昨日からYCAMに来て、制作してるんだけど東京を離れるとほっとする。
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追われる感が減るというか、実際問題としては携帯にしてもメールにしても距離的な拘束やリミットは関係ないんだけど、この違いはなんだ?というくらい集中できる。
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やはり年のある部分は東京から離れて制作しようかな、とか考えてしまう。
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あとやはりYCAMの施設としての素晴らしさが安定感さえ伴ってきているというか
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セミトラ展
http://www.ycam.jp/art/2009/04/semitra.html
や
僕とevala君のfor maira installation version
http://www.ycam.jp/art/2009/04/-evala-for-maria-installation.html
が無料で体験できて、
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映画館ではオリヴィエ・アサイヤス監督特集やストローブ=ユイレやジャン・ルノワールの特集もやっていて広大な図書館もあるという空間がなぜ東京にはないのか?という事実を前にすると、
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やはり東京は均質性が前提になるのと土地によるコストがかかり過ぎるという部分が大きい。
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つまり上記したYCAMのコンテンツはインスタに関してはATAKと関係のないものはなく、映画に関しては僕が嫌いなものはなく、という
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簡単に言うと僕と阿部さんが好きなものが似ているというのは言うまでもないとして、色々背景にあったとしても好きだからやる、という一貫性を保持できるという意味で強度はこういった偏りしか生まれない。
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みんなの満足とか視点が常に幽霊のように付きまとっていて故に中途半端なイベントが乱発している、というのが東京の現状のある側面だろう。
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まあ疲れているのかもしれないなあ。
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などとぼんやり思いながら音を作ったりエバラ君の素晴らしいプログラムをCチェックしたりしつつ2日目終了。ほぼみえた。
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夜は名前失念の、でもこの前のAN4の打ち上げできて刀根さんが下ネタ連発してた和食屋で食事。ダッサイという山口の日本酒を飲む。美味しい。
今日からYCAMに来ています。
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for mariaのインスタレーションバージョンというのを中庭に展示するためで、これは来年の2月まで常設される。
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あ、そうそう。昨日青山ブックセンターに池上高志+茂木健一郎のトークイベントを観に行きまして
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僕はあれこれ忙しくて1時間ほど遅刻していったので前半の話を聞けなかったのでイマイチ、文脈。というやつが掴めてなかったのですが
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印象に残ったのは茂木さんがある種のアカデミズムの底辺から突端までを貫通させたいというようなことをちらっと言っていたことだったんですね。
__
で、後半に客席にいた港千尋さんが壇上に呼ばれて、その後、僕も壇上に呼ばれて四人並んでトークと相成ったわけです。
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それで、どうですか?今の話はみたいなことを聞かれたので、単刀直入にさっきの話の続きを聞きたいと思ったので聞いてみたんですね。
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つまり、茂木さんのレンジは今やものすごい広いわけで、恋愛本からヒラメキ脳とか、とにかく著書も読者も膨大なわけです、知っての通り。
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で、これは自分の本当にやりたいと思っている研究のテストケースとして裾野を広げるという長期的な戦略なのか、つまり100万のパイを持つことが研究に使えるという可能性は僕は否定できないので、そのつもりなのか、
__
それとも単にマーケットの要請に応えているということに過ぎないのか、というのが僕の質問の主旨で、どうも日本批判とかある種の嫌気のようなものが彼から感じられたので、気になって聞いてみたんですね。
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で、まあ、なぜか遮られたりしたのもあるのですが、周囲が急速に気を遣い出してですね笑、うやむやになって文脈が読めてないとか言われたりしたのは残念の極みでしたな。
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というか当然、ほとんどの人はその部分は聞きたいわけでしょう。しかも僕は批判でも何でもなく、そこは本質的なので質問したに過ぎないのに、文脈がどうとか周囲に言われるのは心外でしたね。打ち上げでは楽しく飲んだり食べたり飲んだりして帰ったのですが。
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でも、文脈やルールに乗っ取った良質な何か、というのが場所を確保し続けられる時間はそれほど長くないと思っているのと、なぜもっと戦略に対してオープンな議論が出来ないのかというのは不思議なところで、
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音楽はある意味、戦略のようなものと無意識の混合が前提なジャンルなので、それに対してオープン過ぎるのはいわゆる文化人やアカデミッシャンに比べて僕が音楽家であるということによる部分が大きいのかもしれない。
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しかし、渋谷のように文脈を壊す人は貴重だと思うよ必要必要!とか言われたりしましたがそういう問題じゃなくて笑、僕だっていくら言いたいことを言っても所詮その良質と言われるような文化の文脈の中に位置づけられているに過ぎないわけだし、
__
そもそもトークイベントというもの自体、そういう文脈にいる人で構成されていることがほとんどなわけです。全体からみたら。で、そこはもはや安住の地ではない、ということを前提にもう少し本質的に話したほうが有意義なディスカッションでありショーになるのではないかと思っています。
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ちなみに表紙を外された笑、次号のサンレコではその辺から生い立ちまで詳細に語っていて、僕はその校正をしなくちゃいけないのに逃避してこれを書いている、なぜなら表紙を外されたから、という次第です笑
- araki / Wed Sep 30 23:05:01 2009
少し話しがズレルのですが。システムから抜け出たのか。出ようとしているのか、抜け出た風なのか、フリなのか、高城剛という人が個人的にとても気になるのですが。 そこはもはや安住の地ではない という言葉は、かなり 渋谷さんと近いものを感じたりするのですが… 渋谷さんは その全メディアを含めた上での彼をどう感じるか、かなり聞きたいです。(職務質問的で申し訳ないです。)
- shibuya / Wed Sep 30 23:39:55 2009
いやー会ったことないから分からないですね。 全メディアといっても僕はほとんど雑誌もネットも決まったものしか見ないので。ただ安住しているかどうか、というのは意識の問題とかいう生易しいものではないです。
- araki / Thu Oct 1 00:18:36 2009
今度は田原総一郎的で、申し訳ないのですが… 安住が生易しいものではない というのは理解できますが。 ともすると、 時代は 文化人だとかアカデミズムを必要としない(個人主義に入ったということでもあるのでしょうか?個人的には 茂木さんの 脳科学 という 脳という未だ分かっていないもの を分かった風な感じが大嫌いで ああいう 類の 本を読むくらいなら、僕は 面白い漫画を見たいのですが… それでも、脳を語っている人が 文脈が おかしいとか言っていると 僕は、変態気質なので 非常に面白くなってしまうんですが。
- shibuya / Thu Oct 1 10:44:34 2009
時代は文化人だとかアカデミズムを必要としない、とかはよく言われたりしてますが、それもナイーヴな解釈に過ぎなくて実際は時々に応じて必要とされる人が細かく入れ替わり、稀にずっといる人もいるというだけでしょう。僕は漫画は縦に読むのか横に読むのか分からないので読めない、から文脈以前に脳を調べる必要があると思っているのですが。
ああ、そういえば
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昨年、アメリカのクリエイティブコモンズとロサンゼルスのdublabレーベルが組んで、Into Inifinityというリミックス・プロジェクトを開催したそうで
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IntoInfinity 公式サイト:
http://www.dublab.com/intoinfinity/about.html
サウンドとビジュアル双方のアーティストに参加を呼びかけ、8秒の音源ループと12インチのイラストを提供して頂き、それら全てにCCライセンスを付与することによって誰でもそれらのソースをダウンロードし、新しい作品を作って
発表したりミックスしたりできるようにしました。
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8秒のループ提供しました。Caで自律的なリズムを持ったループでかっこいいと思うので気が向いた方はなんか作ってみてください。
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for maria concert version、早速の申し込みありがとうございます。これ、全公演コンセプト違うんですよね。場所に即してなのですが。
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で、プログラムもそれによって変わってくる、もちろん東京の2日間などは全く変えてみようとすら思っているので、楽しみにしててください。
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全部書いている余裕ないのですが名古屋はPA無しで完全暗転、ですね。
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んでは。
for maria concert version Keiichiro Shibuya playing piano solo tour 2009
予約開始します。詳細は後ほど。
http://atak.jp/reservation
- diefor / Mon Sep 28 22:57:39 2009
福岡公演、早速3枚予約させて頂きました^^ 12月11日ROOMSでお会い出来るのを楽しみにしています。
- shibuya / Tue Sep 29 11:30:40 2009
ありがとうございます。詳細について書きたいんですが、YCAMでインスタレーション作っててなかなか時間がとれないんですよね^^ ただ、全公演別コンセプト、別プログラムでいきます。
- shibuya / Tue Sep 29 20:24:29 2009
いやはやfor maria instalation version、かなりいいですよ。
昼から電話、チャットでミーティング数件。
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その後、ベーゼンドルファージャパンで打ち合わせ一件。戻ってからevala君とYCAMでやる「for maria instalation version」の作業。
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こうやってfor maria、というかmariaのプロジェクトが出来ていくプロセスというのは救いだ。
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maria、という言葉を電話やミーティングで口にしている回数がすごく多くなっていることによって、抽象性の中に彼女を留めるのではなく、進行形の中に一緒にいる気がする。
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アルバムのfor mariaも非常によく売れていて嬉しい。
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作家の平野啓一郎さんがこのアルバムに寄せてくれたコメントを載せたい。
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「ATAK015 for maria」、気に入ってずっと聴いてます。
すごい作品、作っちゃいましたね。
「響き」の部分で起きていることと、「タッチ」の部分で起きていることとが、すごく緻密に、ある意味明快にデザインされていて、こんなにピアノという楽器の「かたち」が鮮明に浮かんでくる音楽は、ちょっと聴いたことがないです。
奥に向かっていくパースペクティヴをむやみに広げようとしないことで、前で起きていることが見失われないのかなと思ったりしましたが。
僕が嫌いなタイプのスノッブな「音響派」は、結局、「タッチ」の部分が「響き」の部分を操作するインターフェイスとしてしか捉えられてなくて、だから時間をくぐり抜けてそれをじっと聴いているのが退屈なのですが、渋谷さんの今度のアルバムは、響きの部分が独立して演奏されているかのように、タッチの部分と有機的に関連していながら、時系列の因果関係(タッチ→響き)を感じさせない。
そこのところがどうなっているのか、僕には分からないけれど、時々、鍵盤が押さえられる一瞬前からもう何かが響き始めているような感じがします。
だからこそ、メロディが立つというか。不思議ですね。直前に鳴っている音との相関性のマジックなんだと思うけど。
あと、やっぱり、人間の認知が無理なく着地できるメロディーやリズムのレイヤーが、リニアな時間の流れの中でスムーズに持続できるようにデザインされているところに技を感じました。そこを雑だと現在提示するのは難しいというか、本当にみんな聴かないから。
何て言うのか、マリアさんの存在があって出来上がったアルバムだとは思うけど、音楽がそこに寄っかかっていないところも尊敬しました。
宮本武蔵の「神仏を尊び、神仏を頼まず」(笑)じゃないけど、彼女をリスペクトしつつ、音楽が彼女に依存していないところに素晴らしさを感じます。
当たり前じゃんという話かもしれませんけど。
とにかく、傑作をものにしましたね。
平野啓一郎
朝11時からラフォーレミュージアム原宿で打ち合わせ。
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が、その前に電話ミーティングが終わらず遅れる。
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その後、ATAKマネージャーのさやかと632でミーティングなどしつつランチ。最近このパターン多い。
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632は有機のサラダとパンがついてきたりするのが良いのと天井高いのもあって気分よい。
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17:00から同じく原宿でミーティングがあったので、その間新宿に行きタワーレコードで自分のCDをチェックしたり(大展開ありがとうございます)
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バーニーズでodynvovkをチェックしたりしてから原宿に戻る。odynvovkは非常に珍しい男子スタイルでいいな、というLAのメーカーで、ファーストコレクションのルックの作り方からセンスあるなーと思っていた。
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あと本屋も寄り原宿でミーティング。しかし疲れたのでアシスタント募集を決心する。もうちょっと限界す。
久々のオフ、なんだけどやること多過ぎて全くそんな気がしない。
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と言いつつオフらしくというか何というかランチの約束などが急遽決まって表参道に。
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@beaconで10年来の友達と。なかなか珍しいシチュエーションでした。一人は子供連れてきたりしてて。
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0歳の男の子を連れてきた友達(♀)には顔がやらしい、娘だったら会わせないなどとひどいことを言われのですが、まあそういうことは最近よく言われているので気にせず、
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ものすごいボリュームのアメリカンスタイルのランチを食べたらその後1日何も食べたくなくなるくらいもたれた。。
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帰りにタワーレコードでantipop consortiumが復活しているのを知って即買い。全然知らなかった。
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前半、特に1曲目かなりカコイイ。後半はヒプホプらしく捨て曲ばっかりですが笑、前半だけでもオススメです。
2時間で時間が出来たので会期終了間際の名和晃平展@メゾンエルメスに行く。
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すごくよかった。同時に色々考えんだけど、書くとすごく長くなるので省略。とはいえ見に行けてよかった。
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えーとまたまた掲載情報ですが、以前も書いたnobody issue31に特集で載っています。インタビュー10Pなのでかなりボリュームあります。田口寛明君によるATAK NIGHT4@UNITのレビューも秀逸で、読み応えあるかと思うのでぜひ。
__
しかし、本特集は「俳優とは誰か?」ということなんですが、顔力といいインタビューの密度といい萩原健一さんが圧倒的に優位で、これかなり面白かった。
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生命線に関わっている分析力やロジックというのは自然なんですよね。これ、すごく当たり前なんだけど、全体的に低下している気がする。つまりサバイヴ本能が低下している気がする。
朝10:30から池上高志研究室の大海君の結婚式に出席。
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大海君は第三項音楽プロジェクトのメンバーで、僕が使っていてリリースするするといってしない第三項音楽の音色生成プログラムも彼が書いた部分がすごく大きい。非常に不思議な能力のある人なんですね。
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で、僕はいわゆるフォーマルな結婚披露宴というものに出席したことがなく、スーツはそこそこありますが、ネクタイは黒しか持っていないので前日の夜中に友達に借りたりして急場を凌ぎました。
__
で、式から披露宴まで池上さんとevala君と同じ席という狂った設定で、池上さんはスピーチでパワーポイント使って祝辞というか第三項音楽のプログラム走らせながら、何事も不安定性が大事なんで結婚生活も不安定性に耐えてどうのこうのというとんでもないことは言い出すわ、
__
僕はピアノで1曲お祝いさせて頂いたのですが、大海君の分かりやすく幸せそうなというかリラックスした顔が見れてよかった。
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帰りにニドカフェでお茶。さやかも合流してATAKの書類にハンコなど押した後、リックに寄って帰宅。
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えーと掲載情報です。2誌ともロッキンオン関係ですが
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CUT誌とROCKIN'ON JAPAN誌にレビュー載ってます。と言うとすごく驚かれるのですが載ってます。
発売になったSWITCH誌にインタビューが掲載されています。
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見開き2Pで、新津保さん撮影による写真も。チェキってみてください。
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昨日書いてたmumの一番新しいアルバム聴いたらすごくよかった。音の境界がないというか。進行はシンプルでも重なり方の複雑さと単純さに意図/偶発的なものがバランスよく混ざっていて。
えーと、ひさりぶりです。いや、ものすごく忙しくてですね、全く日記とか書く時間がなかった。
__
19日のタイコクラブでは相対性理論のサポートキーボードとしてローズで全曲参加させて頂いたのですが、客席から「しぶやあああ」という野太い声援、ありがとうございました。
__
これ、サプライズゲストとかと勘違いしてる人がいるようですが、その手のこじゃれた試みではなく、というかATAK NIGHTではこのところ毎回やっていますが笑、
__
別件で相対性のマネージャーの守屋君と打ち合わせの予定があって、少し遅れて場所に到着したら、いつもポーカーフェイスの彼が微妙に落ちていて、どうしたのか尋ねると
__
明日タイコクラブというイベントに出演が決定していたんだけど、ベースの真部君が急病で欠場ということで、ホントに急なお願いなんですがキーボード弾いてもらえませんか?ということになったわけなのです。
__
僕は基本的に面白そうなことに不可能なことはないと思っているので、快諾しまして
__
ガチで前日18日の19時過ぎに正式決定して、23:30に演奏する6曲分のバンドスコアを受け取り
__
しかしバンドスコアをめくったりする時間はライブの演奏中にはなく、しかし一晩で6曲暗譜というのも無理なので
__
徹夜でコード譜を書いて、まあ弾くフレーズなどは音楽が始まってしまえばどうにでもなるので、ともかくコード譜と繰り返しの数などメモった楽譜の束をバックパックに入れて
__
次の日の昼0:30に会場の川崎のナントカ公園という駅からバスで30分くらいかかる海沿いの公園のテントについてステージで1時間だけ初めてのリハをして、後は本番で演奏という強行突破を敢行しました。
__
もちろん、リハの後にさらに楽譜の整理やアレンジの相談などをメンバーとしてから、川崎駅近くに取ってもらったホテルの部屋で一眠りしてから、会場に戻ったりしたのですが
__
いやはや、途中にびっくりすることがあってですね、今回ベースの真部君がいないということでハーモニー関係やテンションの(気分のという意味じゃないですよ和音の積み重ねです)確認や変更などはギターの永井君とやっていたのですが
__
なんかいい感じだな、と思っていたわけです。その手探りでやっていた最初で最後のリハのときから。ステイする音の選び方とかハーモニーと関係なく延長するコード外の音の選び方、外し方など聴いていて。
__
で、会場に戻る車の中で、どこに住んでいるんですか?という話から実家の話などになったら
__
なんとですね。実家のマンションが全く同じだったんですね。で、僕は彼のことをかなり小さいときから見ていて、あああの部屋のあの子だ!というのまで確認出来て、当然親同士は知り合いなわけです。
__
なので原風景というか見て育った風景がほぼ一緒というわけで、これはヤバイ感覚ですね。あのローソンはもともと米屋だったよね、とかあそこにコント赤信号の渡辺が住んでてさ、とか言う話が現場で通じるというのは。当たり前だけど。
__
マジで渋谷系だな、とか言いながら←これ微妙にサムイんですが笑、すっかり盛り上がってステージに行ったところで、マジで渋谷出てきたよエレピ弾くよ、とかいう声が聴こえていたということなのですが
__
こっちはそれどころじゃなくマジで!という話になってたというわけです。
__
相対性理論の曲は実はかなりミニマルな構造をもっていて、僕はそこが好きなので、いわゆるファンキーというスタイルをなぞったり、ベースの代わりをやったりというのではなく
__
ミニマルに混入されたポップという側面を強調して演奏してみましたが、おかげさまで好評なようでよかったです。
__
しかしもうひとつびっくりしたのは、途中から見たmumのライブがすごく良くて、バックステージですごい良かった、ありがとう!とチェロの演奏家に話しかけたら
__
今年のATAK NIGHT4@ベルリンで会ったHildur Gudnadottir嬢だったということで、彼女とは相対性でのライブが終わった後も色々話したんだけど、非常に興味深かったです。いつか一緒にやりたいねーということで別れたんだけど。
__
ところでライブ1曲目のテレ東はローズが入るとドアタマがすごく違う響きになっていて面白かったですね。
__
僕は終わった後も遊んだり飲んだりして帰宅。評判よかったモノレイクが見れなかったのは残念。カールグレイグは×、セオパリッシュ○でしたね笑
えーとかなり緊急告知、というかマジでさっき決まったのですが
__
明日のタイコクラブに相対性理論のゲストでローズ弾きます。1曲ゲストとかじゃなくて全曲参加というところを誉めてほしいのですが、
__
今日、別件で会っていたのですがベースの真部君が急遽欠場で、変わりにベーシストではなく僕がキーボードで参加することになり
__
会場にmumが弾くローズがあったからそれでやろう!ということに相成ったわけです。
__
でもローズ合うと思うんですよね。楽しみ。左手頑張ります。んじゃ。
- slack77 / Sat Sep 19 14:24:18 2009
うぉ、楽しみです〜
- anonymous / Sat Sep 19 17:47:25 2009
ATAK000の試聴2曲目が、001になってますよー!
- しばっち / Mon Sep 21 00:00:47 2009
どうもです。治しておきました。
- shibuya / Tue Sep 22 10:32:09 2009
さんく。 もうすぐ日記再開しま。
13時半からpublic-image.orgの自宅取材。
__
写真家の植本一子さんと元口ロロの南波君のインタビュー。写真もインタビューも面白いものになってると思います。
__
植本さんはなかなか楽しみな写真家ですな。部屋も僕も同じように撮っているというのが個性的でした。
__
南波君はすごく久しぶりに会って、しかしゆっくり話すのは初めてじゃないかなあ。ATAK初めた頃にontonsonに納品に行ったとき以来かも。
__
ちょっと他の取材と毛色違うと思うので楽しみにしててください。シゲも登場してます。
__
その後、渋谷で打ち合わせ一件。サンタモニカで古着のTシャツ2枚衝動買い。胸にBLENDAって書いてあるのが意味分からなくてよかったから。
母親の誕生日。なのですが、彼女は今久しぶりの海外旅行でブルゴーニュ地方という、言ってみればアル中の聖地に行っているわけですが
__
僕の友達も同時期そこに向っていて、彼はある意味高尚なアル中というかワイン中、省略するとワ中というネ申のようなジャンルになってしまう人なのですが
__
母親と僕の友達がブルゴーニュで出会ってしまいワインの試飲のあとにお互いの試飲、ということになったらどうしようというくだらないギャグを言い続けていた日だったという
__
しょっぱなから文章が乱れているのは、えーと疲れているからですね。
__
まあ、そこそこ面白いというか粗いけど面白いですけどね。
__
で、今日は昼間は山ほどやることがあって順次片付けたり楽譜書いたり、GかGMかですごく悩んだりした後に20時から渋谷のNMNL、つまりタワーレコード本社でintoxicate誌のインタビューを。
__
インタビューアーは畠中実さんで、その2時間前くらいに対談の方向性打ち合わせというか戦略会議の電話が携帯に入ったりしたので、
__
あ、マジだなと思って嬉しかったので、喜んで自転車で向うはずだったのですが、前の用事が終わらず20時からのはずが20時半近くの到着になってしまったのですが、
__
その前の高橋鮎生さん(悠治さんJrですな)のインタビューが押して結局30分近く待たされる、つまり開始は予定より1時間遅れるという状況に笑ってしまいました。鮎生君は話しだすと止まらないからな、と思っていたら予想が的中したわけですね。
__
ちょうどいい休憩時間になったから逆によかったくらいなのですが。
__
畠中さんによるインタビューは尺も1時間半近くに及ぶ大変充実したもので、出来れば全文掲載して頂きたいくらい、現状について話すことができたと思います。
__
現状について、というのは僕の現状でもあるし音楽を巡る現状でもあるのですが、まず前提として付き合いも長いのでお互いによく知っているということと、音楽とテクノロジーアートについても近い共通認識なのだな、つまりこれはダメでしょうというものが近いんだな、ということが分かって面白かったです。
__
あとインタビューも結構な数受けているので、作品の成り立ちや経過よりも、作品そのものについて、CDを目の前にして話すというのがよかったのかもしれない。
__
というわけで、10/10配布のintoxicate誌に掲載されますので楽しみにしててください。
__
終了後は隣りのSOMAで飲み、ハリセンボンという人の真似を習う。っていうか習ってねーし。とか言う風に使うんですね。
雑務+楽譜を書いたりで追われる日。本当は法務局という全くに似合わない場所に行かなくてはいけなかったんだけど、タイムアップだった。
__
似合わない場所といえば大手町というのもかなりのものでしたし(全身黒い服、といっても灰野さんほどひどくはないですが、犯人のような目で見られました)、
__
銀座とか品川とかあまりピンと来ないエリアというのはあるのですが、まあとにかく役所系というのは非常に好きじゃない。行くのが。このときばかりはなぜ法人にしてしまったんだろうという後悔が先走ったりするのですが、まあ行けなかったんですけど。
__
あと僕は食料品売り場というのが死ぬほど嫌いで、食料は嫌いじゃないのですが、あの大量に並んでいる感じとレジに並ぶというのがナシなのでほとんど行かないですな。しかし薬局は結構好きだったりするので訳分からないのですが。
__
えーとメディア掲載情報が見られるmediaというページを作ったのですが
http://atak.jp/media
__
これから書き込んでいこうと思うのですが、覚えていないとか知らないのとか多いです。御存知の方、抜けてるYOという指摘などありましたらここで教えてください。
__
for maria、好調な売れ行きが続いているようでありがとうございます。クラシックのコーナーでも取り扱って頂いたり、ジャズのコーナーでも上原ひろみさんのお気に入り10枚に入れてもらっていたりしてびっくりしたのですが有り難い限りです。
__
インストアなども検討してます。
__
あ、そうそう10/16の大友+渋谷+カールのフライヤー出来ました。配布してくれる方、置きたいという方、ご連絡ください。
- maeda / Wed Sep 16 23:11:30 2009
今日アマゾンから届きました。 明日からタイに遊びにいくので、じっくり聴かせてもらいます。
- shibuya / Wed Sep 16 23:17:25 2009
もしかして僕が知っている前田くんなら新婚旅行すか?
- yosuke / Fri Sep 18 00:39:49 2009
1年前のライブも聞かせていただきました。こんなにリリースを待ちわびた作品は久しぶりでしたが、for maria はその期待を上回るものでした。うまく言葉にできませんが、何度も、聴く以外のことをせずに、ただ聴いています。あまりに感動したのでコメントさせていただきました。ありがとうございます。
- shibuya / Fri Sep 18 01:24:42 2009
ありがとうございます。 僕もこんなにリリース日を待ちわびた作品は初めてです。 ただ聴くだけ、ということが出来る音楽は本当に少なくなってきているけど、僕は可能だと思っています。それを作り続けることが。
SDLXのbridgeですが
__
evala君のライブはよかったですね。いわゆるグリッドの無い構造でしかし安易な構成にも陥らず聴き入らせることができるというのは、ほとんど数えるほどしかいない、と思います。世界的にみても。
__
コンピュータの場合、グリッドというか
__
いわゆるビートがないと音の悪さやレイヤーの粗雑さ、時間管理のユルさが全開になってしまうことがほとんどですが、みじんもなかったのは見事だったと思います。
__
あるセクションはいわゆる前戯が長い系になっていましたが、それは好みの問題なので笑、ただサイレンスも含めて、情報密度がガクンと変わるところは空間性の問題も含めてあったらよかったと思います。
__
これはマルチチャンネルになると逆に難しいのですが。マルチチャンネルというのはレイヤーが前提になっているシステムなので。
__
僕は仕事が終わらず途中から伺ったのですが、意欲的なイベントだったと思うし、ぜひ頑張って継続発展して頂きたいと思います。
__
というかPAにAOさんを入れたり、SDLXのマルチチャンネル導入に安住せず、fostexの協力を得たりというのは非常に賢明な選択だったと思います。
__
ただ、最初から見ていない僕が言うのもアレなんですが、プレゼンやレクチャー、カンファレンスとライブを入れ子状にしてイベントを構成するというのは無理がありますね。
__
簡単に言うとガチのプレゼンなら大学やそれに準じた機関でやればいいし、そうじゃないトークイベントならそれだけで成立するような仕掛けや芸が必要となってくるでしょう。
__
で、何よりも時間感覚と音量がライブとプレゼンテーションでは違うので、もし混ぜるならバッサリ二部構成でプレゼン/ライブという風にわけるしかないでしょう。
__
とか言いながら、第三項音楽の最初の発表は思いっきり混ぜてましたが^^
__
えーと、MUSICAというあ音楽専門誌にfor mariaのレビューが載りますという連絡を頂きました。
__
あと9.15に発売になるnobodyという雑誌で6Pのインタビューが掲載されます。
__
ショーケンの取材は無事済んだのでしょうか。楽しみです。
__
ATAK015 for mariaはおかげさまで来月には増刷か、というもの凄い勢いで売れていまして非常に嬉しいです。タワー渋谷店の看板は大きくなるとのことです^^
__
あと追加の取材の申し込みもありがとうございます。聴いて頂いてそういったレスポンスがあると嬉しいものです。
__
このアルバムについては引き出して頂ければ話すことはたくさんあるので、リリース後もインタビューは継続して受け付けています。
__
実際12月発売の雑誌で撮影、ロングインタビューというのがあったりするくらいで、リリース後の気持ちというのがこんなに変わったというのは初めてなので戸惑ったりしてます。
__
火曜日にintoxicate誌で畠中実さんのインタビューを受けることになってます。これは多分巻頭で、水曜日はあまりやらない自宅取材があるのですがこれは後日に。
- 310 / Wed Sep 16 19:38:17 2009
、、、このような奇跡的音楽作品を聴かせていただき、心から感謝いたします。
- shibuya / Wed Sep 16 20:28:56 2009
310さんって誰だろ? ありがとうございます。 僕も作っていて奇跡を感じる瞬間は何度かありました。
webマガジンのveritaに載ってます。
__
今日は0時からミーティング。ね、眠い。ほとんど寝てない。
__
昨日、楽譜を書きながら談誌の、って言っても落語家じゃなくて談という雑誌なんですが
__
萱野稔人さんの「労働と賃金の分離」の前で資本主義は沈黙するか
__
というインタビューというかなんというか読んでいたら面白く、そのまま寝てしまった。
__
今号はなかなか充実しているのではないでしょうか。amazonにないのが謎ですが。佐々木中さんのはまだ読んでないけどパラ見したら面白そうだった。
http://www.dan21.com/index.html
__
というわけで、ほとんど熟睡感のないままタクシーで表参道へ。
__
躁病のような運転手でなかなか怖かった。
__
ミーティングの詳細はまだ書けませんが、思うに僕は同世代よりも下の世代と話しているほうが、これはまずいよねとかこれはいい、というコンセサスがとりやすい気がする。
__
終了後、まいせんで食事。ここの2階は熱海の温泉旅館のようで良い。
__
あ、そうそうタワーレコード渋谷ではfor maria発売1日で完売でした。ありがとうございます。
__
新宿とか東京以外はどうなんだろう?
__
感想のメールもたくさん頂いていて、ちょっと返信遅れてますが全部読ませてもらっています。どうもありがとう。
__
印象的なのはほぼ全員がこんなに音楽に感動したのは久しぶりで、他に聴くものが見つからないといったことを書いていることで
__
僕はそういう音楽が必要だし作りたいと思っていたからすごく嬉しい。
__
聴く人の感度は全く下がっていない、というのが僕の実感でむしろ問題は音楽に携わる人たちの感度の低下というかある種の疲労感かと思います。
__
しかし、それは面白い音楽ない、売れないという問題で結局作り手に返ってくるわけですが。
__
これはパワーありますね。妙な静けさも感じる。
夏よりも今日みたいな日にいいなー。すごい成熟してるし。
for maria発売の日。mariaの誕生日に間に合ってよかった。
__
逢坂君と映像の編集が朝の5時過ぎまでファイル便のやり取りが続いていたけど、こっちも完成してよかった。
__
全てが去年の今日、mariaの音楽葬とも言えるコンサートのfor mariaのために僕がfor mariaという曲を作ったことから始まった。その曲からこのアルバムは始まっている。
__
この曲をアルバムの1曲目に入れて、最初の1音で世界の空気を変えるんだ、ということに集中していた時間がすごく長い。
__
amazonでは発売日にいきなり完売して3〜4ヶ月以内には入荷とかいうものすごいことになってたけど、今は即日発送に戻っている。
__
たくさんの人に聴いてほしい。
池上高志がこのCDのために書いてくれたテキストを載せたい。池上さん、本当にありがとう。
__
for maria によせて。
研ぎすまされたピアノの音色が、複雑な自然現象と遜色なく、あるいはそれを上回った情報量で構築された作品である。そこに立ち上がる立体感と複雑さが、疑いもなくリアリティーを持つことに戦慄を覚える。それはまた今まさに壊れ行く心と、そこからの長い復活への道が、多重に入り組んだ形で進行する。
一段落して外に出ると、目の前の道路がまっすぐミッテのテレビ塔まで伸びている。寒月が空にかかっている。これからクラブに偵察に行くという仲間を残して、そのテレビ塔目指して真夜中に歩いて帰った。マリアは、日本の半額以下で買ったコートのこととか、ミュージアムの前の甘い香りのこと、英会話の練習を真面目にやらなきゃならないこと、を語り、そうした平穏な会話に甲高い靴音が混じっていた。それはベルリンの凍てつく1月の夜なのに、今からすればまるで春の宵のような世界の話だ。
DSDレコーディング、それの通常CDへの変換の編集を徹底的に追求したおかげで、このアルバムには狂気が隠されている。100万分の1秒の時間から立ち上がるピアノの音は、人の認知には処理しきれないと思う。しかし、その処理しきれなさの中にクオリアが生まれる。アルバムの先頭から順に曲を聞いて行くと、正反対の収斂の様子を表しているかのように聴こえる。生と死の影のような。その背後に横たわっている、みてはいけない、気がついてはいけない、ある種の張りつめた空間性や音の複雑さ、質感といったものがある。あたかも目の前で弾いているかのような、研ぎすまされたピアノの演奏によって、そうした経験のなかへと連れて行かれる。そのため、たまたま情動の欠片が紛れ込むと、あっという間に指数関数的に増幅されてしまう。
ベルリン・ライブの打ち上げ後の、鰻の寝床のような細長いカフェで、キラキラ光るワインだかビールを飲みながら、なにが可笑しくてか、笑い転げていたマリア。日本語なのか英語なのかドイツ語なのか分からない言葉が飛び交い、それまで東京でも実はずっとそうだった彼女の、全体の輪郭が2重になるのは、記憶の時間が一つの方向に動いてないから。そうした時間の複数性や揺れの表現が、このアルバムの核心部であると僕は思う。たとえば、angel passed にみられるような。
世界がビットで埋めつくされたセルラオートマトンでできているとしたら、またそうであったとしても、世界には巨大な不可逆性が存在する。いったんそこから出てしまったら決してたどり着くことのないエデンの園。いったん損なわれてしまうと、システムの外にでない限りは、再び戻ることはかなわない、という意味で、それがまさにシステムの外側を可能性として構成し、時には裕福にもしてくれる。世界はつねに意味的に開かれている、といってもいい。
不可逆な時間というものはない。時間は何度も何度も同じところを行きつ戻りつ、多重につなぎ合わされる。立体的な音というものはない。単に球面調和関数の足し合わせに過ぎない。空間性と時間性が人の中に立ち上げるだけだ。あるいは立ち上がった場所を人とか主体とかいうべきなのか。渋谷さんとのフィルマシーンという作品もそうした主体の構成を目指したが、こうしたピアノ曲ほど、その主体を自然な形で強く位置づけ、自然のサウンドスケープとシームレスにつながって、その複雑さを螺旋状に昇降するものは、現状ではこのアルバムのような形でのみ実現可能なのかもしれない。
アートとは新しい経験の生成である。徹底した科学的実践主義を貫きつつ、結実させたこの渋谷さんのアルバムは、渋谷さん自身の、あるいは彼を取り囲む全てのひとにとっての、文字通りの福音の書/アルバムとなっている。2年前の9月にマリアと渋谷さんと3人でサントリーホールに聴きに行った、アンドレイ・タルコフスキーの『進むべき道はない、だが進まねばならない』に寄せた、ルイジ・ノーノの次の一節を渋谷さんに贈りたい。
人間の技術の変化の中で
新たにこれまでと異なる感情
異なる技術、異なる言語を作り出すこと。
それにより人生の別の可能性
別のユートピアを得ること。
池上高志
- diefor / Sun Sep 13 03:07:30 2009
素晴らしい音を届けて下さりありがとうございます。 以前、日記で書かれていた「音楽の中に僕がいる」という言葉の意味が分かったような気がします。
- shibuya / Sun Sep 13 03:24:05 2009
ありがとうございます。 本当に音楽の中で生きているという感じがしています。 音楽が無くなったらどうしようというくらい、いつも中にいますね。 このアルバムはそういう中で長い時間かけて作られたので何回も聴けると思います。
- diefor / Sun Sep 13 04:11:57 2009
まさに今日一日ずっと聴きっぱなしなんですが(笑) 叙情的でありながら情緒的であることに依存しないというか、ある種の感傷を飛び超えてこれほどまでに力強い意志を感じる音楽ははじめてかもしれません。 Our Musicからfor Mariaに戻ってきたとき、毎回ハッとさせられるんですよね。 それともう一つ自分の中ですごく不思議だったのは、これまでATAKでデジタル・ミュージックばかり聴いてきたのに、アコースティック・アルバムである本作に、その間にある違和感を全く感じさせないんです。 こうゆうピアノソロアルバムは渋谷さんだからこそ生み出しえたものだとぼくは思います。
- shibuya / Sun Sep 13 06:22:57 2009
ある音の連続に感情が喚起されたりということは、プログラム走らせてても鍵盤押さえていても起きることなので、これはもはやデジタルとアナログとかシステムとエモーションという風に対立させて考えても意味がないでしょう。 耳の問題も含めて僕がデジタルでやっていることは総動員されているし、それはリスナーは気づいていると思うのですが、メディアや音楽の周辺で気づかない層が存在しているというのが問題だなーというか平たく言うと疲れてるなー思いますね。
15時から六本木ヒルズで、17:30から表参道ヒルズ裏でミーティング2件。
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両方とも書けないですが両方とも非常に面白い内容です。六本木で打ち合わせたほうは来週くらには発表できるかと。
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しかし取材とミーティングがここ数週間多いので、日頃に比べて非常によく人と喋っている気がする。
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二件目打ち合わせ終了後に渋谷に移動して、タワーレコードの渋谷店に行って「ATAK015 for maria」が並んでいるのを確認。
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5FでATAK映像の逢坂君と待ち合わせをして、試聴などしていたら男子のファンの方に「渋谷慶一郎さんですよね、013めちゃくちゃよかったす」と話しかけられたんだけど
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for mariaの聴き方の一つに013のようなフィールドレコーディング的というか顕微鏡的な聴き方という可能性もあるんだよね、という話をする。
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ピアノという装置とそこから発生する振動する空気をこれだけ捉えている録音はないから。
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音楽には様々なレイヤーが必要で、というかそれがないと現代に拮抗できない。
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その後、逢坂君と焼き肉を食べてから昨日の日記でupした30秒のfor mariaのマッシュアップを作った。25時くらいまでかかって終了。逢坂君オススメの森という旬なんだか謎なんだか分からないマッサージで45分のコースを受けてから帰宅。長い1日だった。
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この映像は某所で近日流れる予定。また告知しますね。
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013はamazonで即日発送になっているので今がチャンスです。これすぐ売れちゃうので。
昼から某所であるプロジェクトミーティング。
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恐らく今月か来月には発表できるかと。が、全くまだ書けません。
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久しぶりにロータスのランチを食べたりサイデラに行ったりしたのですが、この辺はいいですな、やはり。道に対して人数が適正というか。
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えーと、そうそうATAKのwebチーム、というかそもそもこのwebサイトも彼らの仕事なのですが
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セミトランスペアレントデザインの初の単独エキシビジョンがYCAMで行われます。必見です。
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これなのですが
http://semitra.ycam.jp/ja/outline/
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「tFont/fTime」とは、「時間フォント/フォント時間」をあらわし、フォントが時間によって変化していくプロセスを視覚化する新しい発想から、文字デザインを探求するこころみです。
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ということで、つまり時間発展とオリジナルフォントというあり得ない組み合わせのインスタレーションなわけで、
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えーと僕は一部の例外を除いてグラフィティーアートとかグラフィティがやっぱストリートだよねリアルだよねとか言ってるようなお子様というかおばかちゃんが苦手なのですが
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それの対極と思って頂ければいいのではないでしょうか。とか言いつつ僕もセミトラの田中君もストリートカルチャーに歪んだ愛情があるのですが(ちなみに阿部さんも笑)
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それはそれとして、この展覧会は楽しみです。ちなみにこれがメンバーアー写なのですがhttp://semitra.ycam.jp/ja/profile/
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右上の一件ジブラのような人が田中君で実際は全く似ていないのですが、ATAKのCDのジャケのデザインは彼によるもので、毎回僕の面倒くさく抽象と具象の間を彷徨うオーダーに回答を出し続けている奇跡的なデザイナーです。
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で、左上を見ると、あ、見ちゃいけないものを見た
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というか完全に狂っているように見える人がいますが、彼がこのATAK webサイトのシステムを構築している天才プログラマーで、
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実はこのサイトのリニューアルも少しづつ進んでいるんですね。日記のコメント欄などに顕著かと思いますが、実はドラスティックな変化が起きようとしているのです。
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で、ですね。
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このセミトラ展の開催期間は2009年9月19日(土)– 2010年1月10日(日)なのですが、その間に以下のようなインスタレーションを発表することになりました。
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sound tectonics #8 / installation
渋谷慶一郎+evala 新作サウンドインスタレーション
'for maria installation version'
2009年10月1日(木) – 2010年1月31日(日)
山口情報芸術センター 中庭A・B
YCAM ホワイエ両側の、ホリゾントによる特殊な音響で知られる中庭に、実験的に加工されたピアノのサウンドによるインスタレーションが登場。最高水準の技術によって録音されたベーゼンドルファーのサウンドが、コンピュータによって多様に加工・解体され、音像の移動や空間構成が複雑にジェネレートされます。斬新なピアノサウンド表現によって新たな空間を体感することができます。
主催:財団法人山口市文化振興財団 企画:山口情報芸術センター
後援:山口市、山口市教育委員会 協力:YCAM InterLab、ATAK
www.ycam.jp
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これはアルバムの「for maria」の全オーディオデータが解体、再構築され続けるというもので
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発売一ヶ月経ってないアルバムを解体し続けるという過激な作品なのですが、素材は「for maria」のみつまり僕が弾いたピアノの音のみで、しかし完全に解体、加工、レイヤー、反復などによって再構成というか変型され続けてるので全く別のものにしか聴こえない。
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それがYCAMの中庭の床に地底1mに向って埋め込まれた5チャンネルとサブウーハーつまり、変型された5.1chのシステムで再生され続けるのですが、二度と同じ瞬間は来ない。
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このインスタレーションはfor mariaのマスタリングが終わって完成したときに思いついたもので、すぐにYCAMの阿部さんに相談した後に快諾して実現となったものです。
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僕が今年のATAK NIGHT4で全ての公演が終わった後に、mariaの声がループしているcome with meというslipped diskの曲を再生したのは、YCAMにいるのに彼女がいないということに対する強烈な違和感からで、声だけでも参加させてあげたかったという気持ちからだったのです。
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そのくらい、YCAMに対しては僕もmariaも愛着を持っていたし、何といってもまだ開館する前のプレイベントで初めてライブをやったのがslipped diskだったというくらい、ここと彼女の繋がりは強い。
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だから、ピアノという今までのATAKとも僕とも違う方法でmariaのための音楽出来た後に思ったのは、インスタレーションでも何か出来ないかということで、それはどうしてもやりたかったんですね。
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で、これは着想から完全に固まっていたというかオブジェクトというか視覚的要素は一切ない完全に音だけの作品です。
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阿部さんとはじめとしたYCAMのみなさまに感謝します。
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僕とevala君は9/28~10/1まで滞在して制作するので9/30くらいにいらして頂ければセミトラ展も見れて僕たちもいてfor maria installation versionの完成にも立ち会えるということになります。
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そうだ、our musicというアルバムの最後の曲のタイトルが決まったときに思いついたんだ。だからour musicというかNOTRE MUSIQUEの遠い反響でもある。
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あと、何となくピアノのアルバムだけだとmariaに「こんなの作ってモテようとしてるでしょ。」とか言われてる気がしたからというのも実は大きいんだけど。すごく言われそうだからな。
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僕はきみにすごく動かされ続けている。今も。
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止まり方が分からないから行けるところまで行こうと思っている。思いついたことは全部やろうと思ってる。全て観て聴いてほしい。
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Happy birth day maria
2009.9.11
ks
http://www.youtube.com/watch?v=dgnCUxpsNKM
- recd / Fri Sep 11 09:54:58 2009
差し出がましいですが、instaration → installation では。何か違う意味が込められているのかもしれませんが… 失礼しました。
- shibuya / Fri Sep 11 13:09:05 2009
そうですね、直しました^^
- point / Fri Sep 11 13:44:24 2009
for mariaの最初の一音で鳥肌が立ちました。 目の前でピアノを弾いているような感覚は、一音一音真剣に耳を傾けようという緊張感とともに誰かが居てくれるという安堵感を与えてくれます。音の解像度というか質感に驚愕しました。全曲素晴らしいですが、BLUEが大好きです。
- しばっち / Fri Sep 11 14:51:51 2009
見ちゃ行けないもの見ちゃったね、皆さん。w
- shibuya / Fri Sep 11 22:00:56 2009
>point そう、緊張と安堵は同時に存在するということは僕も音楽を作りながら感じていて、どっちかだけだと僕は物足りないんだよね。今は。 耳澄ましたくなる音楽少ない。
>しばっち そのなんか淀んだコメントはなんだ!^^
- point / Sat Sep 12 15:58:30 2009
for mariaを聴いたときの感情は言葉に出来ません。フレーズのリフレインのところでいつも泣きそうになります。でも最後には全てを肯定できる気持ちになって、勇気が出ます。残響のハーモニーが美しいです。以前仰っていた音の膜が拡がっていく感じです。これを聴いた後に他のピアノのアルバムを聴くと、今まで気づかなかった録音ノイズが気になって仕方ありません。
- shibuya / Sat Sep 12 23:26:05 2009
>point for mariaもノイズはすごく入ってるんですけどね。 というか、いいノイズは残してるんです。ピアノの中は世界のようにざわめいているからね。
- point / Sun Sep 13 00:03:24 2009
なるほど。むしろそういったノイズが目の前で弾いているような感覚にさせるのでしょうか。ただ、他のアルバムを聴いてて気になるのは録音する際のテクノロジーのノイズで、ピアノの最初の1音の前にサーというノイズから始まるのがすごく気になってしまいます。
- shibuya / Sun Sep 13 03:20:30 2009
というか通常のピアノのレコーディングやもっと言えば録音全般とは根本的にやっていることもテクノロジーの使い方も全く違うんです。 これは詳しくはサンレコを参照してください笑 ヒスノイズは大体、アンビエンスマイクの数が多過ぎるからですね。
- point / Sun Sep 13 09:42:43 2009
あ、マイクの数に起因しているのですね。なるほど。サンレコ読んで勉強します;^^表紙楽しみです。 あと以前仰っていた幻のサードアルバム(笑)も密かに楽しみにしています。ATAK NIGHTの衝撃がすごかったので。
15時からサウンド&レコーディング誌の取材。その前にバタバタがあって遅刻して到着。
__
えーと内緒ですが、次号の表紙という前評判が高いだけに、かなり密度の高いインタビューになりました。
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國崎さんのインタビューは毎回非常に楽しみで、何かやった後に整理される感じがあるんですね。ある種、悠治さんとの長電話のように。
__
論点が明確でポイントを解き明かしていくように話が進んでいくので、自分でも気づくことが多い。
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あと、僕が去年のかなり早い段階から次はコンピュータじゃなくてピアノ中心の作品が作りたいという話をしたりしていた頃からずっと経緯を知っているということもあって、本質的な意味でテクノロジーと音楽、創造の関係にまで話は及んだんだけど
__
結局、僕が常に思うのは創造に本質的に作用しないテクノロジーは意味がない、ということでエフェクトというか味付けにしかなっていないようなものが多過ぎる。
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三次元音響に興味があるのも非周期的なリズムが自然に聴こえるというのはステレオ2チャンネルから離れたときに起きることで、それは音楽を非常に自由にする。
__
同じようにDSDのような高解像度なレコーディングに徹底的にこだわったのも、あることに途中で気づいたからなんですね。特に。
__
ヒントはdbとアーティキュレーションなんだけど、これはすごく重要な発見だった。一生のうちに何度かというくらい。
__
で、それは何か?というのは10/15発売のサウンド&レコーディング誌の表紙&巻頭でじっくり読んでください^^
__
その後、新津保さんと代官山のokuraの地下のカフェで夕食。季節の南蛮カレー美味しい。新津保さんにfor mariaを渡したんだけど二人とも非常に感慨深いものがあった。代官山という場所もそうなんだけど。
__
食事後、UNITでやっていたコモンズのイベントに伺う。mi-guのライブが見たかったんですね。ドラム、よかったです。
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で、偶然なんですがuniceで小山田さんに初めてお会いしたらfilmachine phonicsのことを覚えていてくれていて非常に驚く。
__
すごくよかった!と言ってくださったのですが、あのCDについて作品的なレベルで評価しくれるミュージシャンというのは実は少なくて
__
それはレイヤーとマルチチャンネル、立体音響というのがエフェクトではなくて音楽の構築と密接な関係があると気づいている人が少ないからだと思います。
__
小山田さんの音楽について、音数が少ないという評をよくみるけど実はそれは厳密ではなくて、
__
その瞬間に鳴っている音が一つ、つまり非常に短い単位でみると音は重なっていないことがすごく多いということが重要なんですね。
__
これはデジタルで言うと一つの音で0db一杯まで使えるということです。
__
僕は作品全部聴いたりしているわけではないですが、そこには大きな開きがある。
__
だから結局、テクノロジーというのは作曲の問題で、作曲の問題というのは音楽が面白いかどうかという非常にシビアなラインに辿り着く
__
ということをサンレコのインタビューでも再確認した日で、思えばfilmachine phonicsを小山田さんに渡してくれたのも國崎さんだったんですよね。
__
旧山手を自転車フッ飛ばして帰りました。このビアンキももう10年以上乗ってる。
- araki / Thu Sep 10 02:04:46 2009
音、と言うところにおいて 今回のBEATLESについてはもう暫くしたら渋谷さんのブログで回答がされるかもという可能性も感じますが 個人的に凄く聞きたいPOINTです。モノラル、ステレオについても、ということですが… と言っても渋谷さんが聴かれているかさえ不明ではありますが…
- shibuya / Thu Sep 10 02:16:38 2009
あーこれ聴いてないんですよ。モノラルバージョンのリリースは画期的なので聴きたいと思ってます。彼らもある時期まではモノラルのほうをメインの作品と考えていたわけですよね。僕はモノラルの録音は基本的には好きです。が、レベルが入らないのでコンプを使うことになりやすいんですね。現在のCDのdbにもっていくには。それは嫌なのでfor mariaはステレオにしました。
- UK / Thu Sep 10 20:11:50 2009
for maria聞かせていただきました。素晴らしいの一言です。素晴らしすぎて軽く躁状態です。大事に何度も聴かせていただきたいと思います。ありがとうございました。
- shibuya / Fri Sep 11 03:33:28 2009
ありがとうございます。聴いてるときスピーカー見ちゃいませんか? それは大事な気がするんですよね。
- UK / Fri Sep 11 10:46:06 2009
スピーカーを見ながら聴くとなにか影響があるのですか?
- UK / Mon Sep 14 00:21:07 2009
思わずスピーカーを見てしまうような音ということですね。阿呆な質問をしてしまいました。
1日中仕事をした。書けることも書けないことも諸々あるけど結構取材を受けているのでその校正だけでも、それなりの量になる。
__
もう限界だーと思ったので夕食は渋谷のうな鐡でうなぎを食べる。ここ、店の入り口に「精力絶倫」とか書いてあってなかなか頼もしい店ですが
__
思うに僕が行った鰻屋で一番美味しいです。特にうなぎのあらゆる部位の肝の串焼きの盛り合わせはかなり良い。
__
戻ってまた仕事の続き。スケジュール調整が大変。すぎる。
__
あ、そうそう10/16のSDLX、たくさんのご予約頂いているようでありがとうございます。http://super-deluxe.com/2009/10/16/otomoshibuyastone/
__
しかし、これ予約だと安いよな。すごく。
__
久しぶりにこれ聴いたら新鮮だった。ライヒではこれが一番かも。
これも好き。
そろそろATAK web shopの先行発売でfor mariaを購入された方にはCDが届いている頃かと思いますが
__
いかがでしょうか。
__
満足してもらえることを願っています。
__
結構色々な取材でこのアルバムの意図を話しているので明らかになってくると思いますが、webインタビュー最速upはopenersでした。編集の加藤さん、ありがとうございました。
__
ここで読めますのでぜひ読んでみてください。
__
フォトギャラリーもあってレコーディングからSAIDERAでのミックス、マスタリング、ジャケット撮影時のアザーカットに至るまで全て新津保建秀さんによる素晴らしい写真をみることができます。
__
新津保さんにはこのアルバムの最初から全ての過程に付き合ってもらって感謝の言葉がない。同時に全ての過程が彼の撮影によって記録されている。
__
ピアノの蓋を外す、と僕が再三言っていたのもこういうことか、と納得して頂けるかと思います。
__
本発売までもあと少しかと思うと
__
本当に嬉しい。というかよかった。
10/16(fri)の大友良英+僕+カールストーンですが
__
予約ページ出来ていますね。
__
予約しました!という元気のいいメールをたくさんもらっていますありがとうございます。
__
会場を縦に使うか横に使うか迷ってます。
__
PA的にはというかこれは増幅していようがいまいが、音響的には縦長の会場というのはあり得ない、というのが常識なのですが、ここの場合縦に使ったほうが会場の集中力は上がるという気はするんですよね。
__
同じスーデラですが、evala君のライブがあります。下記詳細添付しますが、evala君からの伝言で
__
当日は、FOSTEX社よりスピーカーを補充して頂き、計28chのシステムで、PAはAOさんに入って頂きます。
__
とのことで、ある種立体音響的なアプローチ、といっても僕たちはマジなので楽しみです。
__
僕も行きます。
APMT WEEK "Bridge"
2009.09.13(sun)
@SuperDeluxe (3-1-25 B1F Minato-ku Nishiazabu Tokyo)
18:00 open/start
fee : 2000yen/1drink
presentation
・RjDj TEAM
・doubleNegatives Architecture
live performance
・evala [port, ATAK]
・Masato Tsustui × Shuta Hasunuma [HEADZ]
・Hisato Ogata [LEADING EDGE DESIGN] × Keiji Matsui [the primrose]
sponsored by APMT, e frontier Inc., Fostex Company
organized by Tokyo Max Users Group
more info. : http://www.apmt.jp, http://bridge.tokyomax.jp
14:00に幻冬舍へ。
__
papyrus編集部でミーティング。
__
発売中の号が話題を呼んでいますが、コンテンツは当然として写真のクオリティが高く、文字も詰まっている、つまり情報としての解像と鮮度というかセンセーションが合致しているから生じていることで、貴重だと思います。
__
担当の宮城さんは非常に真摯な方で、色々話して楽しかった。撮影とインタビューが少し先の号に載ります。
__
僕は今回のプロモーションに関しては本質的に解像度高く、伝えたいことを伝えたいと思っているので、特に雑誌に関してはCDがある程度流通した10月から年末にかけてを射程においています。
__
つまり聴く前に読むのと聴いてから読む、見る、手にとるというのは、webと雑誌では役割の済み分けが始まっている。もちろんその雑誌、webマガジンにもよるけど。
__
副都心線で渋谷へ移動して
__
とか書くと電車乗るんですね!とか言われますが僕は芸能人ではないので電車乗りますよ。決して好きではない、というか正直に書くと大嫌いでもっと嫌いなのはバスですが^^
__
渋谷のドゥマゴで来年初旬出版予定の初の単行本についてミーティング。これについてはまた追って。かなり面白いものになると思います。
__
その後、池上さんとlee君と宇野さんが、と言ってもゼロ年代の宇野君ではなくて池上研にいた言語学の宇野さんですが、渋谷のロクシタンの上のlohbというところでミーティングしていたので合流。
__
しかし、よくこんなキタナイ場所にこんなオシャレなカフェを作ったもんですな。2軒とも。ロクシタンのカフェはオーガニックとかなんだろうか?だったら今度行ってみよう。
__
これ、久しぶりに聴いたらよかったな。ほんとに久しぶりなんだけど、このライブアルバム、選曲も演奏もよく出来てる。特にアンコールは圧巻。僕が勧めるとすごく意外かもしれないけど。
内緒ですが
__
ATAK web shopでATAK015 for maria Keiichiro Shibuya 先行発売開始しました。
__
__
と昼間に書いたらあっという間に予定枚数売り切れたので、追加しました。
- anonymous / Sun Sep 6 07:58:49 2009
このCDは通常のCDより遥かに高音質なDSDで録音されているわけですが、将来的にダウンロード販売などで高音質の音源を発売することはあるでしょうか?
- anonymous / Sun Sep 6 10:52:17 2009
試聴はできませんか?
- shibuya / Sun Sep 6 16:45:27 2009
高音質配信はやることになっています。 CDとは別の作品と言ってもいいくらい違う印象だと思います。 が、少し待ってください。
試聴も少し待っててください^^
ハニカム取材の日。
__
その前にミーティング一件、サイデラに寄ったりで忙しい日だった。20時過ぎまで何も食べる時間なかったくらい。
__
ハニカムのインタビューは鈴木編集長とサシで行ったのですが、よく知っている間柄ということもあって、かなり内面的な話になって色々自分でも気づいたことがある。
__
9.11にはupされると思うので、詳細はそれを読んで頂けたらと思うんだけど一つ言えるのは僕にとって僕の音楽は僕自身よりも大きい。
___
僕の内面だったりエモーションというものがまずあって、それが音楽を作り出しているということは絶対にない。音楽の中に僕がいる。じゃなければ僕は今頃いなかったと思う。
__
帰りに少し歩きたかったからブラブラ歩いて新しく出来たリック・オウエンスのshopに行ったらすごくよかった。革ジャンはすばらしい出来だし、何よりもこのタイミングで日本初のオンリーショップが出来ることによってこの特異なデザイナーの成熟というか到達が一望出来ることになったのは貴重だと思う。
__
そうそう、昨日のコンサートの告知は分かりにくかったかも。もう一度書くと
__
2009.10.16 (fri)
大友良英+渋谷慶一郎+カール・ストーン
@SuperDeluxe
(tel:03-5412-0515/3-1-25 B1F Minato-ku Nishiazabu Tokyo)
open 19:00/start 20:00
advance 2500yen door 3000yen /1drink order
*ご予約は
こちらから
FAX申込の場合は「10/16トリオ」/お名前/人数/電話番号またはFAX番号を明記の上、03-5412-0516へご送信下さい。
http://www.super-deluxe.com
__
です。よろしゅうお願いします。
16:30からQuick Japan編集部で編集長の藤井さんとミーティング。
__
非常に好きな雑誌なので楽しみです。
__
その後、super deluxeで18chに増設されたというスピーカーのサウンドチェックをevala君がやっているので、それを覗きに。スピーカーの特性などチェック。
__
というのも10/16に大友良英さん、カール・ストーンさんと共演するのです。そのときに天井に仕掛けられたマルチチャンネル使う可能性が大きいので。コンサート、下記詳細です。
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2009.10.16 (fri)
OTOMO YOSHIHIDE+KEIICHIRO SHIBUYA+CARL STONE
@SuperDeluxe(tel: 03-5412-0515/3-1-25 B1F Minato-ku Nishiazabu Tokyo)
open 19:00/start 20:00
advance 2500yen door 3000yen /1drink order
*ご予約は www.super-deluxe.com または携帯専用サイト http://www.sdlx.jp
からお申込下さい。Eメールにより確認のご連絡を致します。FAX申込の場合は
「10/16トリオ」/お名前/人数/電話番号またはFAX番号を明記の上、03-5412-
0516へご送信下さい(10月15日 18:00〆切)。http://www.super-deluxe.com
__
大友さんもカールさんも大分前から知っているけど初共演なんですよね。意外なことに。
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というか、この組み合わせを人に話したときの驚きっぷりに僕が驚いているのですが、ともかく非常に楽しみにしています。
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スーパーデラックスは決してキャパが広い会場ではないので(確か300くらい?)、予約ソールドアウトの予感もかなりしているので、早めの予約おすすめします。
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carlさんのこのCD好きだったな。mariaもすごく好きだった。
__
しかし気づいたんだけど一番悲しい場所はHDの中だな。
__
時間が層にならずに、単に蓄積されて止まっている。耐えられない。