2005 04 20

04 20

明後日までに曲を完成させないといけない。ので昼間、ジムにも行かずすごい勢いで仕事。19時まで一気にやってタクシーで恵比寿のリキッドルームへ。以前アレンジやったことがあるThe Boomというバンドの宮沢さんからイベントの案内が届いていたので久しぶりの逢瀬も兼ねて行ってきました。

到着して初めて知ったんだけど、えーと最近「島唄」って色んな国で歌われてますよね、その歌っている人達とか宮沢さんの友達のブラジルのミュージシャンを集めたフェスティバルのようなものだ、ということでこれは中々面白かった。特にマルコ・スザーノはすごい。有り得ないリズム感。バンディエロ(タンバリンのような楽器)のソロのアルバムとかあったらいいのにな。あのズレをキープしたり戻ったりという技術と感覚は非常に興味深い。

んで、宮沢さんの出番までまだ当分ありそうだったので楽屋に行くと久しぶりだったの非常に驚かれてしばし近況報告。fernando mouraというブラジルのキーボード奏者・プロデューサーを紹介されたんだけど非常に気が合ってしまってしばらく話し込む。彼は色んなオーガナイズとかプロデュースやってるキーパーソンらしいんだけど「日本のポップミュージックどう?ボーカルのメロディしか聴こえないでしょ、言葉と。有り得ないミックスが多いしどっちも嫌いなんだよね・笑」「あ、オレも。ブラジルでバンドやってるけどそれは当然ボーカル無しだよ(と胸を張る)」「あ、それはいいね。でもミュージシャンって特にストリングスなんて年とってスタジオの仕事が増えるとどんどん下手になるでしょ。だからっていうわけじゃないけど僕は全部コンピュータでやってる」「それはまったくそうだな。ジャンルも国も問わず下手クソが多いからね、何回も同じとこ弾かせたりするのはホントにたるいし、なんでこんなことしなくちゃいけないんだよって思うね」みたいな話をゲラゲラ笑いながらしてたんだけどブラジル系の人は英語も聴き取りやすく、テンションが合うので非常に楽しい。お互いのアルバムをトレードして連絡取り合おうっていうことで「オマエみたいにはっきりモノ言う日本人は初めてだから忘れないよ(また爆笑)」と言われる。

で、イベントは22時終演とかなので中抜けして恵比寿から神谷町のラフォーレミュージアムへ。lad musicianの2005A/Wのコレクションを見る。会場はすごい人。知り合いもたくさん。膝丈コートとショートの1つボタン多し。終了後、また恵比寿に戻ってイベントの続きを見る。fernandoのキーボードは非常に上手。和声感も近いものを感じる。リキッドはちょうどいい感じのキャパですな。