に接触する選択として非常に有効で、1曲約150円(少し高い)でダウンロード、試聴できることによって選択の精度は上がる。はずだ。もちろん問題もいくつかあるのだが(特にアルバムというものに接触する過程で)ATAKでも積極的に対応していこうと思っている。