2007-02-27

ツアー日記の続きを書きたいのですが先日まで書かないといけないものが山積みで、しかも発熱してしまいました。知恵熱だとは思いたくない所存です。
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ちなみに書かないといけないものというのは確定申告ではありません。僕はお金に関することが苦手で唯一できることと言えば「いくらですか?」と聞かれたときに「XXX円以上、XXX円以下です」と即答することくらいですが、XXXの部分はさすがに伏せさせてもらうとして、細かい計算ややりとりは苦手なのです。なので我が社の経理はmaria先生にお任せという状態になっていて手も足も出ないのですが、それもリミット迫っているようです。
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原稿はおかげさまで無事に終わって、池上さんとの対談@水声通信の校正をすれば良いだけという感じです。ちなみにこの水声通信という雑誌、御存知ない方も多いかもしれないし水牛通信と混同している方もいるかと思うのですが、僕も突然「渋谷慶一郎先生。ジョンケージで特集で原稿を書いてください」というメールを頂くまでは読んだことがなかったのですが
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特集で一冊系の雑誌でなかなか面白いです。しかもジャンリュックナンシーで一冊、とかそいういう大技をズバッとやるところで荒川修作さんの特集は買いましたが面白かったです。
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対談は10000字を超えるボリュームで内容も面白いかと思います。しかし「ナンバーピースと生命の複雑さ」というタイトルから分かるようにどれだけの人がついてこれるか、ということは敢えてあまり考慮しないハードボイルドな内容になっているかと。
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Mac Power誌はカラ−4PでATAK NIGHT3東京公演のレポートであの夜についてまだ興奮覚めやらない方には非常に良いオカズになるかと。写真が良いですよ臨場感あって。僕は短めのテクスト書きました。
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あとは。K・ローレンツの著作をamazonのマーケットプレイスで300円で買ったりしてます。ローレンツは僕のフェイバリットで、僕はダーウィンよりもローレンツのほうが実践的だと主張し続けているある意味危険な人間なのですがamazonだと古本で滅茶苦茶安く買えますね。
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最近買ったのは「人間性の解体」という本で恐らく最後の著作でしょうか。繰り返し書いてますが「攻撃」はバイブルで思い出すにATAKという名前を付けたときにももしかしたら片隅にあったかも。

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あとはグレングールドが弾くワグナーのピアノ編曲版のCDとか買いました。試聴してみてください。1曲目のグールド指揮のワグナーというのはどうでもいいとして2曲目以後のピアノ編局版は素晴らしそうだから。
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classicalという輸入盤のamazonではグールドのこういう編曲版とかメンデルスゾーンとショパンとか、マイナーなものが売れてるようでおもろい。ベートヴェンの運命のピアノアレンジとか見事なもんでした。
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あと先日、仲良くしてもらってるcherの12周年のパーティーの二次会で泥酔しつつもシダックスの60名収容可能な客室に行ったのですが、そこでバク転でもしそうな勢いの見事な振り付けで仮面舞踏会とかスターライトとかパラダイス銀河を歌っている男性がいて聞くとモノホンのジャニーズのマネージャー、とのことでびっくりこきました。見事だった。

    2007-02-26

    ツアー日記再開。2/17〜18。
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    2/17は12時くらいに会場入り。ホワイエの階段の上に設置した新作インスタレーション「Taylor Couette Flow」も問題なく動いててよかった。
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    それを確認した後はスタジオBでサウンドチェック。スタジオBは残響が多く、コンサートの場合結構使い方が難しい。音が作りやすいということで言うとスタジオAのほうが圧倒的に快適だ。特に最近の僕の場合はステージのある前方からステレオ2発でドーンッという音の作り方になっていないので、音響の伊藤君と色々試行錯誤。しかし終わらないので最後にもう少しやろうと課題を残して、エバラ君やGoem、Pan sonicのミカとチェックしていく。
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    15時過ぎに灰野敬二さんが到着。前にも日記に書いたけど今日の山口公演はPan sonicのイルポがインフルエンザで来日出来なかったため、急遽灰野さんとミカのデュオに変更したのです。急なオファーにも関わらず快諾してくれた灰野さんに感謝。
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    到着したときには僕は下のイタリアンでピザを食っていたんだけど、連絡をもらってスタジオBへ。スタッフがみんな緊張していて面白い。僕に会うなり「渋谷君だよね?」「あ、そうです」「なんか印象違うからさ」「え、そうですか?眼鏡かなあ」「この前はスーツ着てよね?今日Tシャツだから感じ違うなと思って」と言われたのですが、初めて会ったとき(よく考えると今日で会うのは二回目)ジャケットは着てたけど確実に下はデニムだったはずでスーツって。大雑把すぎておもろい。
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    しかし灰野さんは非常に付き合いやすいというかフラットな人だ。僕は無意味に偉そうだったり怖かったり高圧的だったりという人が非常に苦手で、しかしそれでも才能があったり自分に無い部分がある人とは付き合っていくことはできる。また、第一印象が上記のよう、という人は結構いてそれはある意味僕もそうなのかもしれないと思うんだけど、これは人にどう思われるかということに興味がない、ということがほとんどで何の罪もないと思うので全く問題なく付き合える。というか話すと面白いことが多い。最悪なのは無意味に偉そうで話すとつまらない、というのでこれは無視するしかないと思うんだけど、そうした諸々を考えても灰野さんの場合非常にフラット、というか真摯な印象が強い。
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    また、アナログやデジタル、演奏や即興で原理的な態度というのは言うまでもなく意味がないんだけど、実は結構多い。典型的なのはラップトップだからダメとかアナログだから太いとかその手で、まあこれはプロの場合は何を選択するかというのはかなり大きな決断なので勢い余ってそういうとこにいってしまうのはいいんだけど、ヲタクでその手のは救いようがなかったりする。はあ。でも選んでるんだから仕方ないよね?としか言いようがないような。
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    灰野さんの場合、膨大なアナログエフェクターを使ってボイスも使ってというスタイルなので当然ながらセッティングに時間がかかるし、結線が多いのでノイズが乗るとそれを解明するのに時間がかかるんだけど、それらを繋ぎながら笑いながら「未だにアナログでやってまーす」と言っていて、これは自分のスタイルとしてそれらが血肉化しているからそれを変更することはないけど別にそれが絶対的ではない、という両義的な態度で非常に信用できると思った。何をやるか何でやるかという選択のは避け難く存在するという上でそれが絶対的に正しいと信じていると当然排他的になる。これを原理主義という。選択した上で揺れ動くということは可能で、しかもそれは結構持続に体力がいると思うのだが正しい態度じゃないかと思う。
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    そんなわけで、サウンドチェックは時間目一杯までかかって、ジンポジウムの時間へ。思ったよりもたくさんの人が聴きに来ている。
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    シンポはYCAMの阿部さんの進行のおかげもあって無事終了。ミカが「アナログの機材のみでやっているので予測不可能なことが起こる。これだと思った音が出たときは、おかしいと思われるかもしれないけどまず静かにして部屋の窓を締めてそっと録音を始める」と言っていたことが心に残る。そこで言うアナログという装置がコンピュータの中で作れたらとも思う。
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    シンポが終わった後、やっと僕のサウンドチェックの続きをやって、一応終了。
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    コンサートの開場と同時にすごくたくさんの人が会場に入ってきて驚く。他県からもかなりの問合せがあったとのことで、嬉しい。
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    ライブはevala→Goem→僕→ミカヴァイニオ+灰野敬二の順番。自分のライブには不満が残った。準備不足を感じて悔しい。ミカと灰野さんのライブは中盤がホントによかったし完全に食われた。このままだとデジタルだからやはり平坦でライブはやっぱりアナログだよねという定型そのままになってしまうので、ツアー中も時間を見つけてどんどん改良しなければまずいと決心する。改良というか作り変えていかないといけない。
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    という気持ちが色々回りつつも無事ツアーがスタートした安堵感も少しあって打ち上げでは色々な人と話したし楽しかった。が、ライブの改良のことが心から消えないのでまだ店に人は残っていたものの退散。爆睡。
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    2/18。朝の8時に起きて宿泊した富士の家の温泉へ。非常に泉質がいい。ササッと入ってから着替えて、mariaを部屋に残して僕とエバラ君はYCAMへ。昨日のコンサートに来てくれていたサウンド&レコーディングの國崎さんと待ち合わせ。今日は心斎橋のapple storeでfilmachine phonicsのトークイベントが14時からあってそれに間に合うように出発。ミカとGoemのフランスはmariaが京都に連れて行くことになっている。
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    あまり寝てないけど、行きの新幹線で國崎さんと色々話したのは面白かった。ライブについて、機材についてなどなど。13時頃心斎橋について会場へ。セッティングは簡単に終わって、本番。國崎さんと公開対談形式でfilmachineからfilmachine phonicsに至る経過を話して最後は全員にipodを配って全曲試聴会、という基本的には銀座と同じ流れ。無事終了。
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    終了後、三人でお好み焼きを食べてから僕とエバラ君は京都へ。國崎さんは新横浜へ。
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    京都駅からタクシーで宿泊先のアーティストハウスへ。maria、フランスと合流。夕食後、ライブの作業を朝まで。ヘッドフォンでやっているのでローエンドが分からず、苦労する。

      2007-02-25

      ふー原稿関係がほぼ終わりました。ツアー日記も再開しますね。
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      えーと、その前に掲載情報で、発売になったスタジオボイス誌にインタビューが掲載されてます。
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      あと業務連絡ですが、京都のパララックスレコードに在庫ありの全タイトル納品致しました。京都のみなさんよろしくお願いします。
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      パララックスはツアーの際に立ち寄らせて頂いたのですが、聖地。ですね。面白いCDがたくさんあって思わず僕の趣味である「1時間くらいボケーッと眺めてからおもむろに2枚くらい買う」というのをしたくなりましたが、帰京の直前なので急いで、という感じになりました。
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      ちなみにGoemのフランスは今回のツアー用に作った限定CDーRをその場で売ってたので、多分まだ在庫あるかと思います。現在のGoem、というかツアーでやってた曲が入ってます。
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      というわけで随分問合せも頂いていたようですが、やっと取扱いと相成りました。よろしくお願いします。
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      Appleのサイトに書いていて思ったのですが、思うに一番ipod向きなのはATAK001かもしれませんね。なぜか。そういえばツアーや色んなところで001を大分前からipodで聴いてますーという声を頂いたし。
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      そうそう、ノルベルトモスラングにATAKのCDで何が一番好き?って聞いたら恥ずかしそうに「001」って言われたときはタマゲました。
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      そういえば長らく引き取り手がなかった古いテレビを中学の同級生のハチにあげました。よかった。
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      ではツアー日記をお楽しみにー。春ですね。

        2007-02-24

        今日は3/3雛祭りの日ですが、原稿を3本抱えていまして外に出れない+ツアー日記が進みません。
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        3つとは何かというと
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        ・Appleホームページでのfilmachine phonicsメールインタビュー。
        ・Mac power誌でATAK NIGHT3及びツアーを振り返って
        ・水声通信/ジョンケージ特集で池上さんと対談
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        というものでどれも方向違うので書いてて面白いのですが、というわけでツアー日記はしばしお待ちを。どれも締め切りを延ばしてもらっているので。
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          2007-02-23

          そうだ。これは口を酸っぱくして、飲み過ぎた次の日の朝のように口を酸っぱくして言い続けますが
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          ATAK010 filmachine phonicsは必ずヘッドフォンorイヤホン着用で、というのは前提だとしてCDには
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          44.1kHz 16bitの普通のCDデータと320kbpsのMP3と48kHz,24bitのAIFFデータが入ってますが
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          絶対に48kHz 24bitのAIFFで聴くのが良いと思います。これは極上です。よーし摂取だ!摂取!というノリのときはコンピュータでituneなり何なりを立ち上げて目を閉じてじっと聴いてみてください。
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          ただ「渋谷さん、でもipodにはAIFFはデカイっすよ」という幻聴は聴こえてくるので、ではどうすればいいかと言うとだったらMP3で聴いてください。つまりCDデータが一番良くないのです、今回は。
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          これはサンプルレートがCDデータだけ44.1kHZにダウンコンバートしていてそれによって音の運動が多少緩くなってます。これは今回分かった事実なのですが。とにかく48kHzのデータで聴いて頂きたい。つまりAIFFかMP3で聴いて頂きたい。店頭試聴機はCDなのでちょっと感じが違います。音の動きが緩い。
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          で、ツアー日記の続き。2/15〜16。
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          2/15はそういうわけでホントは直前まで準備し続けるはずがイルポがキャンセル→灰野さんをブッキング、諸々手配などのバタバタで朝の10時まで研究室で作曲し続けるも終わらず断念して家に戻ってそれらの手配をしながら家でライブの準備の続きをやって家を出る直前に思いつく洋服と機材関係、コンピュータなどをmariaとスーツケースに詰め込んでタクシーに飛び乗って恵比寿へ。品川→羽田。
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          飛行機ではぐっすり熟睡して福岡着。少し遅れて到着するミカを迎えてまずホテルにチェックイン。popmuzik recordsの宮城君とその弟子がホテルで迎えてくれて夕食に連れていってくれた。ミカは非常にグルメな印象。一度ベルリンで家に行ったことがある灰野さん曰く料理が激ウマらしい。
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          いつもならここでガツーンと芋焼酎を飲んで、というのが博多らしい過ごし方なのですが、何しろライブの準備が終わらずに飛び出してきたので自粛してホテルへ。ミカと明日の待ち合わせ時間など決めてから、ホテルの部屋でヘッドフォンで朝8時まで作業。さすがに疲れて眠る。
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          16日の朝は12時にミカとロビーで待ち合わせていたものの、僕は寝坊して少し遅れる。mariaはGoemのフランス・デワードを福岡空港まで迎えに行っている。新幹線の改札で合流。
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          フランスはとにかく背がデカイ。190cmくらいあるんじゃないか。全く予想してなかったから驚く。で、何となくデヴィットリンチに似てる。非常に気さくな印象。
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          新幹線の中でも爆睡。15時くらいに新山口駅に到着。YCAMの阿部さんと渡部さんが迎えてに来てくれている。新山口駅のすぐ側の鮨屋は回転にも関わらず、すごく美味しいので(特にマグロが)早速入って遅めの昼御飯。その後、YCAMへ。
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          旅の疲れもあってミカとフランスはザッと館内を見てからホテルへ。僕とmariaは先に到着していてエバラ君、大海君の第三項音楽チームと合流して新作インスタレーション「Taylor Couette Flow」の設置へ。あと、明日のコンサートのセッティングの確認を音響の伊藤君と。
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          そう、今日にTaylorを設置して明日から2日間展示するんだけど、今日が初日なので音なども調整。
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          そうそう、この「Taylor Couette Flow」は3/10から始まる坂本龍一さんと高谷史郎さんのインスタレーションの会期中にYCAMで再展示されるので行ったかたはぜひ。好評だったのですよ。ホワイエの大階段の上にあるはず。詳細はもう少ししたらinfoに書きます。
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          で、既にその坂本さんのインスタレーションの仕込みでダムタイプの高谷さんが来られていたので一緒に夕食。僕、maria、阿部さん、エバラ君、大海君、高谷さんというメンツ。ほぼ爆笑のまま食事。
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          戻ってからは結局filmachineで三週間滞在制作したときのクセでみんなで朝までTaylorの最終作業とライブの準備諸々。結局7時過ぎまで働いて「なんだ初日は宿泊いらなかったすねー、温泉さえ入れれば笑」とエバラ君が言い出す展開に。しかしここは夢の工場だからいつまでも作業できる。

            2007-02-22

            そういえば、そろそろ色々掲載誌が。filmachine phonicsについては結構な数の雑誌に取り上げて頂いているので全部をフォローするのは難しいのですが
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            タワーレコードのフリーペーパーであるintoxicate誌の巻頭でYCAMのキュレーターである阿部一直さんが「ストローブ=ユイレとfilmachine/filmachine phonics」という過激なテクストを書いていて、これは面白いです。当初は「filmachine phonicsの分量が少ない、しかもこれはCD屋のフリーペーパーなのに」と言っていたのですが内容が面白いので良いと思います。
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            ちなみにその前のほうのページでは高橋鮎生さんが遺伝子と新井満について書いていて僕のすぐ後には畠中さんが中ザワヒデキさんの新譜について書いているというのも絶妙なバランスであります。
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            あと発売中のmac power誌の巻頭カラ−1Pに写真とインタビューがあります。mac power誌はATAK NIGHT3の東京公演のライブレポートも決定しているので楽しみにしていてください。僕も何か書くことになってます。
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            あと多分、発売中のsmart max誌にもレビューが出てますがこれは未確認です。スタジオボイス誌のインタビューは最近校正したので次号でしょう。
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            えーと、そうそうツアー日記ですよね。そもそも御存知の通り、最初から波乱の幕開けでPan sonicのイルポがインフルエンザで飛行機に搭乗できないというメールが相棒のミカから来たのが2/14。ツアーの初日は2/17にYCAMという、今書いているとよく動転したり騒いだりしなかったなという事態なのですが
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            そもそも僕はその前からかなり切羽詰まった状況で尋常じゃなく忙しかったんですね。今回のツアーはATAKの5年という長い結節点の一つでもあるし、第三項音楽の第一段階の結節点でもあるのでツアーの準備は早めから初めていたのですが、三原さんのコレクションの音楽という断れないものが入ってきたり、filmachine phonicsの取材、打ち合わせが日に2〜3件入っている日というのが何日も続いてそれが終わった後、東大の研究室に行って朝の8時まで作業して帰り、昼はまた打ち合わせと取材、ツアーの諸々というのが重なって疲労困憊していたのです。
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            なので予想以上のトラブルである「イルポが来れない」というのに対して冷静に対処できたのかもしれない。例えば自分のライブの準備も3日前くらいに終わっていて準備万端で荷物の準備などしてるような状況だったら逆にかなりダメージだったと思うんだけど、夜中研究室で一人「ああ間に合わない!どうしよう」とか思いながら一人で没頭して音楽作っていたときにmariaから青ざめた声で、イルポの件の電話を受けたときも思考はかなりクリアで
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            ああ、やはりトラブルは起きたか、そもそもこのツアーは今まで順調過ぎたしな→じゃあどうしよう→ミカのソロは十分なクオリティなはずだし、プラス僕とデュオもやって切り抜けるというのもありだが→数が一つ減るというのはクオリティの問題とは少し別次元の不満をせっかく遠くから来てくれるお客さんに残すのではないか→そもそもこういうピンチこそ逆に面白くしなければならない、これこそエラーじゃないか
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            という思考が電話で話を聞いてすぐに働いて、じゃあ誰か呼ぼう、もちろんイルポの飛行機キャンセル代、チケット買い直し、新たなゲストのギャラと交通宿泊費などかなりのダメージだが(今回は基本的に予算を受けてこっちでやっていたのです)そんなことは言ってられないし、そもそもこれを切り抜けるというのは面白いじゃないかと思ったわけです。
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            思うに極限まで忙しいと迷うとか悩むというギアが完全に無くなるというか、直感的に正しいチョイスをするようになるものです。なので最近僕は恐ろしく悩まない。考えるけど悩んだり迷ったりしないという人間になっていて悩んだりしてる人を見るとヒマだなと思うようになっています。あと決断に時間がかかる人というのも同様です。決断が間違っていても直せばいいだけで、しないよりは決断して始めて違うと思ったら何回も直すほうがクオリティも上がるし意外な結果も現れる可能性がある。
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            で、じゃあ誰を呼んだら面白いかということなんですが、これも迷いなく灰野さんで決定したんですね。そもそもなぜ灰野敬二と僕が一緒に最近やっているのか、という根本的な疑問がある人も多いと思うのですが
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            まず、ATAK NIGHT3の東京公演に関して、フロア/スタンディングというのは決定していてDJもテーリで決まっていてライブは全員アグレッシブというかリズムはあるのでともすると流れが良過ぎるという危惧があったのです。普通の気持ち良いクラブイベントなんて僕がやる意味は全くないので、それだけは避けたいと。簡単に言うと機械のビートによるライブが4つも繋がってDJで朝まで、というのはちょっと違うという気持ちがあったのですね。
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            で、誰がいいか。存在自体がノイジーで流れを一度スパッと切断出来る人はいないかねーという話をよくmariaとしていて、そのときに浮かんだのが灰野さんで僕は彼のギターのプレイが好きだったのです。ただ、この時点で全く面識もないから誰かから紹介してもらわないとなー、とか思いつつ忙しいまま時間は過ぎて
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            1月のある日、公園通りのクラシックスがある山手教会のカフェで佐々木敦さんによるインタビューがあったのですが、その前に時間が少し余ったので持っていたフライヤーをクラシックスに置かせてもらおうと思って立ち寄ったら、灰野さんがセッティングしていたんですね。偶然。
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            で、人違いが起きるタイプではないので、どうしようかなと思いつつ僕はその場で話しかけて出演交渉をしたのです。いきなり。こういうのは大学1年の頃に高橋悠治をコンサートの打ち上げでつかまえて2時間くらい話した後に1年後には一緒にコンサートをやったりとか、時々僕には訪れるパターンなのですが、ともかくそのときに出演は多分大丈夫ということで連絡先を交換して別れたのです。
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            あと重要だったのはPan sonicのミカが灰野さんの大ファンで年内にベルリンでやることになっていたんだけど連絡が行き違っていたというのもあって、どうせだったら東京で共演というのが早いなというのもあって。
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            で、そのクラシックスの次の日に電話すると23日に10分だけシークレットで出演、25日にシークレットギグというのは快諾で、フライヤー読んだらすごいこと書いてあるからCDを送ってくれ、責任とれよ(笑)とか言われたので、何枚かCDを送ったら面白かったみたいで、010はヘッドフォンが壊れていたとかで聴けてなかったけど008など非常に気に入ってもらえたみたいで、その後はスムーズな関係だったんですね。
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            なので1月中に23日のUNITのシークレットと25日のギグに灰野さんというのは決定したいたわけです。
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            そういう経緯があったのでイルポがYCAMキャンセルというときにまずYCAMと電話で話して「灰野さんがいいと思う」という旨を伝えて、しかし向こうはその経緯を知らないから来てくれるはずもないし、最初は冗談かと思ったみたいなんだけど僕は何となく実現する予感があって、14日の夜中にsuperdeluxeで灰野さんがDJしてたのは知っていたから終わったタイミングで電話して直談判したわけです。3日後に山口のYCAMに来て、ミカと1時間デュオでやってほしいということを。
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            で、それはかなり急なお願いだったので心苦しかったんだけど、快諾して頂いてあとは手配ということになった。僕も日頃音楽のことしか考えてない、自分の音楽をどうすればいいかということだけ考えているような人間だけど灰野さんもそうなんですね。やってる音楽は全然違うけど。だから意思の疎通は驚く程スムーズでそれが救いでもあった。とはいえこれが2/14〜15。僕とmariaの東京出発は2/15の夕方で22時にミカと福岡で待ち合わせてとりあえずツアーは始まったというわけです。

              2007-02-21

              ふーーー。全部終わった。。ちょっと充電します。
              とはいえ今日はCD屋で次の音楽のヒントを探すべく新しいのを仕入れたりしたくらいなので、完全休養というのは難しい性質なのですが、とりあえず一段落です。
              のんびりしてるので面白いことがあったら誘ってください。
              ツアー日記は追って更新していきます。まー色々ありました。今回は特に。ので面白いかと。
              しかし限界というのはどんどん更新されていく気がするなあ。

              • F沢 / Wed Feb 28 00:36:15 2007

                お疲れ様でしたー。 去年の福島〜ATAK NIGHT3まで、わずか半年ながら密度の高い時間を過ごすことができ、色々と勉強になりました。今後の活躍も期待してます。

              • shibuya / Wed Feb 28 00:47:51 2007

                お、福沢だ(←実名公表)。 なんか卒業の弁みたいだけどまだまだ続くのだよ。 新しい感じも見えてきたし。keep rockin**

              2007-02-20

              本日のspecial gigのプログラムです。すごく楽しみ。
              __

              2007.02.25 (sun)
              open 19:00 / start 19:30
              @superdeluxe (tel.03-5412-0515)

              live performance:

              Ilpo Vaisenen(Pan sonic) solo

              Ilpo Vaisenen(Pan sonic)+Keiichiro Shibuya(ATAK)

              freiband(a.k.a Frans de Waard / Goem) solo

              freiband(a.k.a Frans de Waard / Goem)+evala(ATAK/port)

              Mika Vainio(Pan sonic) solo

              Keiji Haino solo

              Pan sonic+Keiji Haino

              Pan sonic+Keiji Haino+Keiichiro Shibuya+Goem+evala

              DJ:maria(ATAK)

              fee : 3000yen with 1drink

                2007-02-19

                楽しかったですね、みなさま。どうもありがとう。
                ツアー日記を書く時間がないため日付と書いてある内容の関係が滅茶苦茶になっていて、この先これをどう収拾したらいいんだ。という切実な問題はともかく、日曜日にもやるのでぜひいらしてください。19:30から23時で終了の予定。彼らは次の日、月曜日に帰国します。

                2007.02.25 (sun)
                open 19:00 / start 19:30

                special gig at superdeluxe
                tel.03-5412-0515 (B1F 3-1-25 nishiazabu minatoku tokyo)

                fee : 3000yen with 1drink

                live performance:
                Mika Vainio(Pan sonic)
                Ilpo Vaisenen(Pan sonic)
                freiband(a.k.a Frans de Waard / Goem)
                Keiji Haino
                evala(ATAK/port)
                Keiichiro Shibuya(ATAK)

                • go / Sun Feb 25 21:57:06 2007

                  こんばんは。 ataknightとても楽しかったです。 ありがとうございました。

                  渋谷さんの演奏もフィルマシンフォニックスのサウンドファイルを使って演奏されたとのことで、4チャンのサラウンドをばっちり動き回っておりました。 cdで聞くと脳内で知覚されるのですが、ライブだともうほんとに振動として体で感じることが出来るので(服がバリバリいってました)これがまた印象にのこってます。 最後の、あの雲が自分の周りをどんどん覆っていくような、空間が飽和していくような感じ。たまらんかったです。

                • shibuya / Mon Feb 26 02:44:37 2007

                  僕のは全部デジタルなのであのくらい解像度高いと楽しい、というかきちんと伝わっていたと思います。 最後のはuplinkで明日まで展示されている新作インスタレーション"Taylor Couette Flow"の音を混ぜてみました。自分の周りを覆う、包囲する感じは気に入っていて音が割れる寸前まで飽和させてみたのです。

                2007-02-18

                ただいま2.23(fri)の朝8:30ですがいよいよ今晩ですね。
                僕のパフォーマンスは、解像度高くいきます。
                あと4chのサラウンドですので三次元のsound fileを使ってみます。かなり動くから面白いかと。
                では今晩**

                __
                雨もやみましたね。音のeditが続いているのですが副作用ありそうです。
                __
                あとamazon→でfilmachine phonicsがめちゃくちゃ売れてるらしく、すぐ出荷になりました。僕が知る限り、全体のランキングで945位というのがありましたな。聞くところによるとタワーでもひじょーに売れてるらしい。よかった。保っ(←安堵の溜息)。
                __
                もちろん今日はATAK web shop出店します。目玉はATAK T_3.0 filmachine Tシャツです。色は白、グレーのみで現状少量なので今回生産分以降はやや時間かかるかと。生地とメンズのボディを少し変えました。

                • go / Fri Feb 23 10:23:32 2007

                  こんにちはー。

                  今夜期待してます。 ぶっ飛ばしたって下さい。

                • shibuya / Fri Feb 23 15:06:51 2007

                  りょうかいっす。

                2007-02-17

                ふうううう忙しいす。ただいま2/21の17:37。東京に戻って参りました。
                ツアー日記は後ほど書くとして、万事順調(一度キレましたが)でイルポも無事京都から合流して昨日公演を終えたところです。すごかった。なので東京公演は無事Pan sonicでのライブとなり、他もちろん変更ありません。ああそうそう予約もたくさん頂いたようでどうもありがとうございます。お会い出来るのを楽しみにしてmars。

                • ま / Wed Feb 21 20:39:13 2007

                  > 一度キレましたが

                  アレか知ら。

                • maria / Wed Feb 21 21:34:30 2007

                  あれかと。

                2007-02-16

                緊急告知です(今回、多いな)。
                __
                明日、2/19(月)にATAK NIGHT3京都公演と場所も同じく京都造形大学studio21でシークレットギグやります。これ。
                __
                元山海塾の岩下徹さんと現山海塾のトチアキタイヨウさんのダンスパフォーマンスの音楽を僕とPan sonicのミカ・ヴァイニオが即興でやるというものです。ぜひいらしてください。
                __
                当日券などの問合せは以下に。20時開演です。

                京都芸術劇場チケットセンター
                tel 075-791-8240(平日10:00-17:00)
                fax 075-791-9438
                email ticket@kuad.kyoto-art.ac.jp

                • 大江 / Sat Mar 3 21:56:10 2007

                  2日目だったかな。Pan Sonicのパフォーマンスを見るのは初めてだったんですが、CD作品のようなストイックさやいびつさが無く、なんだかクラブミュージックのようで非常にがっかりして途中退場してしまいました。 何故何人かの人たちはPan Sonicの演奏が始まって立ち上がったのかわかりません。家に帰ってもう一度Pan Sonicを聴き返してみる。やっぱり良い。LIVEになるとあーなってしまうんでしょうか。goemも一体なんだったんでしょう・・・、と思ってますが。

                • shibuya / Fri Mar 16 21:21:15 2007

                  おっと見逃してました。すいません。 そうですか、残念でしたね。ライブとCDが違う、というのはそうだと思うのですが、これは結構深刻な問題もあって、ライブPAというのはモニターに比べるとかなり大雑把なんですね。だから、ある種分かりやすいスタイルの提示的部分があったほうが反応されやすいということもあるのです。僕はなるべく作ってるときのような環境でやりたいと思っているのですが、なかなか難しい問題でもあって。ともあれご意見ありがとうございます。

                2007-02-15

                昼間、灰野敬二さんと電話。昨日の日記にもあるように、Pan sonicのイルポがインフルエンザのため飛行機に搭乗できないとのことで、山口/YCAM公演はキャンセルが確定的になったため急遽参加をお願いしたのです。
                __
                もちろんミカ・ヴァイニオは来日するので彼のソロに、という変更も有り得るし彼自身優れた演奏家なのでそれでも十分という考え方もあるのですが、
                __
                二人が一人になったという数の違いはそれとは少し違う次元の問題ではないか、というのが僕の気持ちでせっかくチケットを予約してくれた方、スケジュールを調整してくれた方々のためには演奏の結果がどうであれマイナス一人という結果をそのままに公演を行うというのは本意ではないということと、
                __
                やはりこうした不測の事態というのはことを面白くするチャンスではないか、というのも全盛期の新日本プロレスを見て育った僕の直感でもあり、
                __
                誰かミカと一緒にやってもらえたら、しかもこれはなかなか見れないという組み合わせが出来たらと思って、最近ひょんなことから知り合った灰野敬二さんにお願いしたいと思ったのです。
                __
                灰野さんは僕のCDを気に入ってくれていたこともあって、幸いなことに快諾して頂けて一安心、昨日の発表に至ったというわけです。
                __
                というわけで、ライブの準備の大詰め中の僕には輪をかけてバタバタした出発になってスーツケースに荷物を詰めて出発。
                __
                22時に福岡でミカ・ヴァイニオ、popmuzikrecordsの宮城君と合流して食事。そうそう今回は福岡入りでスタートなのです。

                  2007-02-14

                  ATAK NIGHT3山口/YCAM公演に関して出演者の変更があります。

                  2/14にPan sonicのミカ・ヴァイニオから連絡がありまして片割れのイルポ・ヴァイサネンがインフルエンザによる高熱のため飛行機の搭乗が不可能、よって山口/YCAM公演のみイルポはキャンセルにさせてほしいとのことです。

                  当然ながらミカ・ヴァイニオは予定異通り来日します。当初はミカのソロに変更とも思ったのですが、Pan sonicての公演を楽しみに来てくださる方々のためにサプライズがなくては失礼だと思いまして思案、決断しました。

                  山口/YCAM公演のみPan sonicをミカ・ヴァイニオ+灰野敬二のデュオに変更とさせてください。

                  2日前のオファーにも関わらず快諾して頂いた灰野さんには感謝致します。ミカは灰野さんをリスペクトしていて今後、デュオでの共演も予定されているのですがそれに先駆けての共演ということが図らずも実現することになりました。僕も非常に楽しみにしています。

                  関係者各位、ご迷惑おかけしたことを深くお詫びします。
                  また京都公演からはPan sonicでの出演となりますので京都、東京公演を心待ちにして下さっている皆様は御心配なさらずに。
                  YCAM公演に関しては払い戻しは可能です。

                  以上、よろしくお願いします。

                  __

                  Maria.i have bad news.Ilpo is ill.he has a flu and high fever.it is
                  possible that he cannot fly tomorrow. i am o.k. i suppose that i
                  should come anyway even Ilpo is not able ? l could at least do
                  symposiums and play something. what do you think. i am not sure if
                  Ilpo's flights are changeable.if they are, maybe he could come some
                  days later ... very sorry about this.Mika

                    2007-02-13

                    あとVAGANCEにインタビューの続きがupされました。後半ですな。おもろいです。テーマはデーモン小暮。
                    __

                      2007-02-12

                      発売になったサウンド&レコーディング誌に詳細なインタビューが載ってます。やった、表紙が椎名林檎だ。
                      __
                      巻頭から3番目、椎名林檎姫→知らない外人→僕の順でカラー見開き2Pでございます。
                      __
                      anan誌にツアー告知が掲載されてま。
                      __
                      今日はハニカムで野村訓市君と対談。おもろかった。全く同じ歳で僕の中学の同級生とか知ってるんだけど会ったのは数年前。バックグラウンド違うとこと共通してるとこのバランスが面白かった。
                      __

                        2007-02-11

                        そうだ。traksyというサイトにインタビューが載ってます。100円で未発表音源というのも売っているので買ってください。
                        __
                        あとwebダヴィンチにもニュースが。
                        __

                        • go / Wed Feb 14 10:41:58 2007

                          こんにちは。

                          やっと今日filmachine phonics発売ですね。楽しみです。

                          サイトの記事を読ませていただいたのですが、東京芸大で非常勤講師をするとのことなのですが、東大のときのように外部聴講オッケーになったりはしないのでしょうか?

                        • shibuya / Wed Feb 14 16:20:51 2007

                          ですね。amazonランキングが1500位台とかで びっくりしてます笑

                          芸大は多分、OKだと思うんだけど何やるかによってかな。可能なときはここで告知するのでぜひ来て下さい。

                        2007-02-10

                        気づいたんだけど、研究室にこもって作曲するとはかどるのはまったく人と話すことがないからですね。
                        __
                        一人だからとか静かで集中できるとかソファがないからくつろがないとか色々あるけど、一番大きいのは言語脳をオフって作業してるからだと。
                        __
                        僕は音楽つくるときに構成や展開含めて、言葉に還元して思考するということがないんですね。まっさらな状態、言わば白痴状態で音作ったり組み合わせたりしてるので
                        __
                        「これがこうきて〜その後に」とかいちいち言葉に戻す習慣がないというか、それが言葉が無い環境で12時間とかこもってやってると非常に心地良いものがある。全部音に脳を使えるというか、そんな感触が。
                        __
                        あ、そうだ。告知系がもう一つ。uplinkのシンポジムが定員に達してるようですが、ここで何も言わないで締め切るのは忍びないので、あと数枚です。ということです。多分明日、明後日には締め切ると思うのでよろしくです。通訳はICCの若きホープ、ドミニク・チェン君が決定しました。
                        __
                        またその日はATAKの現在までのアートワークと新作インスタレーションの発表を含む
                        __
                        ATAK exhibition_Taylor Couette Flow
                        __
                        のオープニングでもあります。少し会場に早くて来てもらってエキシビジョンを見てもらって、シンポジウムへというのがいいかと。エキシビジョンは無料で見られるからといって、シンポジウムに忍び込もうとすると,赤いジャンパーを着たあの謎の街の自警団みたいなのがすごい勢いで襲いかかってきて、テイラークエット流の中に放り投げしきバックドロップで投げ込み回転速度を最大にしてから引きずり出し八つ裂きにする、ということが待っているので注意してくださいとのことです。何しろ場所は富ヶ谷です。
                        __
                        ATAK exhibition_Taylor Couette Flow
                        2007.2.22〜2007.2.26
                        @uplink factory
                        TEL:03-6825-5502
                        totsune build 1F 37-18 udagawa-cho shibuya-ku tokyo

                        new work:
                        Taylor Couette Flow
                        Takashi Ikegami+Keiichiro Shibuya

                        exhibition by
                        myeong hee lee(ATAK,matt)+yoshiro osaka(ATAK)

                        collaboration with
                        yuta ogai(ikeg lab)
                        Takashi Ikegami(Tokyo univercity)

                          2007-02-09

                          あー時間がない。ライブの準備が終わらないのです。大きな決断もしたので色々やることが増えてしまった。
                          __
                          今日はapple store GINZAでサウンド&レコ−ディング誌のイベント「filmachine to filmachine phonics」 の日で、夕方までバタバタしつつ17:30に会場。
                          __
                          國崎さんと諸々打ち合わせて、セッティングなど済ませて本番。
                          __
                          いやー非常に面白かった。80人のipodしてる人が一斉にfilmachine phonicsを聴いていると身体がフワーッと持ち上がったり揺れたり、避けたりというのが揃ってるんですね^^:
                          __
                          終了後、会場にきていてanonymasの山本君をはじめ数名で打ち上げ。これも変なメンツだけど盛り上がったな。國崎さん、どうもありがとうございました。
                          __
                          で、これは心斎橋のapple storeでも2/18にあります。ツアー中なので他のメンバーは山口から京都へ、僕は山口から途中下車して大阪へ。ということなので関西のみなさまよろしくお願い致します。
                          __
                          07.02.18(Sun) 14:00

                          @ Apple Store, Shinsaibashi 3F Theater

                          artist talk:
                          "filmachine to filmachine phonics"
                          keiichiro shibuya(ATAK)+susumu kunisaki(Sound & Recording Magazine )

                          tel06-4963-4500 www.apple.com/jp/retail/shinsaibashi

                          昨年、山口情報芸術センターにおいて複雑系研究者/東京大学助教授・池上高志氏と共同制作され話題となった立 体音響作品「filmachine」。その全貌を振り返ってもらうとともに、ヘッドフォンでの再生を前提に音響空間を再構築 した新作CD『filmachine phonics』のプレミア試聴会を開催し、空間と音楽の可能性について語っていただきます。

                          入場料:無料

                            2007-02-08

                            終日ライブの準備。と、明日のapple storeの資料の整理など。
                            __
                            えーと、↑news欄に試聴ページリンクしました。あと→amazon予約も。
                            __
                            最近知ったのですが、久保田晃弘さんは僕が作っているような音、第三項音楽の音をニューノイズと言っているらしいです。グリッチのようにアクシデンシャルではないけど楽音でもない、ということなんだろうか。おもしろい。
                            __
                            あーあと、昼間にすごく久しぶりにブライアン・バートンルイスさんと打ち合わせ。ラジオに関するものだったんだけど楽しく雑談しました。
                            __
                            僕はある種の不便さ、思想とか理念が入り込まない不便さが鬱を誘発するという持論があって、あ。でもこれは話したほうが面白いから出演したときに。
                            __
                            ちょっと寄ったWARSZAWAでマイケル・ナイマンのディケイミュージックという実験音楽時代のナイマン、イーノのレーベルから出してたミニマルなものがsaleされてたので購入。こういう実験音楽の定番系って意外に聴いてないんだよな。偏食だから。
                            __
                            しかしこの時代のイーノ周辺はサティ崩れが多い。悪くないんだけど。イーノもポップミュージック、ロックとの接合点での仕事が時間を経てみると全然面白い。簡単に言うとネロリやアンビエントワークスよりもアナザーグリーンワールドのほうが好きだし、on landは高校生の頃大好きだったけどやはりアナザーのほうが強い。ただ、この時代のイギリスの音は全体的に好きなのが多い。
                            __
                            やはり反復が理念として存在していてそこに寄りかかってる度合いが強いものは時間を経るとつらいものがある。聴いて面白く感じる、というサービスをするということではなくて理解、認識できることと面白いと感じる複雑さの枠のようなものは必ず存在していてその枠に興味がある。
                            __
                            単一の理念やコンセプトというのは単純すぎるのでしょう。人間にとって。アートや音楽では複雑すぎて受け入れられないということは近代以降は定番だけど最近感じるのは意図的でなく単純すぎるものに対する拒絶感というのは結構一般的で、例えば下北沢の再開発に典型をみる再開発系に対する反発というか不快感というのも要するに完成とするモデルが単純すぎるから、だと思う。音楽でもそういうことはある。また、複雑すぎるから受け入れられないと思っているものも実はその複雑さの枠が単層的でしかもそれがうまく伝わっていないのがネックになっているということもよくある。

                              2007-02-07

                              14:30からGRAPHで打ち合わせ。0歳のための本/音楽について。GRAPHのみなさまと。
                              __
                              癒しとか心拍音とかいう方向でもなく、大人が考える子供の考える0歳のための音楽でもなく、ホントに0歳が反応する音とは何かということが重要でそれが音楽の体を成していなかったりしたら全く面白い、という僕の意図をお話する。プロモーションやアウトプットのことなども。
                              __
                              とりあえず、このプロジェクトはツアーが終わって僕がオフを取って帰ってきた後に始まる。
                              __
                              自転車だったので(最近右プレーキが切れて前輪がノンブレーキのまま走行してます)代官山のlad musicianに寄って展示会でつけた屹立したリアルな中指のプリントのロングTをゲット。グレーす。今季のTシャツ、ロンTは好きなのが多い。
                              __
                              ヒルサイドパントリーでヨーグルトやパンを買って帰宅。ずっとライブの準備。

                                2007-02-06

                                日曜日は母親が退院するのでその付き添いに共済病院へ。あ、御心配おかけしましたが手術は無事成功しました。
                                __
                                月曜日は20時からハニカム編集部で打ち合わせ。 野村訓市君とハニカムで対談することになっていて、それについて方向性や場所、など諸々。webはそういえばもうすぐtraksyというサイトにもインタビューがupされるはず。もうホントに時間がなくなってきたからそのハニカムの対談がツアー前の最後の取材で、帰ってきてからまたいくつかやると思う。
                                __
                                というわけで日、月はそれ以外の時間はずっとライブの準備をしてた。filmachine phonicsの4チャンネルバージョンなんだけど例によって大分脱線してる。
                                __
                                あ、そうそうfilmachine phonicsのジャケがあがってきた。素晴らしい仕上がり!タナカ君、GRAPHのみなさまどうもありがとう。これは早くみんなに見せたい。

                                  2007-02-05

                                  ATAK010 filmachine phonics試聴ページできました。

                                  目を閉じて聴くと音が縦や斜めにも動いているのが分かると思います。聴いてみてください。

                                  • ポッケ / Thu Feb 8 01:44:13 2007

                                    ちと、怖いですねー。これって、ライブとかではどうなるんですか?この怖さは味わいたいですよ。

                                  • コカ / Thu Feb 8 17:08:48 2007

                                    第三項で話されていたことが、この具体的な形によってより理解が深まります。しかし空間的なおもしろさももちろんですが、単純に曲かっこいいですね!ザラザラな質感が目で見えるようです。

                                  • shibuya / Thu Feb 8 19:28:51 2007

                                    >ポッケ 怖いすか?これは24チャンネルのスピーカーもしくはヘッドフォンのみ可能なバージョンで、ライブではこれの4チャンネルサラウンドバージョン用意してます。

                                    >コカ 第三項の三は三次元の三だったとは僕も知らなかったです笑 ザラザラしてて触れたり見えそうな音っていうのは鋭い、というか意図通りです。旬なテーマなんですね、僕にとって。

                                  • コカ / Thu Feb 8 20:06:27 2007

                                    shibuya さん

                                    以前で第三項で空間をとりあげていた時の話を思い出しました。 そのとき、現代音楽家が過去に演奏者の配置を工夫して新しい空間をつくりだそうとした。というお話で、でも実際には効果的とはいえない。と渋谷さんがおっしゃっていましたので、その答えがこの音なのかなと、勝手に思ってしまいました。 クオリア的な音は毎回渋谷サンの音を聞くだびに感じます。 まるで陶器を見てるような感じです。 早く全曲聞きたいです!

                                  • shibuya / Thu Feb 8 20:31:21 2007

                                    >コカ もしかして東大で質問した人ですか? そうそう、仰る通りです。動きや空間を作曲するというのは概念的な問題ではなく非常に実際的な方法と実験に基づいていて、その結果がこのCDです。音量の変化は音の移動によるのです。遠ければ小さいし近ければデカイ。 クオリアはどうも最近ナイーブな文脈が多過ぎますな笑

                                    明日、apple storeに来て頂ければ全曲聴けまっせ!ぜひ。

                                  • コカ / Thu Feb 8 22:32:30 2007

                                    >shibuyaさん 覚えてたのですか! はい、そうです。ちょっとビックリしました。 そして、あの時は勘違いな質問をしてしまいすいませんでした笑

                                    apple store はい、是非とも聴きにいきたいと思います。 返答ありがとうございました!

                                  • go / Fri Feb 9 06:07:31 2007

                                    これはまたかっこいいですねー。 こんだけ脳内で、しかも縦横に広範囲で動き回る音ってのは、ちょっと、今までなかったです。 発売が待ち遠しいです。アップルストアで先行発売とかないですかね?(笑) filmachine phonicsの制作に使われたソフトもフリーでダウンロード出来るということで楽しみです。 ATAKNIGHTも伺いますのでバチコンかましたって下さい〜。

                                  • shibuya / Fri Feb 9 11:03:53 2007

                                    ありがとございます。 縦方向の音の動きを含めて作曲してそれが実現されているCDとしては世界初なので、ホントに今までないと思います。 apple storeで先行発売はできないんですよね。 新宿のタワーはfilmachineの映像もディスプレイされるので行ってみてください。ソフトは楽しみにしててください。音いいすよ。 ATAK NIGHTは楽しいすよ。準備終わらなくて死にそうですが笑

                                  • fuman / Sat Feb 10 00:02:03 2007

                                    今日のアップルストアすさまじかったです!

                                  • shibuya / Sat Feb 10 00:36:04 2007

                                    84台のipodから漏れてくる音はなかなか面白い音楽でした笑

                                  • fuman / Sat Feb 10 23:36:13 2007

                                    ああ、、、

                                    ぶっ飛ばされてあやしい動きになってる人も、 僕だけではなかったはずで、 恥ずかしいですね、、、、(笑)

                                  • shibuya / Sun Feb 11 00:03:21 2007

                                    音が下から上に上昇するときに揃って上体がフワッとなってる人がいたり音避けたりしてる人もいましたな。 あと終わった後のザワッとした感じが笑

                                  • fuman / Sun Feb 11 01:02:28 2007

                                    僕は、後半は音の中を泳ぐような聴き方が自分で確認できてとても楽しかったです。

                                    最後のぶわー、癖になりますね。 強い音なのに耳に痛い感じが全くなくて、言葉にならない感動でした。

                                    あと0歳の為の音楽もすごく気になります。 あんまりに気になるので産婦人科にipodとipodに付けられる小型マイク持って赤ん坊の泣き声収集しに行こうかと考えてます。 一人で行くとあやしいのでそれを口実に気になる人をデートに誘うつもりです。(笑) 相手にしてくれないかもしれないんですが。(笑)

                                  • shibuya / Sun Feb 11 02:23:08 2007

                                    後半のあの音は僕も好きです。 柔らかいんだけど遠くから周囲10cmまで迫ってくるので真空パックの中にいるみたいでしょ。

                                    産婦人科デートがんばってください。間違っても赤ちゃん作ろうとか言わないように。

                                  • fuman / Mon Feb 12 22:03:27 2007

                                    断られました!

                                  2007-02-04

                                  VAGANCEというwebマガジンにインタビューがupされました。インタビューはこれをオーガナイズしてるマイちゃん。マイちゃんはslipped diskに反応した、という僕の友達界(←デーモン小暮影響。なんでだ。)の中でもコアな女性なので内容深いす。
                                  __
                                  で、このwebマガジンおもろい。というか友達が多い。 lee君が連載やってたり。ちなみにこの連載で書いてあるクワインは僕も興味あるけど手つけてないんだよな。
                                  __
                                  男のための男だらけのwebマガジンなので次回のインタビューでは褌について語ったりしようかと思っているのですが、形態としては珍しいですね。男のための女だらけの動画配信とかはよくあると思うけど、と下ネタになってきたところで昨日書いた2.9(fri)のapple storeのイベントですが
                                  __
                                  filmachine phonics全曲入りのipodはappleが用意してくれるのですが、もし自分の使っているヘッドフォンかイヤホンで気に入ってるものがあったら持ってきてください。それがない場合はipod付属のイヤホンも貸して頂けることになってます。
                                  __
                                  で、これは誤解なきように書きますが試聴は全員一緒にシアターで。です。売り場のipodに仕込んであってフンフン聴ける、というのじゃないっすよ。シアターで無音のライブみたいな感じですな。
                                  __
                                  これはね、ブッ飛びますよ。聴いたことがない人に説明するのが非常に難しいんだけど三次元の聴覚というのは認識変わると思います。で、内容的にもYCAMのfilmachineからさらに長くなっているので全容を知っているのは関係者のみ、という文字通りプレミアです。発売14日だし。
                                  __
                                  ただシアターの座席分=80個(一説には84個)しかipodがないので先着80名様のみしか体験できないということになります。
                                  __
                                  で、そのさらに先着1名、つまり並んだ先頭の方はHuronの代理店であるタイムロード取り扱いの20万円ヘッドフォン 「ULTRASONE edition9」を使用してfilmachine phonicsが体験できます。これは聴いたことはないんですが、素晴らしいでしょう。タイムロードは扱っているもののクオリティ高いので。
                                  __
                                  というわけで僕も非常に楽しみにしています。秘蔵映像や今作っているソフトウェアなども見せる予定。ぜひいらしてください☆

                                  ___
                                  2007.02.09(Fri) 19:00

                                  @ Apple Store, Ginza 3F Theater
                                  東京都中央区銀座3-5-12サヱグサビル本館

                                  artist talk:
                                  "filmachine to filmachine phonics"
                                  渋谷慶一郎(ATAK)+國崎晋(Sound & Recording Magazine )

                                  tel.03-5159-8200 www.apple.com/jp/retail/ginza

                                  昨年、山口情報芸術センターにおいて複雑系研究者/東京大学助教授・池上高志氏と共同制作され話題となった立 体音響作品「filmachine」。その全貌を振り返ってもらうとともに、ヘッドフォンでの再生を前提に音響空間を再構築 した新作CD『filmachine phonics』の先着限定80名のプレミア試聴会を開催し、空間と音楽の可能性について語っていただきます。

                                  入場料:無料

                                    2007-02-03

                                    荒川修作さんが作った三鷹天命反転住宅での荒川修作+池上高志の公開対談(オブザーバーは鈴木健)へ。
                                    __
                                    到着が遅れたので全部は聞けなかったんだけど、免疫系の話は非常に面白かった。というか池上さんが免疫系の話をすると荒川さんが異常に反応するのが面白かった。
                                    __
                                    終了してから荒川さんと話したんだけど、わたしは永遠に生きる。と言ってるだけあって非常に若い、というか非常にどころではなく異常に若く、好奇心も強いことに驚く。話を聞いていると論理的には50%くらい違うんじゃないかと思うこともあるし、いや、それはそういうことじゃなくて、とかいうこともあるんだけど、永遠に生きると言っている人がホントに若いのは信用できる。論理より事実を生きるほうが楽しいし大変だから。
                                    __
                                    filmachine phonicsもその場で聴かせたんだけどしばらく聴いた後に「いいよ、これはいい。スタートとしてはかなりいい!しかしこれを感じられる環境を作らないといけないんだ!!!!」と言っていて、「いやこれは実は最初はインスタレーションでこういう環境だったんですが」とか言ってる途中に「わたしならこれに合うダンスを作る。例えば絶対に前に歩かないダンスとか」とか言いながらホントに後ずさりして柱に隠れたりしたのは面白かった。
                                    __
                                    荒川さんのように正解とか全体という意識がない人は実は少ない。非常に楽しかったです。僕は初期のドローウイングとかすごく好きで「あれ、すごい上手いですよね、あれ見ながら音楽作ったりしましたよ」とか言ったら「いや、もう芸術はやらないんだ」とか言いながら照れたような笑みがこぼれたのがよかった。いつか何か出来たらいいな。
                                    __
                                    会場にはlee君、かなみちゃん、さやか、成田君、kskなど友達多数。lee君達と帰途へ。
                                    __
                                    一度帰ってからmariaと代官山のAIRの上のFRAMESヘ。
                                    __
                                    apple store銀座ですごく世話になったマキコちゃんがもうすぐアメリカ本社に転勤になるのでそのお別れ会。
                                    __
                                    今でこそapple銀座のシアターで音楽イベントは盛んに行われているけど、本格的なのは3年くらい前にやったATAK show caseが初めてなんですね。これはマキコちゃんがappleの銀座のシアターのオーガナイズを始めたから出来たことで、非常に思い出深い。ちゃんとPAも入れて(途中で電源落ちたけど)たくさんも人も来て、というのはお互いに非常に励みになったというかステップになったし、それ以外にも色々協力してくれた言わば恩人で友達なんですね。
                                    __
                                    で、2/9(金)に久しぶりにサウンド&レコーディング誌のイベントでapple storeに出演しますがこれがマキコちゃんの日本で最後のイベントになります。2/10出発だから。
                                    __
                                    このイベントについては改めて書くけど良いイベントにしたいなと思ってます。filmachine phonicsのプレミア試聴会で、シアターでトークの後にfilmachine phonicsが全曲収録されている84台のipodを配布して暗転の中で全員で同時に聴くということになります。なので先着84名で、これはシアターの椅子に座って聴いて欲しいという理由からです。ぜひいらしてください。

                                      2007-02-02

                                      11時に起床。シャワーなど浴びてから12時過ぎに家を出て秋葉原ダイビルへ。
                                      __
                                      今年第三項音楽でやっていた未踏ソフトウェアの発表を池上さんとするのです。あ、ソフトウェアは3〜4月くらいにこのサイトでフリーダウンロード可能になる見通し。第三項音楽を初めてから最初の結節点にもなるんだけど、filmachineでも中核になっている音はこれを使えば作れる。
                                      __
                                      スタンドアローンの音色生成ソフトで音は素晴らしいすよ。どんどん使ってください。
                                      __
                                      で、12:45くらいに会場に到着して弁当などもらって食べつつ準備。昨日サウンドチェックしてたので軽くやってから午後の部最初の発表。人が多い。徳井直生君や(元?)サインウェーブオーケストラのJO君、タケミツ君も聴きにきてた。というかアドバイザーに久保田晃弘さんがいてびっくりしました。知り合い多い。
                                      __
                                      発表はつつがなく済んで、質疑応答などもして、ちょこっとライブ的なデモンストレーションもやったんだけど概ね評判よかったす。評判よかったすということがよかったす。
                                      __
                                      自分の番が終わってホッとしたのでちょこっと会場を抜け出してエバラ君と電気街へ。秋葉原は滅多に来ないから楽器屋とか電気屋とか行きたいと思って。
                                      __
                                      ソフマップ中古コーナーでwaldorfの鍵盤無しのシンセ、というか音がたくさん入ってるやつを見つけてデモしたんだけど、操作がMIDIベースなのがうざいので却下。音はよかったんだけど。
                                      __
                                      その後エバラ君のナビゲーションで電器関係のジャンクや部品屋が軒を並べるビルへ。せっかく来たから何か買おう的なムードが二人とも支配的になっていてですね、中古のオシレーターを売っているジャンク屋に行って色々物色。発信器や測定器ね、音楽の機材じゃなくて。
                                      __
                                      30年以上前のめちゃくちゃルックスがいいオシレーターを見つけたんだけどそこのジャンク屋の店員が恐らく元シンナー中毒による無気力症みたいな感じで「うーん、8000円かなあ。でも電源入るか分からないしここじゃ狭くて危険だから電源入れられないです、コネクタもないし」という明らかに商売する気がない感じで(他の客と話しているのと聞くかぎり二代目らしい)、さすがに電源も入るかどうか分からないそこそこ重いものを持ち帰る気力はないので断念。良さそうだったんだけどね。
                                      __
                                      その後も何軒か除いた後に会場に戻り講評会に参加。懇親会は失礼して、その後恵比寿へ。
                                      __
                                      UNITでエキソニモと映像の打ち合わせなのです。エキソニモの映像のアイディアは非常に面白くて、僕が興味ある「一度じゃ把握できないレイヤー性」にぴったりだった。
                                      __
                                      クラブやライブでVJが入ると必ず「映像がイマイチだったね」という声が聞かれるんだけど、あれは映像は音よりも遅いという大前提があるにも関わらず、音と同期したり早く動かそうとすることによる陳腐化がほとんどの原因です。典型的なのはビートに合せて人形がパカパカ踊っちゃったりするやつですが、当然のようにダサイんですね。
                                      __
                                      僕がエキソニモを誘ったのはそういう陳腐化を一点突破できるという確信があったからで、今日聞いたアイディアは多層性そのものですごく楽しみになった。
                                      __
                                      打ち合わせの後、そのままこぶ茶など飲んで雑談後、解散。しかし今日はずっと896HDとpowerbookをカリマーのリュックに背負って移動してたんだけどこれはしんどい。二度とやらないようにしよう。背中に世界の不快感を全て背負ってるような感触が残っています。

                                        2007-02-01

                                        15時くらいから研究室に行って、明日の未踏プロジェクトの発表の準備など。
                                        __
                                        ableton Live6を使ってるんだけど高音質モードと標準モードはあまりにも違いすぎる。高音質モードじゃないとダメですな。あとoptical in/outなんて使ってないのにADATに設定しないとサンプレートが合ってないようなノイズになってしまうというのは納得がいかない。
                                        __
                                        で、19時から明日の会場の秋葉原ダイビル12Fでサウンドチェックのはずが大幅に遅れて到着。サウンドチェックはしかしスムーズに終了。AOさんなので任せられる部分が大きい。
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                                        終了後に秋葉原で打ち合わせ一件。後に研究室に戻ってライブと明日の発表の準備を朝まで。疲れ果てて帰宅。
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                                        うーん、しかし忙しいな。明日が終わったら後はライブの準備に専念したい。取材と2〜3件の打ち合わせを除くとその予定。
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                                        あと、ATAK010 filmachine phonics、タワー新宿店では映像の設置も決定したのでお楽しみに。
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                                        今売ってるニュートン誌は面白いすよ。生命の起源みたいなやつ。読みながら眠ったらマグマがグツグツしてて音も無限変化しているような面白い夢を見た。

                                        • fuman / Sun Feb 4 03:29:57 2007

                                          無限変化  ってすごいですね。

                                        • shibuya / Sun Feb 4 14:46:34 2007

                                          無限変化するsound fileの一部はfilmachine phonicsでも使ってます。ただ音楽の場合は一部を切り取って再構成しないと聴いていても面白くない。何も変化していない、というのと限りなく近くなるから。