2009-02-27

Esquire誌の休刊は驚いた、というかかなり昔からお世話になっていた雑誌なので、編集部の小谷さんとのやり取りのなかで復刊を望むテクストを書くことになりました。
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ここにupされています。
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しかし雑誌は廃刊ラッシュですね。僕は雑誌というメディア自体に対する愛着というよりはかなり個別差がある、つまり無くなってもよい/仕方ない雑誌というのは確かに存在するという感じなのですが、Esquire誌のように特集主義で一般無視ではない、という雑誌が休刊になると悪い意味での加速が始まるという気はしています。
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恐らく一番影響あるのはカメラマンだと思うんだけど、いわゆる「作品」だけでやっていくカメラマンとは別のレイヤーの良いカメラマンが育ちにくくなるという予測は容易で
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実際、先日家に来た編集者の菅付さんに聞いた話ではNYでは雑誌周りの仕事が限りなくゼロになっていて、日本に引っ越してくるカメラマンがたくさんいるらしいということなんですが
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これは別に外国の出来事ということではなくて、半年くらい同じ事態に陥るというのは日本の定番なので確実にそれに近い状況はくるでしょう。
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で、しかもこれは雑誌に限った話ではなくあらゆる分野に共通することで、音楽にも同じことが起きている。あまりこういうのを書くと取材で喋ることがなくなるのでこの辺にしておきますが笑、僕はこうした問題は消費の問題として捉えるべきではない、と思っています。自分がやっていることが正しいという保証はどこにもないから。

    2009-02-26

    ここのところミーティングや打ち合わせの数が驚異的に多い。
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    どれも重要で、僕のほうからお願いしているものも多いので必然なんだけど、なかなかハードな日々、という感じです。
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    で、どれも極秘というかそんな感じなので書けないのですが、書けるのでは今日はYCAMの阿部さんと寿司ざんまいで打ち合わせ。
    __
    帰宅後、作曲。まだ終わらない。

      2009-02-25

      ATAK NIGHT4 Japan Tour スケジュール発表です。詳細は後ほど。

      2009年4月29日(水・祝)
      19:00開場/19:30開演

      会場:
      山口情報芸術センター スタジオA
      山口県山口市中園町7-7
      TEL 083-901-2222

      料金:
      前売り/一般2000円 any会員/特別割引1700円
      当日/2500円 *当日は割引対象外
      詳細はwww.ycam.jpをご覧ください

      プレイガイド発売中
      ●山口市文化振興財団チケットインフォメーション
      ☎083-920-6111 (10:00-19:00 火曜休館)
      http://www.ycfcp.or.jp/ (要事前登録)

      出演:
      渋谷慶一郎(ATAK)
      Pan sonic
      刀根康尚
      evala(ATAK, port)

      PA,8ch surround system:伊藤隆之(YCAM InterLab)

      主催:ATAK
      共催:財団法人山口市文化振興財団
      企画:山口情報芸術センター

      ______


      2009年4月30日(木)
      19:30開場/20:00開演

      会場:
      Club Metro
      京都市左京区川端丸太町下ル京阪丸太町駅2番出口
      恵比須ビルBF
      TEL 075-752-4765

      料金:
      前売り・フライヤー持参/3,000円 当日/4,000円 

      前売り発売中
      ●チケットぴあ(0570-02-9999/0570-02-9966、Pコード: 314-833)●ローソンチケット(0570-084-005、Lコード:58577)

      出演:
      渋谷慶一郎(ATAK)
      Pan sonic
      刀根康尚
      evala(ATAK, port)

      DJ:
      DJ iToy(shrine)
      DJ JIMIHENDRIXXX(ATAK)

      PA:福原吉久(T&HY)

      主催:ATAK
      協力:CLUB METRO


      _____

      2009年5月3日(日)
      23:30開場/24:00開演

      会場:
      代官山 UNIT
      東京都渋谷区恵比寿西1-34-17 ザ・ハウスビル
      TEL 03-5459-8630

      料金:
      前売り・フライヤー持参/4000円 当日/5000円

      前売り発売中
      ●UNIT ☎03-5459-8630 ●チケットぴあ ☎0570-02-9999(10:00- 23:30) Pコード:316-164●ローソンチケット ☎0570-00-0777 (10:00-22:00) Lコード:78949●e+ イープラス http://eplus.jp

      出演:
      渋谷慶一郎(ATAK)
      Pan sonic
      刀根康尚
      evala(ATAK, port)
      +
      スペシャルゲスト

      DJ:
      中原昌也
      露骨キット (YumYumMummy!)

      PA,8ch surround system:AO + 西村水記 (Raysound Co.,Ltd.)

      主催:ATAK
      特別協力:ソニー株式会社
      機材協力:Meyer Sound, Raysound Co.,Ltd.

        2009-02-24

        エバラ君から巷では
        __
        草食男子と戦国武将が流行っているという話を聞いて、テレビ見ない新聞読まない疎い僕は何のことだったか全然分からなかったのですが
        __
        要するに草食男子=淡白な男子が増えていてそれに反して戦国武将のようなギラッとした男が好きな女子が増えている。で、彼女たちの中では戦国小説とかマンガが流行っているということなんですが、どうなっちゃってんですかね。というかそうなっていたんですね。要するに需要と供給が合っていないという。
        __
        僕は一生、草食男子にはなれなそうなので憧れさえしますが、戦国武将というのが面白かった。でも面白い男がいない、面白い女がいない、というのは最近非常によく聞く話で接頭語に日本に、とついてたりすることもあります。
        __
        うーん。僕はフェミニストのフェの字もない男ですが、女の子が保守化しているのは一面事実だけど、それは景気のせいだけじゃなくて男の責任もあるのではないかという気もしますね。なんとなくだけど。
        __
        あーあと、さやかからも何か衝撃的な話を聞いた気がするんだけど忘れてしまった。ああ、女の子の面白い男がいない、という意見には「自分がやっている仕事と比べて」という言葉が背後にある、というので一致したんだ。
        __
        というのはともかく久しぶりにtrafficで髪切りました。少し短くなった気が。痩せたと言われたんだけど、東京戻ってくると食欲なくなるからすぐ痩せますね。
        __
        あと今日、珍しく道で倒れました。周りの人たちがキャーみたいに一瞬なったことに自分が驚いた。ホントにバタッと倒れたんだけどなぜか分からない。しばらく起き上がれなかった。
        __
        これ、僕はパリで買ったんだけどよかったです。ぼーっと眺めたりしてます。

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        • anonymous / Fri Feb 27 03:54:09 2009

          酔ってるんですか? とても衝動的な文章の香りが・・・(笑

        • shibuya / Fri Feb 27 03:58:05 2009

          いや、全く飲んでないですね。ずっと家で作曲してます。 最近衝動的ですけどね、ひじょーに。

        2009-02-23

        昨日の夜中発狂しそうになったのは何だったんだろうと思いながらコーヒーをたくさん飲んではじまった1日ですが、
        __
        15日の日記でupしたcageのCDはつまらなかった。つられて買ってしまった方、申し訳ない。つられて買って面白い!と思っていたかた、もっと申し訳ない。
        __
        どうもこういう企画モノっぽいものが苦手で、とはいえそういう概念的な部分ではなくcageが時々やる謡う(という字がぴったりくる感じね)が受け付けない。気が狂った老人もののAVという想像しかできない。ノーマルなリーティングはすごくいいのにね。
        __
        というか僕は比較的素直に育っているので、コンセプトがどうとか歴史的意義がどうとかっていうことに説得されにくいんですね。いいと思ったときというのは、単純にいい音楽だなと思ったときで、その範囲が多少広いという感じです。自分が作っているのもそうなんだけど。
        __
        よくなかったCDついでに言うとこれはマスタリングしてないのかひどいのか知らないけど、音量がバラバラで聴けたもんじゃなかった。商品としてはふざけるな、というレベルです。選曲もジャケもなかなかいいのに。

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        __
        今日はさやかと根本さんとレーベル会議。うううん、やることが多い。がんばろう。
        __
        終了後、近所に出来た豚しゃぶ屋というのに行ったら西川ナントカっていうブサイクなのに偉そうな女医だかタレントだかにそっくりな店員の挙動がぎこちなかった。

          2009-02-22

          そういえばこの前、1日2回同じ運転手のタクシーに乗った。初めてかも。向こうもびっくりしてて安くしてくれた。覚えやすい顔ですね、と言われたんだけどどういう意味だろ。
          __
          昨日はまいちゃんと久しぶりに食事。打ち合わせもした。
          __
          代々木公園の近くに住みたいなあと思う。
          __
          神経の波立ち方というか感情の起伏が激しすぎる。自分でも自分についていけない。
          __
          自分を監視する自分が欲しい。内部観測うまくいかないけど。
          __
          最近、去年のfor mariaのときのマティネの1曲目、つまり最初の1曲目にあたるpainfulという曲の録音を聴いたらすごくよかった。これは二度とこんな風に弾けない、という感じだった。
          __
          あの日のテンションの異常さというかガチガチな感じが良い方向に作用している。
          __
          限りなく不安定なんだけど、時間の連続を意識しないで済むというか。奇跡が連続している。
          __
          時間なんてない、瞬間の広がりというか滲みだけがあると最近よく思う。
          __
          作曲をしているときに本当に時間が溶けていくように感じることが多い。それを固まったまま感じていたり。
          __
          変わらないことなんてない。

          • anonymous / Thu Feb 26 04:43:08 2009

            Annie Gosfiedが好きです。 ICレコーダーに録音しまくりで、私もさっきょくしたいなと思うけれど、マカオで写真やらなにやら集めてこようと思うけれど。。。。

          • shibuya / Thu Feb 26 04:48:19 2009

            Annie Gosfiedって知らなかった。 僕もレコーダー買おうかなと思ってます。 好きな声とかピアノとか録りたいので。

          • urbane / Thu Feb 26 20:59:39 2009

            渋谷さん、こんにちは。 代々木公園、僕も良く行きます。 都会のオアシスって感じ。 僕も代々木公園の近くに住みたいです。

          • shibuya / Thu Feb 26 21:43:03 2009

            いいですよね。 僕は散歩ってする習慣全くないんだけど、あの辺りならするかもなと思う。お店も多くなってきたし。

          2009-02-21

          昨日の日記に書いたradio headのアルバムは確かダウンロード先行で話題になったと思うんだけど、そのときは全然いいと思わなかった。
          __
          昔(っていうほどでもないか)にリリースされたトム・ヨークのソロは明らかにmp3を意識したスカスカなアレンジになっていて、一回聴いたきり聴いていない。
          __
          音質はこの傾向の音楽にとってはかなり重要だ、少なくても僕にとっては。CDで聴いている今はなんていいアルバムなんだと思う。データダウンロードについて、多くは概念論的になっているけど、僕はデータは小さいほうがいいに決まってると思うと同時にじゃあ音質を犠牲に出来るかというと出来ない種類の音楽はあると思う。
          __
          自分のやATAKのに関しては出来る限りの最良を尽くしているし、これからその比重は増えるからもっと研究しないととも思っている。
          __
          が、しかし特に良質なロックに関して録りとミックスはかなりの比重を占めるから音質は重要だと思う。届く情報量が変わってくるから。
          __
          これは僕の意識が変わったのかもしれないんだけど、
          __
          いま僕はあらゆる情報に興味がない。音楽にしか興味がない。だから情報としての音楽には興味がないということなんだと思う。
          __
          mikaのアルバムの評判が非常に良くて嬉しい。売れているらしい。普段は無口、なんていうもんじゃないくらい寡黙な彼がベルリンのATAK NIGHT4でやった僕のライブの後に満面の笑顔で近寄ってきたときのことを思い出す。

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            2009-02-20

            なかなか絶不調の中、打ち合わせ2件と夜は病院。
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            ATAK NIGHT4 Japan Tourの詳細、もうすぐ発表します。ちらほら出ていますが。
            __
            その前、3月に一つゲストライブで出演というのがありそう。
            __
            あと4月に台湾の台北でATAK NIGHT4あるんですよね。というわけでライブが多い、しかしレコーディングと作曲もしなくてはいけないし、原稿もありそうでオーガナイズもというよく分からない状況になっています。というかなりそうです。
            __
            大丈夫なんだろうか。作曲してるときだけは何も考えないでいいんだけどね。
            __
            これ買ってしまった。VIDEO TAPE好き。CD盤だと音の輪郭が分かる。全体的に好きだなー。mixがすごくいい。

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              2009-02-19

              昼間は夏木マリさんが家にナレーションの録音にきて、夜は池田亮司さんと食事というコントラストの強い日。
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              夏木さんは大学生の頃に彼女がやっている印象派というシアトリカルな作品の音楽プロデュースとかアレンジやってたときから知ってるんだけど、随分久しぶりで変わってないなーという印象。
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              夜は19時からet-sonaで池田さんと食事。二人で食事するのは初めてだったんだけど非常に楽しかった。
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              mariaのことがあったときにすごく心配してくれて、メールで励ましてもらっていたりしていたんですね。すごく親しいというわけではなかったのにメールが来るのが早くてびっくりしたのを覚えているんだけど、やはり創作して生きている人というのは世界の孤独と向き合っているから、僕が今も続いている死にたいくらいの、本当にスレスレの孤独というのを分かっていると思うし、そういうアーティストがいてよかったと思う。
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              作っているときというのは自分しかいないからその孤独を知っているかどうかというのはすごく違う。本当の痛みというのは自分のも人のも実はそれほど変わらなくて、忘れられないくらい深い。
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              僕もあれから人の痛みのために出来ることは可能な限りしたいと思うようになった。それは時間のあるなしの問題とかじゃなくて、そういう時間もとれないような状況に埋没しているクリエーター。には確実に限界がある。
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              音楽の話もたくさんしたし、本当に色々なことを話したけど詳細は略で。いつか公開で話すことがあるかもしれない。やり方も考え方もすごく違うけど、僕にとって違うということはすごく重要で、共感する部分もたくさんあった。
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              次のアルバムがピアノソロっていうのはすごくいいと思うと言われたけど僕もそう思う。
              __
              気がついたらワインもかなり飲んでいて27:30。つまり8時間半(!)も話していたことになる。モートン・フェルドマンの最後のストリングスカルテットより長い^^:

                2009-02-18

                ATAK012 OLEVA Mika Vainioの発売日。
                __
                このアルバムはすごく時間がかかっていて、Mikaの生理的というよりも動物的な耳の良さと構成への意志、均衡している傑作で、僕が個人的に知っているからかもしれないけど
                __
                彼は日本で武満徹のBOXセット買って帰るくらい現代音楽の影響も強いし、同時にメタルもすごく詳しい。
                __
                僕のピアノソロのアルバムのコピー渡したら音足したり、一緒に何かやりたいっていうメールをくれたり
                __
                とにかく音楽の幅が広い人なので、音楽の成り立ちに関する情報密度が高い。今回のは全然ノイジーじゃない。すごく丁寧に作られている。
                __
                で、重要なのはそうした影響が全てあの鋭敏な耳からのものだということで、耳からin putされた多様性、豊穣さが手によってout putされるという極めて当たり前のことが極めて高いレベルで、しかしこれ以上なく自然に行われていて、
                __
                それは最終的に彼が選んでいるマスターがDATだということにも通低している。
                __
                彼が作った磨き抜かれたノイズ(とあえて呼ぼう)の組み合わせによってできた音楽は一切の編集や加工もなくDATに一発で落とされている。つまりベストテイクをDATに落としてそれがマスターとなりマスタリングされて、CDになるという極めてシンプルな行程がなのだが
                __
                このDAT特有の音色というのも含めて彼の音楽になっている。これは電子音楽に限っていえばPan sonicも含めて恐らく彼が最後の一人でになる可能性が高い。それが最も高いレベルで実現しているという意味でも僕はこの作品をアーカイヴしたいと思った。
                __
                つまりCDというメディアはその存在自体が明らかにカウントダウンに入っている。だから今後リリースするものはある種のアーカイヴ的な価値を持っていないと意味がないと思っている。なのでATAK012はDATマスターの究極という意味でもリリースしておくべき作品だと思った。
                __
                元々はSahkoというほぼ彼のプライベートレーベルと言ってもいいレーベルからリリースされていたものを、日本盤としてリリースしたいというオファーを受けたのが去年の春だった。
                __
                そしてmariaのことがあって半年以上かかってリリースされたこのアルバムはATAKの再始動のきっかけとなっている。
                __
                それはジャケットを見てもらえれば分かると思うけど、今までのタイポグラフィのみによる構成を止めたのは、何か変えなければ始められなかったからというのが僕にとっての真実だ。
                __
                僕はやはり僕にとって新しいことがしたい。それが僕の作品でなくても自分のレーベルの作品だったら。
                __
                そのときに思いついたのが、mariaのことがあったときに本当に親身になって心配してくれた写真家の新津保建秀さんがfor mariaのコンサートときにまるで事故のように偶然撮っておいたムジークエレクトロニクス・ガイザインのスピーカーの写真をどうしても使いたい、ということと
                __
                そもそも新津保さんはATAKのパッケージ、フライヤーを全てお願いしているGRAPHともつながりが深いので、新津保さんの写真とGRAPHの印刷技術のカッティングエッジをATAK/セミトラの田中君のデザインによって構成するというのは相当いいものが出来るのはないか、といことだった。
                __
                つまり僕にとっては何か新しいチャレンジというか、変化がなかったらやってられなかった。
                結果的にインナーも含めて素晴らしい作品になっているので聴いて、見て楽しんで欲しい。
                __
                Sahko盤は日本に輸入されない。ただ、当初から僕はATAK盤のみのスペシャルトラックをミカに希望していた。
                __
                ただ、このアルバムは完全なバランスで成り立っているから難しいと言われていたんだけど、mariaのことがあってから一ヶ月くらいしてからHikariというアルバムの最後に入っている曲のCD−Rが彼から届いた。
                __
                何のメッセージもなかったけど、僕はこの曲はミカからmariaに贈られたプレゼントだと思っている。最初に聴いたときに呆然としたことを思い出す。彼はmariaの音楽を聴いたことはないはずなのにどこか彼女が作る世界と似ていたから。
                __
                こんなに静謐で優しいミカの音楽は聴いたことがなかった。
                __
                音はSahko盤よりも少しだけレベルを上げて、studerを通して解像度を上げたり色々している。ただ元の音が良いのでそれを失わないようにという細心の注意を払って仕上げた。
                __
                というわけで、このアルバムは色々な人の協力によって出来上がって、最初に書いた通りATAKの再始動の1枚となった。
                __
                mariaがいなくなってATAKでCDをリリースするということの想像が出来なかった時期が長かった。僕は本当にもう終わりかもなと思っていたから。
                __
                完璧なフォーカスでムジークのスピーカーを撮影しておいてくれた新津保さん、マットPP仕上げを見越した(つまりマットにすると結果的に元の紙の色がすごく変わる)見事な印刷をしてくれたGRAPHの北川大輔さん、僕のいつもながらうるさい変更やリクエストに付き合ってくれつつ斬新な構成、デザイン、出色な文字色をfixしてくれた田中君、mariaに代わってプロダクションマネージメントをしてくれたさやかと根本さん、マスタリングで最終的な仕上げをしてくれたキムケン、そしてもちろんMika。関わってくれた全ての人にお礼を言いたい。
                __
                本当にもう一度リリースが出来るようになるとは思っていなかった。
                __
                ジャケットのスピーカーのスイッチがONに光っていることが僕はなんかすごく気に入っている。

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                • tateyama / Mon Feb 23 15:33:44 2009

                  こんにちは。 ATAK12、早速購入させていただきました。私もデザイナーの端くれなので、ジャケを丹念に見て「へぇ!こういうことやるんだ!」的な発見が多くて楽しいです。マットPP加工とかやったことがないので、「こうなるのか」と興味は尽きません。私も某ドイツ系レーベルのヴィジュアル全般を手がけていた時期があるので、ここまでいろいろやれるのがすごくうらやましく感じました。これから音を聴きます。

                  セミトラの田中さんに宜しくお伝えください。随分お会いしていませんが、まだ名前ぐらいは覚えていらっしゃると思うので。

                • shibuya / Tue Feb 24 00:30:17 2009

                  ありがとうございます これは本当に写真と印刷技術とデザインが拮抗している希有なジャケットだと思います。 CDでしかできないことをやるというのが重要だと思っているので、協力してくれた田中君、新津保さんとGRAPHの北川さんには本当に感謝してます。 僕は紙素材の場合、絶対にマットのPPが表面なのが好きで、それは耐久性考えると絶対なんですね。あと質感的にも。ただ、PPした後の色が読めないんですね。普通は。それを予想してプリントするというのは並大抵のことじゃないと思います。 スピーカーの質感も一度NGで修正しているし、とにかく手がかかっています。なので気づいてもらえると嬉しいです。

                  っていうかタナカ君、これ読んでるんじゃないかな?

                2009-02-17

                昼間はずっと作曲。雑務も少し。
                __
                夜はet-sonaで食事。帰国後、初et-sona。やはり美味しい。
                __
                発売になった美術手帖「日本のアーティスト ガイド&マップ」に載っています。
                __
                色々なカテゴリー別に日本のアーティストを紹介するという特集で、僕は「サイエンス/テクノロジー」に分類されています。
                __
                好きなものを嫌いなものをたくさん載っていて全体的に非常に面白いのですが
                __
                「偶像」「風景」「ヌード」「J回帰」などなどのカテゴリーの中に「女」というジャンルあって「百花繚乱 女の底力」とか書いてあったのが特に面白かったです。
                __
                全体的に非常に充実した号なのでぜひ。

                  2009-02-16

                  国際交通安全学会の会議に出席するために東京八重洲へ。
                  __
                  あの信号の音楽のやつです。
                  __
                  音楽は歩行促進に効果あることは証明された。全く違う環境でも歩行BPMはほぼ一緒。
                  __
                  夜、ひさしぶりにリョウマ夫妻に道でバッタリ会って近くのバーで飲む。が、あまり進まず白ワイン一杯だけ。
                  __
                  戻ってコーヒーで酔いを醒してからピアノに向かって作曲してたらすごく悲しくなってたくさん泣いてしまった。悲しみというのもエネルギーなんだけどね。

                    2009-02-15

                    1日中譜面を書く日。angel paseed。
                    __
                    響きを選ぶ、時間の連続と瞬間をどう配置させるかという当たり前のことがこんなに難しいなんて。新鮮だ。時間が粘液のように広がっている。
                    __
                    まだ知らない領域はある、と最近すごく思う。精神状態は最悪だけど音楽だけが救いになっている。生きていくのはすごく難しいね。この曲は早く完成させる。
                    __
                    これが気になったのでゲットした。
                    __

                    Cage Performs Cage: Empty Words
                    John Cage Mikhasoff
                    Mode (2009-02-24)
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                      2009-02-14

                      僕も渋谷の交差点の大きなスクリーンで見たいなと思いつつまだ見れないのでupします。
                      __
                      for maria
                      __
                      実際まだ見れません、というメールもたくさんもらっているしあまり何回も行かせちゃ申し訳ない、というか
                      __
                      もういいよおーーという口癖が聴こえてきそうだから。
                      __
                      ちなみに僕の友達は「渋谷にいたら、この映像が流れてることなんて知らずに突然出くわして、 横断歩道で呆然と立ち尽くしてしまいました。 ちょっと奇跡みたいな気分。」と伝えてくれたんだけど、僕ももし出くわしたらそうだろうな。自転車、事故りそう。
                      __
                      プロジェクトの詳細はここに。
                      __
                      TAICO CLUBの河野さん、映像を作ってくれた逢坂君、SPTHXです。本当にどうもありがとう。
                      __
                      何度も観に行ってくれている人たちもどうもありがとう。
                      __
                      すごく大きなプレゼントを突然もらった気分。彼女もそう思っているんじゃないかな。

                        2009-02-13

                        昨日の引き続いてトークイベントへ。要はインプットしたい、というのと外に出たいというのと譜面を書くことから少しだけ逃避したいというのが重なっているのでしょう。
                        __
                        『新編 第三の眼』刊行記念トークイベント港千尋×李明喜「第三の眼−グーグルからグーテンベルクまで」
                        __
                        しかしこのbook 1stが入っているモード学園の建築は何というか最悪ですね。見上げたときに吐きそうになってしまった。
                        __
                        トークは途中から行ったので全部はフォローできなかったけど、ストリーテリングを回避するという問題意識は現代音楽のメロディの否定に近い。
                        __
                        ただ、昔思ったのは誰でも一番高い音をメロディとして聴く、時間を過ごすわけだから否定するのはなかなか困難なのではないかということで、今もその気持ちはあまり変わらない。
                        __
                        マテリアルやクオリアというのはストーリーテリングと対置するようなものではなく、ある種のストーリーと呼ばれるもの/時間の連続性に違う光を差す、それによって全体に変型が起こる装置と考えるべきではないか。
                        __
                        あとアーキテクチュアという言葉に表象されるような社会学的知は情報の圧縮、レイヤーという縦方向の指向に刺激は受けるものの、ネットワークと僕がやっていることはあまり関係がないので、興味が分断されている気がする。僕にとっては。
                        __
                        しかし打ち上げで最近の美大生の生態を知って驚く。詳細略ですが。

                          2009-02-12

                          夜、ミッドタウンにあるd-labで行われた長尾真/池上 高志『自律進化するデータベースはつくれるか』に行く。
                          __
                          ちなみにこの写真の池上さんは非常にカッコイイと思うのですが、僕が撮りました。
                          __
                          多くのトークイベントにとって自明の問題なのは全ての人を満足させるトークイベントは存在しない、ということで
                          __
                          そういう意味ではこの日は参加したほとんどの人にとって満足なものになっていたと思う。要するになんだか分からない話というのは、池上さんが「何か言ってくれよ」という目で何度も僕のほうを見るから仕方なく僕が補足的に発言した時以外はなかったように思います笑
                          __
                          ただ、そういう時間が面白いという人がいるのも事実で、自分を顧みてもそれは出演している本人だったりするということもよくある。
                          __
                          アート関係のトークイベントに話を移すと意見が似ている同士の組み合わせや、同じ意見/方法を共有している人たちのシンポジウムが多いという気がするんだけど、あれは意味がない。
                          __
                          なんか強力に相違点がある二人もしくは複数人によるトークセッションというのがもっとあってもいいと思うんだけどね。なかなかないですね。
                          __
                          ともあれ、運営にあたったlee君、倉重君お疲れさまでした。良いイベントだったと思います。

                            2009-02-11

                            休みの日。悠治さんと電話したり、色々考える。
                            __
                            思えば遠くにきたものだと思う。自分の思考が。
                            __
                            ヨーロッパを回ってコンサートをやって東京に戻ってきて音楽を作ってまたどこかでコンサートやインスタレーションをやる、しかしどこもそれほど変わらないなという気持ちが強い。
                            __
                            いつか人間がほとんどいない場所で徹底的にものを考えたり音楽を作ったりしてみたい。
                            __
                            砂漠とか。
                            __
                            そういう環境の変化が必要な気がしてきた。とはいえ2010年まではしっかり予定が入っているから無理なんだけど、
                            __
                            人や都市ではないものの中にいて受ける刺激がほしい。遅れているか進んでいるかというのではない、別の環境に身を置いたときに自分が何をするのか何が作れるのか知りたい。
                            __
                            システムと無構築の間を行ったり来たりするのではない、別の創造のあり方があるような気がどうしてもしている。
                            __
                            砂の中に吸い込まれていく自分を自分が見ている、という夢を最近よくみる。

                              2009-02-10

                              僕は極度の弱視、0.01ないのでレーシックをしようかとよく考えるんだけど
                              __
                              今日はいつもよりかなり本気で考えたものの結論としては
                              __
                              目がよく見えるようになると耳が悪くなるのではないかという恐怖にかられて、延期というかとりあえず止めになりました。
                              __
                              視覚系の注意がそれほどないから耳に集中できるというのはあるかもしれないなと。
                              __
                              なんとなくメンテが全体的に必要な気はしてるんだけど。体質とか明らかに変わったというか色々センシティブになっている、
                              __
                              と感じるのは今までがそうじゃなさ過ぎたのかもしれない。やっと人並みというか。
                              __
                              ヨーロッパから帰ってきて日本食が食べたい、とか今までは全くなかったけど今回はある。というか帰国してから魚と和食ばっかり食べてる気がする。
                              __
                              今日も。しかし飲み過ぎた。マティーニは効く。
                              __
                              久々にグレン・グールドのこのCDを聴く。やはりこれが一番好きかも。1曲目のスウェーリングが素晴らしすぎる、というか神がかっている。スタジオ録音よりも全然よい。最後のライブ録音。
                              __
                              僕は大抵、最初よりも最後のほうが好きだ。

                              Glenn Gould Salzburg Recita
                              Glenn Gould Salzburg Recita
                              posted with amazlet at 09.02.14

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                              • s.w. / Sat Feb 14 10:45:15 2009

                                渋谷さん、はじめまして。

                                いつもお邪魔させてもらっています。 今回の眼のお話は、よんですぐ頷いてしまいました。

                                私もすごく視力が悪いんですが、“眼”がよく見えるようになるのが怖くて治療を避けてます。

                                なんていうか、、うまく書けませんが色調がどんどん変わってくるのも怖いですよね。

                                ブルーベリーとか、わざわざ除けたりして(笑)

                                突然の書き込み、大変失礼しました。お許し下さい。 次回のピアノソロ作品非常に楽しみにしております。渋谷さんのピアノはいつもリリカルにひびいてくるのが素敵です。あと残響も本当に美しいと思っています。

                                では。

                              • shibuya / Sat Feb 14 13:04:35 2009

                                いや、僕はブルーベリーとかは食べるのですが、つまり少しよくなってたとかいうのはいい、というか望んでいるくらいなのですが、ある日突然見える世界が違ってたらというのは怖いんですよね。 でも、コンタクトもあまりにも面倒なので2日一回くらいは迷ってますけどね笑

                                ピアノソロ楽しみにしててください。残響、というかペダルの使い方はコンピュータでやってきたことの影響ですね。

                              2009-02-09

                              というわけで帰国しています。
                              __
                              いま、パリですか?というメールをよくもらうのは日記がパリで止まっていたからなのかも。
                              __
                              発売されたハニマグという雑誌で東浩紀君と対談しています。僕はまだ読んでないのですが、
                              __
                              東浩紀、渋谷慶一郎が読み解くネクスト・ソサイエティの思想と科学
                              __
                              というタイトルでカラー3P、お互い好きなこと話してますね^^:
                              __
                              今日は鍼に行ったあと、ジムでストレッチをしてからゲルマニウム温浴をして少し泳ぐという身体メンテの日。
                              __
                              スーツケースは持って行ったけどコンピュータとaudio interfaceはずっとバックパックに背負ったままだったから背中が痛い。
                              __
                              あと普段結構、粗食だからデトックスしたかったんですね。パリとかイタリアはカロリー高いから。
                              __
                              久しぶりにピアノを弾いた。angel passedというこの曲を早く完成させないと。指の以前に耳がコンピュータの耳になっている。でもここから何ヶ月かはコンピュータのライブとピアノのレコーディングが平行して進む。

                              __

                                2009-02-08

                                日本に到着。予定よりも3時間遅れたけど、ほとんど寝てた気がする。僕はアメリカ周りじゃなければそれほど時差ボケはない、というか時々残ってるなあというときもあるけど基本的に夜型だから。
                                __
                                しかしエールフランスの和食メニューというのはとんでもなく不味いですね。僕が機内食で印象深いのはバリに行くときにガルーダインドネシアに乗ると大体早朝なんですが、なぜかウナギが出る、というメニューで
                                __
                                僕は朝からカレーとか食べられるほうなんで、そういうのはいいのですが
                                __
                                煮物とか煮付けみたいないわゆるオフクロの味系が元々あまり好きじゃないのに、それ模倣した何かみたいなのは相当不味く感じられるのですが、一番後ろの座席を選んだらメニューのチョイスがなかったんですね。
                                __
                                一度帰宅して荷物を置いてからシゲ(猫)を実家に取りに行く。一人でシゲを連れてくるのは初めてだったから不思議な気持ちだった。

                                  2009-02-07

                                  帰国の日。はじめて雪の日。
                                  __
                                  飛行機の雪かきに3時間かかるのでみなさま機内でお待ちください
                                  __
                                  というとんでもないアナウンスが流れたんだけど、僕は搭乗する直前に発作的な急性不安みたいになったので多めに薬を飲んでいたから完全にその3時間眠ってました。
                                  __
                                  満員電車もそうなんだけどスタックされるのに対する猛烈な不安が襲ってくることがある。でも起きてたらイライラしてただろうな。
                                  __
                                  というわけで三週間弱の比較的長いツアーが終わった。
                                  __
                                  と思っていたら台湾のトランソニックというメディアアート、テクノロジーミュージックのフェスティバルからオファーが。
                                  __
                                  なので4/11に台湾でATAK NIGHT4の急遽開催が決定した。出演は僕とエバラ君。台湾、初めてだから楽しみ。

                                    2009-02-06

                                    2/4の日記に書いたアンドレ宅でのディミトリーとのピアノ連弾即興映像はこれ
                                    __
                                    ちなみにこっちは紙をハンマーの部分に挟んで即席プリペアードしたもの笑
                                    __
                                    撮影はエバラ君。実際はこの10倍は弾いてました。
                                    __
                                    今日は楽譜屋街(というのがあるのです)でいくつか楽譜を買ったり、ギュスタフ・モローミュージアムに行ったり、DAMIR DOMAのプレスルームに行ったり。
                                    __
                                    夜はコンサートの次の日にメール頂いた、NeuroSpin Centerというフランス原子力庁の敷地内の脳機能イメージング施設の研究者の方と音と脳に関するディスカッション。
                                    __
                                    大分脱線したことと、一緒に来た友人が僕の友達の元彼女だったということが驚きでした>藤井君。
                                    __
                                    夜遅くにsuperstarsのタミオさんも合流。27時くらいまで飲んでからパッキングなどしたけど、酔っぱらってるときのパッキングほど辛いものはないということが分かりました。
                                    __
                                    エバラ君に「頼むから今日のうちに終わらせましょうよ」と何回も言われました笑

                                    • HADALY / Thu Feb 12 16:33:21 2009

                                      フランス原子力庁の敷地内の脳機能イメージング施設で研究をしている者です(長い……)。脱線も含めてヒトという存在の根源にかかわる有意義なディスカッション?ができまして、とても楽しく過ごさせていただきました。パッキングのお邪魔してしまいましたようで申し訳ありません。翌日雪で大変でしたね。ご無事で東京に着かれました由、何よりでございます。

                                    • shibuya / Thu Feb 12 17:01:30 2009

                                      脱線について詳細を割愛したのは善意と解釈して頂いて、研究オーガナイズの件よろしくお願い致します笑 いや、パッキングはどうせギリギリにならないとしなかっただろうから問題ないす。

                                    • anonymous / Sun Feb 15 20:29:28 2009

                                      ピアノを弾きにいきたくなった。わたしもそんな感じに弾いたりします。。。

                                    • shibuya / Mon Feb 16 17:17:45 2009

                                      えーとHADALYさん?

                                    2009-02-05

                                    昨日書いた、superstarsですが
                                    __
                                    ATAKのファンの方なら御存知かと思いますが、代官山の美容室で詳細はここに。
                                    __
                                    で、ここのPARIS支店が今月の23日にOPENするということで、その奮闘の様子はここで。
                                    __
                                    カッチョイイロゴはATAK/セミトラの田中君によるもので、という一連のもろもろを今日、ATAK/セミトラの柴田君に聞きました。
                                    __
                                    パリでインディペンデントな日本人がお店をオープンさせるというのは想像を絶する困難なので、応援したいと思っています。
                                    __
                                    今日は夜、エバラ君、sonoとコリン・ディヴィスによるベルリオーズのオペラ抜粋版をシャンゼリゼ劇場に聴きに行く。
                                    __
                                    僕は昔、ここでブーレーズのラベルを聴いてホール自体が振動する楽器のように感じて以来、このホールに良い印象を持っている。
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                                    はっきり言ってベルリオーズの音楽は言うまでもなくオーケストレーション以外は尋常じゃないつまらなさなんだけど、ここのホールの音が聴きたかったという感じ。
                                    __
                                    同じパリでもサルプレイエルとかだと何を聴いても陰惨な気持ちになってしまうし、バスティーユのオペラ座は東京のホール音響みたいだし、やはりオペラガルニエかここが良い。例外的にシャトレは好きなんだけど、これもヴォゼックを初めて聴いたときの衝撃という理由が大きい。
                                    __
                                    その後、近くのレストランでエヴァリーナ&ディミトリーと食事。彼らは明日パリを発つからATAK NIGHT4@parisの打ち上げという感じ。
                                    __
                                    ブ厚いステーキタルタルが有名な店で、ワインリストも電話帳のように充実している。
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                                    僕はワインの名前とか全く覚えられない、というかモノを覚えられないといういけない傾向が加速しているんだけどディミトリーは非常に詳しくて、
                                    __
                                    「ピノワールはどうか?」と聞かれたので、「うーん好きなのと嫌いなのがはっきり別れるからせっかくだから別でいきたい」と答えると
                                    __
                                    「どんなのが好き?」と聞かれたので「僕のワインの好みは非常にシンプルで香りがウッディでストロングなやつ」と伝えたらディミトリーもそれはいい!ということになって
                                    __
                                    結局ソムリエに選んでもらったら、結構高いやつだったらしくしばし沈黙するもそれをオーダー。僕の席から値段が見えなくてよかった笑
                                    __
                                    で、確かに非常に複雑で美味しい、が、しかし名前は覚えていないというやはりワインに詳しくなったりはできない人間なことを実証してしまいました。
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                                    肉も本当のレアにしてくれ!と言った割にはややよく焼けていたけど美味しかった。
                                    __
                                    店を出てエヴァリーナ&ディミトリーとお別れの挨拶。ディミトリーは2月の終わりに日本に来るらしく、もしトークやイベントなどICCでやることになったら協力したいと思っている。

                                      2009-02-04

                                      ATAK012 OLEVA Ø Mika Vainio、一般の発売は2月18日ですがATAK web shopでのみ先行発売始めました。
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                                      もう待てない!という方はぜひ。税・送料込みで2400円。すぐ届きます。
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                                      今日はオフでダラダラ。昨日の疲れと打ち上げの飲み過ぎがたたっている。。
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                                      夕方から出かけてマルジェラでジレと指輪を買う。非常に安い。
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                                      夜はエバラ君、sono、superstarsのタミオさん、エミちゃんとギロギロで食事。superstarsは2/23にパリ支店がオープンするんですね。で、オーナーのタミオさんはパリ在住となってオープンに向けて奮闘しているのですが、会うのも食事するのも久しぶりだったんですが詳細は略で。
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                                      ギロギロはなかなか面白い店でした。構造としてはある種のSMに萌えがふりかけてある感じですね笑
                                      __
                                      その後、エヴァリーナたちに誘われていた数学者のアンドレ宅のホームパーティーへ。アンドレは池田亮司さんとコラボレーションしていたりして、音楽とも近い。ピアノがあったのでディミトリーと即興で連弾などしたんだけど、これがなかなか面白かった。

                                        2009-02-03

                                        パリでのライブ当日。
                                        __
                                        ライブ当日の日記を後から書くのは難しい。僕は集中しているように見られるのが苦手なので極力ブラブラしているようにしてるんだけど、結構平静ではないので実はあまり当日何があった、とかいうのは覚えていない。
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                                        スゲーいやなフランス人がいた、ということは覚えているんだけど、それとは真逆に会場のテクニカルスタッフは優秀で協力的で非常にやりやすかった。
                                        __
                                        ピンクノイズを使ってスピーカーの音量バランスをチェックしていくというのは嫌がるPAもいるんだけど付き合ってくれたし。ちなみに嫌がるのは徹底的におかしいと思うけど。
                                        __
                                        僕はフランスの電子音楽が音圧や音量がスモールな方向に常に統一されているのは家がアパートだから、つまり近隣とかなり密接な住居環境にあることによるところが大きいのではないか、と思っていて実際大きい音に慣れていない。
                                        __
                                        なのでサウンドチェックには結構かかりつつ、エヴァリーナ&ディミトリーもセッティング。ライブの内容について詳細に書く時間はないから省略するけど、彼らのレーザーとモジュレーションによるライブインスタレーション(という言葉がしっくりくる)は素晴らしかった。日本でもいつか出来ればと思う。
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                                        ライブは僕もエバラ君もツアーの未完成な集大成的な感じでよかった気がする。CDを買って行く人がすごく多かった。終わった後にいくつかテクニカルな質問を受ける。
                                        __
                                        ともかくこれでヨーロッパツアーが終わった。特にこのパリ公演はなかなかスケジュールが出なかったりして苦労したから感慨も大きい。オーガナイズしてくれたsonoに心から感謝したい。

                                          2009-02-02

                                          朝11時の電車でチューリッヒからパリへ。
                                          __
                                          今回、いちいち荷物を預けたりしなくていい、一等車だったらゆったりしてて楽だし、という理由から結構電車移動多いのですが、僕は飛行機移動のほうが好きなことが分かりました。
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                                          まず、当たり前だけどとにかく時間がかかる。6時間とか電車に乗っていてずっと田園風景が続くというのはちょっと恐怖です。
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                                          あとこれも当たり前だけど荷物を預けていないから常に大きい荷物を自分で運ぶ、空港の職員は英語が出来るけど駅職員はほぼ出来ないから乗り換えのホームなど聞くのにドキドキするなど、まあとにかく飛行機のほうがよい、ということが分かりました。
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                                          18時頃パリに着いてオーガナイザーのsonoとロンドン経由で先乗りしていたATAKのさやかと合流。後にエヴァリーナ&ディミトリーとも合流して会場下見。UNITを一回り小さくしたような感じ。
                                          __
                                          夜は全員で食事。sonoレコメンのレストランでディミトリーが選んだ美味しい赤ワインを飲みフォアグラのカルパッチョ(生フォアグラですな)というものを食べる。罪の味がしました。
                                          __
                                          ああ、そういえば昨日からfor mariaの映像が渋谷の街頭テレビジョン(shibuya TV)で流れていると思います。
                                          __
                                          分かりやすいところだと渋谷ハチ公口交差点の三千里薬局の上、タワーレコードの外、という感じで、10分に一回です。
                                          __
                                          あと昨日の日記に書いたfilmachine bookの取り扱い全店舗リスト確定したので付記します。
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                                          ・ON SUNDAYS
                                          ・NADiff
                                          ・タワーレコード新宿店(9Fニューエイジフロア)
                                          ・タワーレコード渋谷店(5F ニューエイジフロア)近日納品予定
                                          ・青山ブックセンター(本店・六本木店)近日納品予定
                                          ・NTT インターコミュニケーションセンター 2/10頃より開始

                                          • picodon / Thu Feb 5 23:37:21 2009

                                            昨日渋谷の交差点で、もうやってるかな、mariaさんにあいたいな〜って思ってたんだけど会えませんでした。近いうちにまた行ってみます。

                                          • shibuya / Thu Feb 5 23:47:40 2009

                                            逢坂君は確認したみたいなんで既にやっているようです。 tsutayaの上じゃなくて三千里薬局の上のほうとのことなんでまた気が向いたら観に行ってみて。

                                          • (*ε*) / Fri Feb 6 01:38:04 2009

                                            そっか、見に行かなきゃ! 見に行くというか通りかかるときに 気をつけてたらきっと見れるよね。

                                          • tam / Fri Feb 6 04:37:53 2009

                                            とてつもなく迷惑な人(手を叩く、大声を出す、暴れる)がいて とても残念でしたがライブは最高でした。 チケットただに出来ないか聞いてきたフランス人の友人はCD買って帰ったそうです。

                                            感想書くの早かったかな

                                          • shibuya / Fri Feb 6 10:18:54 2009

                                            >(*ε*) うん、でも10分に一回だから運がよければすぐにという感じかな。 結構はっきり聴こえるらしいです。

                                            >tam

                                            >とてつもなく迷惑な人 ああ、あのジャンポールゴルチェに似たアル中ね。動けなくしようか迷いましたなー。

                                            チケットただに出来ないか聞いてきたフランス人って知らないんだけど無理に来なくていいんですけどね、そういう人は。

                                            なんか面倒な人が多かったな笑

                                          • tam / Fri Feb 6 15:08:41 2009

                                            >shibuya

                                            >動けなくしようか迷いましたなー。 shibuyaさんが1度近づいてったの見てました。ハラハラしました。

                                            無理と言うかセコさから来ると言うか・・でもCDは買う。

                                            スミマセン。私自身フランス人の事が解っておらず、変な文章を書いてしまってました。

                                          • shibuya / Mon Feb 9 01:38:24 2009

                                            >shibuyaさんが1度近づいてったの見てました。ハラハラしました。

                                            そうそう、そのときです。迷ったけどやめたんですよね笑

                                            ヨーロッパは日本と違ってチケットが安いからゲストっていうもの自体それほど常識になっていないのが普通です。 というか安いから関係者も含めてみんな買って入る、故にすぐ売り切れるというのは好循環だなと思ってたから、ちょっとひきましたね。

                                          2009-02-01

                                          チューリッヒでオフ2日目。ヒマの極致なので告知。
                                          __
                                          ↑のnewsにあるfilmachine bookの国内発売が開始されました。
                                          __
                                          店舗での販売は東京のみなのですが
                                          __
                                          ON SUNDAYS
                                          タワーレコード新宿店(9Fニューエイジフロア)
                                          青山ブックセンター(本店・六本木店)
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                                          は発売開始したようです。青山ブックセンターは近日という感じらしいです。
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                                          あとYCAMの通販でも購入できます。
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                                          概要も載っているのでチェキってみてください。
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                                          ウチも取り扱いしたい!という店舗の方いらしたらYCAMまで問い合わせてみてください。
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                                          が、しかしこの本は日本での流通はかなり部数限定、というか極僅です。下記に詳細転記しますが見る人が見ればかなり豪華なメンツ、ということで早めのゲットをおすすめします。
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                                          a very sonic membrane - filmachine

                                          作曲家・音楽家の渋谷慶一郎と、複雑系科学研究者(東京大学教授)の池上高志により、24個のスピーカーおよびフロアインスタレーションと、建築音響用ソフトHuronを使って独自に開発した3次元立体音響作品「filmachine」。2006年YCAMでの展覧会後、2008年1〜2月にベルリン(ドイツ)で開催された「transmediale2008」における展示に際して刊行。作家をはじめ、A・ノエ(認知科学・知覚哲学)やO・E・レスラー(内在物理学)、阿部一直(YCAMアーティスティックディレクター)ら多彩な寄稿陣による解説、エッセイ、対談、写真を収録したコンセプトブック。

                                          ブックレット | A5版 | モノクロ図版 | 英語テキスト版 | 98P

                                          アーティスト:渋谷慶一郎、池上高志
                                          編集:シュテファン.リーケルス、アンドレアス.ブレックマン
                                          執筆者:渋谷慶一郎、池上高志、阿部一直(YCAM)、シュテファン・リーケルス、アンドレアス・ブレックマン、オットー・E・レスラー、アルヴァ・ノエ
                                          発売元:Edition Jardins des Pilotes / diaphanes, Zürich-Berlin
                                          価格:2000円(消費税込み)