2006-10-31

夜、東京国際フォーラムホールCへ。
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alva noto+ryuichi sakamoto "insen"へ。国際フォーラムのコンサートはすげー昔にバート・バカラックを見たけどあれはひどいコンサートだった。
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今日のinsenのコンサートバージョンはYCAMの阿部さんやサンレコの國崎さんといった信用できる筋から非常に良い、CDとは別のバージョンと考えてよいしむしろコンサートのほうが良いという評を聞いていたので楽しみにしていました。渋谷でmaria、池上さんと待ち合わせをして、フォーラムの1Fにあるampmでボルビックを買って八木さん、lee君とも合流。
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コンサートで印象に残ったのはピアノの音色が豊かな中域を中心にした非常に自然な設計だったこと、少ない音数、特にピアニッシモを繊細に鳴らすPAとカールステンのデザインした自分のコンピュータを乗せる台がクリスタルを思わせるかのような銀色で、反射しつつ映像の色が映り込むことが巧妙に計算されていて、それが横長のスクリーンと絶妙な均衡を保っていることなど。
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これは感心したのですが、特に映像において目新しいテクニックや豊富な語彙があるわけではなく、むしろ切り詰めた素材と極度にシンプルな明滅のパターンのみで構成しているにも関わらず、ステージに見えるものトータルが端正に構成されているためフォーカスがはっきりしてくる。しかしこれは二人の特徴と言えるかも。
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物足りなさがあるとしたら、さすがにツアー後半というかほぼラストなので調和が熟成の域に入っていて逸脱や破綻が無さ過ぎたことくらいですが贅沢というものでしょう。楽しみました。
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終了後の楽屋で久しぶりに池田亮司さんに遭遇。今年の前半に行ったYCAMの視察以来か。filmachineやマルチチャンネル、インスタレーションの話など。filmachine phonicsは「ジミヘンみたいでカッコイイじゃん」と言われる。後半は確かにそうかも。
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坂本さんにも久しぶりだったけど元気そうで、会うなり「ありがとありがと!」と言われたのですが、そうそう六ヶ所村の曲がupされています
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さやかを紹介するときに「まさか、やってないですよね?」と聞いたら「やってないよー会ったことないんだから。ひどいなー。あ、でも会ってはいないけどやった、とかね」とか言ってておもろかったです。元気ですな。結論としてはやってない。ということです。
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他にもカールステン、ダムタイプの高谷さん、美人鮨の湯山さんにお会いしたりして非常に和やかな雰囲気。
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その後、UNITでラスターノートンのイベントに行くことになっていたんだけどお腹が空いたのでmaria、池上さん、さやか、八木さんと食事をすることに。僕の希望で新橋のガード下へ。ビールケースをテーブルにした風情ある居酒屋で食事。秋らしくてよかった。
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焼酎など飲み軽く酔っぱらってから代官山のUNITへ。cycloもcarstenも非常にラウドで特にcarstenはアップリフティングだった。cycloを見るのは久しぶりだったけど懐かしかった。もう6年くらい経つ。終了後にフロアで池田さんと話したことは印象的だった。

    2006-10-30

    ユリイカのバックナンバー「新しいカフカ」を読む。
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    最近読んでいる90年代以降のバラードはカフカの後継だというのは非常に偏った実感だとはいえ、文学や音楽のように予め不可視なメディアにおいて不可視が故に可能なこと、例えば窒息感だったり空気の包囲感だったりを物語という枠組み自体を浸食する装置として機能させるという意味で極めて意識的であり、こういうことはあらゆるジャンルを通じて少ない。と思う。
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    実際ヨーゼフKはバラードのコカインナイトでも引用されている、というか話の焦点になっているフランクはある意味ヨーゼフKのパロディだろう。
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    現在という時間は911にしてもワールドカップにしても何でも見ることはできる。これは情報の密度、レイヤーの過剰が故にだとはいえ、では不可視なものだけができることは何か?ということに徹底的に意識的なバラードの小説はサウンドインスタレーションも含めた音楽の問題にも置き換えて考ると非常に示唆的でここで捻れてカフカに繋がるのだが、その捻れは終わりの後という意識(バラード)と始まりすらしない物語(カフカ)、という違いなのかも。
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    それはそうと高岡早紀は何故あんな狂った写真集を出したんでしょう。
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    これは要するに12年前に篠山紀信さんが撮った奇跡的に美しい、と僕は思う写真集があって、それと同じポーズ、シチュエーションで撮影されているんですね。
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    つまり12年後の今の私がTIME DIFFERENCEを超えてあの時と同じようにカメラの前で演じます、ほら全然変わってないでしょう?というコンセプトなのですがめちゃくちゃ劣化しているのでコンセプトがコンセプトとして機能していないというか、自虐的にすら見えてしまうというなかなか凄いものです。
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    僕は写真集は見ていないんだけど週刊誌などで見て大笑いしそうになりました。で、こういうエロスとして機能し損なったヌードにおける
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    「同世代の女性に見て欲しい」
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    というコメントほど訳の分からない恐ろしさと空虚さをたたえた言葉を僕は知らないのですが、これなどは可視的なるものの残虐行為展覧会とも言えるでしょう(←ちょいオチ)。

      2006-10-29

      昼間はこってり仕事をしてから19時にoff-sense会場の品川canon-Sタワーへ。
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      off-senseのサウンドをやったことは前にも書いたけど、会期ももうすぐ終了なのでレコーディングしておこうということでエバラ君と行ってきました。
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      24台のアバターの運動情報によってつくられる音響というのはちょっと再現不可能なので。
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      到着すると予想通りとはいえ進行が遅れていて、待つのが苦手な僕は絨毯の床で完全に何分か眠り続けました。記録写真も撮った。
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      録音は21時頃から初めて23時半頃終了。ミックスなどしてみて面白かったらITMS限定でリリースしようかなとか思ってます。
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      そいえばATAKTシャツ売っている代官山のGDCでグレーのパーカー買ったんだけど形よくてかなり気に入ってまふ。GDCのオリジナルではなくて確か輸入のものでブランドの名前とか忘れたんだけど胸に
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      Royal jelly
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      とか書いてあった笑えた。ATAK Tと同じ棚にあります。

        2006-10-28

        SH-903iのデザインがイマイチで残念です。
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        そろそろ手帳を買わねば。多分またschreibenだな。使いやすいから。カレンダーに書き込む、という形式じゃないとスケジュールを把握できないのですよ。週ごとの見開きとかだとダメ。
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        しかし最近の光ケーブル、プロバイダの押し売りというのはエゲツないことやってますな。実家のことなんですが、biglobeはとんでもなく悪質だということが分かりました。
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        ふざけるな。という電話を明日か明後日にしようと思っているのですがこれについては追々。
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        そうだ、ちょっと前にスイスのsteinbruchel君から「OPAQUE」という新しいアルバムが届いたのですが最近のミニマルなドローンでは出色ではないでしょうか。ぶれていないしアナログな質感に逃げていない。ドローンでそれをされるとちょっとな、というのは結構ある。
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        夜は藤幡さんの新しい展覧会(ラッシュですな)のオープニングで京橋まで行きました。ポストークの乾さんと密談。みんな酒強いな。
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        帰宅後仕事。

          2006-10-27

          そうそう昨日は大学に2つ行くという珍しい日でした。
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          一つ目はこれが最終回になる東京造形大学のサウンドワークショップで、前の用事が押して定刻より遅れて到着したのですが皆さん追い込みなので作業に没頭してました。
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          今年はなかなか面白い個性が揃ったんじゃないでしょうか。外部生と内部生の数が同じくらいというのも化学反応的には丁度良い気が。
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          しかし集団授業で作曲を教えるというのは中々困難で要するに一人に割ける時間が圧倒的に少ないんですね。これが私塾のようなものだったら、構成や選択の可能性、音色の生成から話せると思うんだけどここで出来るのは作ってきたものに対してこれはどうしたらいいか、という修正案をいくつか提示したり部分的にdeleteさせたり、レイヤーの数を指摘したりということで
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          が、しかし早急なプロセスというのは音楽の場合、結果が良い場合もあるしあまりこっちの色に染めてもなあというのもあるので、一人一人片っ端から作ってるものを聴かせてもらってデスクトップを指差して修正する、という感じです。
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          で、何とか形になってきたところで16:20講義終了。ちなみに外部生はほとんどこの後の多摩美でヲノサトルさんのゼミでやる「渋谷慶一郎のつくり方」に参加するので講義の後半20分くらいはタクシーの予約とか同時進行してたんだけど、僕はどうしようかなくらいにしか考えてなくてとはいえ17時には多摩美に着いてなくてなくちゃいけないのでタクシーか、とか思っていたら
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          講義をアシストして頂いている大久保先生が自らのユーノスで送ってくれることになって出発。
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          造形から多摩美というのは直進だと非常に近いようで、窓の外の景色を見ながら戦争映画の爆破シーンに使ったら効果的だろうなと思っていたんだけどホントに何もない中を疾走。到着してヲノさんと久しぶりに再会。
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          しかし多摩美はキレイだった。僕は大学生の頃に来たことがあったんだけどまったく別物でした。大学の壁に宣伝のポスターが沢山貼られているのであちこちに「渋谷慶一郎のつくりかた」と書いてあって面白い。
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          会場も非常にきれいな場所で、ヲノさんは段取り名人なのでBGM(多分我が社の60sound)にライトアップなども完璧にしてあってこれからセックスでもするのかなという気分になりましたというのはウソで、やや緊張などしつつトーク開始。
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          ヲノさんが用意してあった僕関係の資料は異常な充実ぶりで冷や汗でましたが、えーと多分僕の吐く毒が最初強過ぎて学生が引いてた帰来は否めなかったす。
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          途中遊びに来ていたエバラ君も引っ張り出されたりして盛り上がったのですが、まー当然ながら何を話したかは書かないとして、ヲノさんのblogにも隠密なレビューがあります。
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          終了後はヲノさんの先導で講義に来ていた学生その他諸々の若者と一緒に打ち上げ。この日記に度々書き込みしているフーマンと初めて遭遇。
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          面白かったのは初めて会う多摩美の学生を除くと8月のYCAMのmusimissileの打ち上げと若者のメンツがほぼ同じということで、彼らは僕が何かやるときに来てくれることが多いのだが、ある種の飢餓感があって中々良い傾向だと思う。
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          飢餓感と言っても実際に餓死するわけではないので、要するに面白い音楽がないとか発見がないという現状がつまらないということを直視しているということなんだけどこれは結構重要だ。若いのにそういう退屈に対する嫌悪みたいなのが欠乏しているやつを見ると死んだようなやつだなと思うのだが実際数は多いしそういうやつらと関わると消耗する。
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          で、打ち上げの僕はヲノさんの研究室でシャンパンを飲んだのが効いて結構酔っぱらいつつ上記若者と色々話す。結局渋谷に戻ってヲノさん、エバラ君、mariaも呼び出して山家で飲み直し帰宅。ヲノさんお疲れさま+有り難うございました。

            2006-10-26

            えーと、そうだ。infoページには書いたのですが、11/2(木)14時から銀座のapple storeで僕がこの秋に東京造形大学でやったサウンドワークショップの講評会があります。
            これは造形大学の学生の他に外部から希望して参加した数名も合わせてそれぞれコンピュータで作った音楽を発表、僕が講評するというものです。
            で、今年の講評は僕にプラス、ゲストにportable[k]ommunityや最近はACOとのgolden pink arrowで活動している澤井妙治君を呼んでます。えーと二人とも行儀がいいとは言いがたい感じですが、面白くなると思います。今年は濃いヤツが揃った感じもあるし。
            平日の昼間の銀座という典型的におかしい人がふらふらしているシチュエーションですが観覧は自由、無料ですのでみなさまぜひ。

              2006-10-25

              ふー。忙しい。。また忙しくなってきてしまったー。日記もためてしまった。うう。
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              今日のことはまだ詳しく書けないんだけど、とりあえずfilmachineのCDバージョンのリリースは決定した。決定した、というか可能だということが分かりました。
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              三次元立体音響をどう流通する形態にするか、つまりメディアに乗せるかというのは現状未知と言っていいことで、それは立体音響によって作曲された音楽作品が決定的に少ない、ということに起因している。ステレオで作曲したものをサラウンドに分散させてみました的なのはぎょーさんあるけど。
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              で、僕は三次元に関して作曲においては非常に大きな可能性があると確信しているので、どうにかしてインスタレーションのようにその場で体験するという装置とCDのように好きなときに聴ける汎用性の高いメディアの両立したいと思っていて
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              filmachine発表以降の興味はほぼそこに尽きていると言ってもいいです。
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              作曲における可能性というのは簡単に言うと音の縦移動=垂直方向の動き=音像の高低が使えるということが一番大きくて、これはリズムの概念が変わる。
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              伝統的に作曲家というのは「複雑なリズム」を使いたがる人種です。
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              定拍動に対して変拍子を、四つ打ちに対してブレイクビーツを、という風に。
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              で、僕は変拍子が好きじゃない→変だから。という元も子もない嗜好の持ち主で、それはとどのつまり安定した拍動に対するアンチ、つまり単純なリズムに対するアンチとしての複雑なリズム、という体勢からの追求では全然ダメだろう、均等でないリズムにはフィットするメディアというか何かがあってそこにおいて可能性の追求が可能になるのではないか、と思っていたのですが
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              filmachineで立体音響を媒体に作曲して三次元がそれだと分かったのです。
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              ここでは均等なパルスはリズムとしては機能せずある偏りを持ったリズムが三次元のアトラクターや垂直方向の動きと組み合わされたときに絶大な効果、つまり聴いたことのないリズムを作ることができる。
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              これが作曲の可能性の一番大きな部分で他にも音色に関することとか色々あるのですが割愛します。
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              で、とにかく今日fixしたのは三次元で作曲したものもCDとしてリリースすることが可能である、ということが分かったということで、が、しかしヘッドフォンのみで聴けるCDとしてリリースすることになります。
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              いつ、とかテクニカルなことに関しては後日諸々が確定してから発表するとして、これについてはサウンド&レコーディング誌編集長の國崎さんの協力があって可能になりました。ありがとうございます。YCAMのfilmachineオープニングで提案して頂いたことが可能だということが分かって非常に興奮した日でした。
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              耳の中で音が縦移動したり、前方からの音の動きを感じたり出来るということです。
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              楽しみにしててください。

              • コメント / Tue Oct 31 00:44:53 2006

                変拍子についての考え、とてもまっとう、というかおもしろいです 元気でました

              • shibuya / Tue Oct 31 01:16:17 2006

                元気でてよかったです。 三次元三次元とか書いてあると電波系(古い)のようですが縦の動きがあるとリズムのノリ(これも古い)の幅が全然変わってきます。

              • フーマン / Tue Oct 31 03:51:01 2006

                普段晴れていると漠然としている空が、雨によってある程度区切られたことでとても大きく感じる。子供の頃に感じた、雨への理由のない不安とも言い切れない何かが、もしかしたらそういうような縦の動きにあったのではないかなどと、ふと日記を拝見して思いました。

                あとは雷が落ちたときの、ぞくっとする感じ。

                やばい。テンション高くない。

              • shibuya / Tue Oct 31 06:37:53 2006

                うーん、そういうんじゃないんだよな。

                とか書いたらますますテンション下がるのだろうか笑

                僕は音と風景とかの距離が遠いからよく分からないんだけど線は見えるなあ。雷は結構好きだ。

              • tz / Thu Nov 2 22:51:04 2006

                やっぱりアンチの姿勢って、原動力くらいにはなる(かもしれない?)が、 実際モノを組み上げるときには、却って、ミョーに邪魔をする場合が多いですね。

                でも、ステレオの発想、というかステレオ(タイプ?笑)の価値観を持って作るのではない、三次元上の音楽は、 何というか、民俗音楽が生成されるプロセスを、 テクノロジーを通して、新たに体現しようとするような、 真摯な姿勢(失礼!)を感じます。

                がんばって下さい、期待してます。

              • shibuya / Fri Nov 3 14:01:00 2006

                どうも。 気持ちはアンチでもいい、というか仰る通り原動力にはかなり使えるんだけど問題はアンチでしかない、ということだと反抗する対象が必需品になってしまうことでさ。

                真摯、というか楽しいですよ。リズムの快楽が増幅される。がんばります。

              2006-10-24

              二ヶ月振りにtrafficで髪をカット。
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              その後、mariaがDJしてるsacaiの展示会に寄り、コーヒーなど頂きデザイナーの阿部さんを紹介される。sacaiはイイ感じでした。その後、book 1st→食事。
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              christoper woolが気になってます。カッコイイ。名前と同名の作品集があるんだけど売ってないんだよな。
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              売ってるの知っている方、いたら教えてください。
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              本を読む時間がなかなかとれない。喫茶店で読書、とかすればいいのだろうか。やったことないんだよなー。
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              バラードもカフカも空気というか非常に知覚的なもの、不可視なものに敏感に反応して、書いている。音楽は予め不可視にも関わらずなかなかそうならない。なぜか。
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                2006-10-23

                13時から本郷の藤幡研究室で打ち合わせ。これ、まだ書けませんが面白くなりそう。
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                打ち合わせは数名、16時半頃まで続いて解散。その後エバラ君と研究室に行き、filmachineについての作業。これも今度詳細書きますが、面白いす。
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                最近特に思うけどやはり仕事は面白い人とやったほうが絶対にいい。途中で帰れないから。遊びならつまらなかったら帰ってくればいいけど。
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                で、filmachineに関する作業を22時くらいまでして、その後mariaとエバラ君と食事に行き、僕だけ研究室に戻って坂本龍一さんに誘われた六ヶ所村の曲を作りました。大分前に誘われていたんだけど遅れてしまった。完成したので来週くらいにupされると思います。
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                夜中に大海君が現れて色々話す。大海君は作業中によく伸びをしているけどあれはイイ癖だと思う。僕はまったく動かないので肩とか凝るのかもしれない。と後ろから見ていて思いました。

                  2006-10-22

                  典型的に告知系ですが今度の木曜日の17:00から多摩美でトークショーやります。
                  __
                  その日は16:20まで造形で講義なので終了次第、多摩美に向って久しぶりにヲノサトルさんと会って話す、という感じです。なので造形の講義と連チャン参加、というのも可能です。
                  __
                  詳細はこちらに
                  __
                  さっきヲノさんとこのトークについて打ち合わせメールをしていたら「今さら"さん"づけはやめよう笑」と言われたのですが、確かに知り合った10年くらい前は年上の人を君づけ、同じ歳もしくは年下は呼び捨て、つまり「君」が敬語という非常に不遜なやつだったんですねぼか。
                  __
                  んで、ヲノさんも「ヲノ君」と呼んでいたら、誰だったかに「なんであいつは"君"とか言ってるんだ」とかヒソヒソ言われて「何コソコソ言ってんだバカ」と思ったか言ったかした記憶がありますが定かではありません。
                  __
                  ちなみに「さん」というのは40歳以上の年長者に対応する言葉、という感じだったかもしれない。
                  __
                  そんなわけで、典型的に生意気な若者だったわけだけど、なぜか昔から僕の周りは年上が多い(なので年下の子に対するアドバイスというのが今でもあまりうまくできない)。多分、面白がってくれる寛大な人に恵まれてきたということだと思うんだけど、ヲノ君、じゃなかったヲノさんはその最初期の一人だと思います。ちなみに付き合った女の子も年上が多い。
                  __
                  なんか色々仕込みもあって面白そうなのでぜひ木曜に。

                  • ryoma / Wed Oct 25 12:33:58 2006

                    はっはは〜 君づけ笑えるね〜

                    おれも、龍馬が誰々を君づけで呼ぶとミーティングまで開かれたことあり。暇だなぁって。笑 10年以上前、今でもイベントやってるY店。

                    元気そうでなにより。

                  • shibuya / Thu Oct 26 03:51:21 2006

                    へー、イエローも暇な人がいるなあ(←実名報道・笑) 元気だけど最近夜遊びしてないな。 31日のcarsten@UNITには行く予定だからそのときにでも。

                  2006-10-21

                  えーとそうそう、musimissileでやったケージのone、upしました。
                  __
                  知ってる人も多いと思うけど、これは1987年に書かれたケージ晩年のナンバーピース初期の曲でタイムブラケットっていう手法が使われている。
                  __
                  原曲は僕が弾いているピアノソロパートのみで、今回は即興で他のメンバーが音をつけていってるという感じです。最初はタイムブラケットを共有しようかと思ったんだけどコンピュータの場合、あまり面白くないのでやめた。
                  __
                  シャルルさんの音が中期ケージ的なノイジーな感じで印象的ですな。さすがダニエル・シャルルの息子だ!
                  __
                  これ、弾いてて非常に面白い瞬間があるんですね。あと重要なのはどの響きもクサくない、結果的に協和でも不協和でもない印象が残る。
                  __
                  今日は近所の東北菜館でmariaと母親と食事。美味しかった。
                  __
                  その後、母親が新しく買ったmacbookのメンテで初めて触ったんだけどなかなかキーの感触など新鮮だった。
                  __
                  17inch、core duo、2.33Ghzとかいうとんでもなさそうなのも出たし、早くnuendo対応してくれー
                  __
                  しかしツヤ消しのマットな黒になるはずだ、という僕の読みは外れたのか。そのほうがカッコイイと思うんだけどなー。

                    2006-10-20

                    昼間鍼に行き効き過ぎて眠くなるも運動不足を解消すべくジムへ。
                    __
                    マシンで走ったり泳いだり。東京で暮らすこととジムに行くことは切り離せない。ヨガも復活させたい。この前ふと思ったんだけどヨガってオウムによる不当としか言いようがないイメージダウンを払拭するのに15年かかったということなのか。
                    __
                    今週末はボケーっとしよう。来週から結構忙しい。
                    __
                    というわけで夜中に家でアクザワ君とmariaと飲みました。僕は熱燗の紹興酒が大好きなんだけど、これを例によってすごいピッチ飲んでたら一度潰れて眠りました。その後コーヒーで復活。
                    __
                    しかし髪が伸び過ぎている。2ヶ月切ってない。

                      2006-10-19

                      ものすごーく眠かったけど13時に起きて、品川へ。
                      __
                      今日は造形大学のサウンドワークショップ。なんだけど前日の夜にYCAMから帰ってくるというスケジュールで相原という地の果てまで行くのは無理、と事前に判断したお利口な僕ちゃんは、品川のcanon本社1Fでやっている、「off-sense」の見学、というメニューしておいたのです。
                      __
                      到着すると四方さんも飛び入りしていて驚く。学生の出席率もよくて、この作品のsoundの仕組みなどを軽く説明したりした後は学生とダラダラ話す。
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                      しかしこのギャラリーは管理がズサンだな。今日も僕が来たら上の8台のスピーカーからの音が止まっていたりして、それを現場責任者が知らなかったということが普通に起きている。こういうのは怒鳴ったりするのも疲れるのでちゃんと朝と午後は確認してください。とだけ伝えました。
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                      何というかこういう態度というかシステムは古いな、と思う。
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                      17時頃解散。その後mariaと待ち合わせて新宿をブラブラ。
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                      タワーレコードで復刻されていた悠治さんの「6つの要素」が入っているCDを買う。これは大学の頃レコードで聴いてすごくいいなーと思った曲。クロマモルフが入っているほうも買いました。
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                      ディスクユニオンでジェームステニーのバイオリンとピアノのCDも買ったけどこっちはあまり印象に残ってない。
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                      バンタイでタイ料理。ここは数年前に来て以来だけど美味しいと思う。紀伊国屋で本を見るも未読多数なのでがまん。ドゥルーズのシネマが出るのが楽しみ。

                        2006-10-18

                        というわけで昨日から切れ目なく続いている18日です。YCAM滞在最終日。
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                        昨日の日記もにも書いた通り、予定では深夜4時くらいに作曲終了してコンピュータに24ch分の録音、というはずだったんだけど3時の時点で4時に終了は無理という感じたったんで伊藤君には仮眠してもらって僕とエバラ君はひたすら追い込み。
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                        filmachineは全体的に音の三次元的な運動の可能性を追求していて、これは非常に今までの部分で成功していると思うんだけど、そもそもの意味としては音のfilm=膜を作るmachine、という意味だったんですね。
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                        で、この膜というのが非常に難しい。音がダイナミックに動くのではなく微細な動きと静止の間を循環しつつ、そこにあるような、という。
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                        最後のパートはこれに挑戦しようと決めていて試行錯誤していったんだけどなかなか困難極まっていたんですね。特に音が静止しているように感じる、というのは実際に静止していたら単なる再生と同じだからそうは感じられないし、当然のことながら音はモノではないんだけどあたかもそこにあるような、自分を包囲するようなという状態をどうしても作りたかった。
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                        カフカとかバラードに出てくる、空気が充満して自分を押し潰す感じというか。そういう知覚があることは想像できても音楽でそういうことはなかなか難しい。
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                        で、結果的に言うと出来たんですね。よかった。音量的にはリミットの半分なんだけど、音像の距離が2分から30秒というタイムスパンの違いをもって24chで徐々に中心に接近してきて最後は真空のようになる。
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                        響きは前半、というか全体で駆使したロジスティックマップによるジェット機のような音を100倍くらい遅くしたものとかそれをいくつかの周波数でカットしたものとかのレイヤーによるもので非常に柔らかい。
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                        不協和のものが迫ってきて圧倒して終わり、みたいな単純な図式にしたくなかったのと、干渉による波が非常に面白くてパルス的でもない、ランダムでもない連続した干渉によるリズムが出来た。
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                        全体の長さは前回の13分13秒から20分ジャストになりました。
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                        で、大急ぎでエバラ君、伊藤君と録音のセッティング。HDRに96k,24bitで収録。バイノーラルマイクでも収録。これが終了した時点で予定の10時を回っていて10時半頃からYCAMの阿部さん、渡部さん、ラスターのオラフとかいた人たちみんなで暗転にして試聴会。
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                        僕は正直憔悴しきっていたんだけど、このセッティングで聴けるのはしばらくないから隅々まで聴いた。阿部さんは途中から立ち上がって聴いていて終わった後にダンテの神曲みたいだと言ってくれた。オラフも寝転んだり立ち上がったりしてて、終わった後「amazing!」と言ってた。
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                        filmachineのプロジェクトはこれで完成した。今年の春からやっていたからすごく長かったけど、楽しかった。
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                        今までに聴いたものを作りたい、という気持ちが000以降の僕の唯一の願望でそれは一段階進めたと思う。あとやはり、これは一人では出来ないプロジェクトでATAKと池上さん、大海君、阿部さんを始めとしたYCAMのスタッフの尋常ではない集中力によるものだと思う。
                        __
                        現在、こういうことが可能なのは稀なのではないかと思う。池上さんと始めた第三項音楽は一つ目の結節点になったと思うし今後の方向性も見えた気がする。
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                        また阿部さんとはインスタレーションのコンセプトから空間構成、タイトルにいたるまで喧々囂々と言っていいやり取りを続けていて、これは非常に刺激されたというか成長させてもらった。展覧会のオープンの前日の夜中に「歴史に傷跡を残さないようなものは作らないし意味がない」と確認し合うに至る道は平坦じゃなかったけど、密度が高い時間というのは振り返っても美しい。
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                        これから巡回とaudio versionの発表を考えているけどそれはまた追々に。
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                        とりあえず全ての作業が11時過ぎに完了。本当は阿部さんの運転でエバラ君と3人で萩に鮨を食べに行く予定だったけど休業日ということで断念。ただ、何時間寝てないんだ、という状況での長時間ドライブ+鮨というのは思いっきり全部吐いてしまう可能性があるから結果的によかったかもしれない。
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                        なのでちかくの「あかぎ」という美味しい日本料理屋で刺身定食。後にフランクでコーヒー。一度部屋に戻って風呂に入って(入浴剤を買えばよかった!)荷物をまとめてYCAMに戻ってからはデータのバックアップなど。さすがに椅子に倒れて1時間くらい眠りました。
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                        で,17時にタクシーが来て空港へ。飛行機の中では3分も起きてなかった気がする。
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                        しかし無事に終わってよかった。ある種完成している作品に追加するのは非常にリスキーで、クオリティを下げる可能性も蛇足を作る可能性もある。ただ今回の制作は本当にやってよかった。これはずっと作業を共にしていたエバラ君とも話していたんだけど一山超えた気がする。 
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                        みなさまどうもありがとう!

                          2006-10-17

                          YCAM滞在8日目。
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                          明日の朝10時からfilmachineの解体作業が始まるのでそれまでに完成、レコーディングも終わらせないといけない。だから実質今日が最終日。
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                          昨日、寝たのが朝の10時くらいで今日は夕方の16時くらいから作業開始。今回の追加制作は巡回展を前提としたものなので音と同時にLEDのプログラムもYCAMの伊藤君が作っていてこれが素晴らしい出来。
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                          音と同期して合わせる時間は全くなかったけど骨組みとバリエーション、タイムラインによる制作が可能になったので次の展示のときはすごく楽しみ。
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                          しかしこういう最終日というのはとんでもない集中力が発揮されるもんで自分でもちょっとびっくりしました。
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                          というのも前回、展覧会の前に3週間滞在制作したときは最初の数分を東大の研究室でかなり精密に作曲していってその修正と続きをやる、という感じだったんですね。
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                          で、それをYCAMに持ってきてスピーカーの数も増えて環境が大きく変わって、修正するのに3〜4日かかったわけです。今回の滞在は9日間なので、作ってきたものを3日かけて直す時間はない。ので素材や要素をブアーッと作っておいてこっちで一から、言わばフリーハンドで作り続けたんですね。
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                          ただ、ステレオで作曲したものを三次元に置き換えるというのは不可能、というかとてつもなくつまらないしそもそも音色すら変わってくるので厳密な意味ではシュミレーションできないんですね。
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                          もちろん立体音響を使った三次元での作曲に関する経験値は飛躍的に上がっているからその点は有利なんだけど、とはいえ青写真の無さはハンパじゃなくて
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                          僕は普段、ボツテイクが非常に少ない方、つまり途中まで作ってこれ捨てちゃいました系があまりないほうなんだけど今回は連発してました。
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                          前にも書いたとおり、このmachine=装置に入り込んで作らないとどーにもならないんですね。こういう音楽がいいんじゃないか!って思い浮かぶのは基本的にはステレオ=LR的な発想に基づいているから使えない、ということが起きるんですね。
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                          比喩ではなく建築的なプロセス、というかグシャっとした音像というか音塊というか、そういう音の連続したかたまりみたいなものを空間的にHuronで組み立てていって形を作っていくというか、まー全然うまく言えないけどかなり苦労したわけです。
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                          で、色々やってるうちに捨てたほうがいいものも見えてきたりして、今日は異常にはかどった。ただ予定ではブッ続けで作業して朝4時からレコーディングのはずが、まだ作曲してました。
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                          というわけで日付の切れ目がないんだけど、続きは明日の日記でということで。

                            2006-10-16

                            しかし驚くのは連日暖かいことで、東京もまだ上着がいらないくらいですが山口は日中はTシャツでも暑いくらいです。
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                            温暖化は急速ですね。5年前に10月半ばをTシャツで過ごしていることなんてなかったわけで、僕が言い続けている12月くらいまでは夏。という時代はもう数年でしょう。
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                            今日からraster-notonチームのオラフ、nibo君、davidがYCAMに合流。シンクロンのカタログの編集で来ていてカールステンは19日に到着らしいからすれ違いだなー。Insenのコンサートに招待してくれたので31日の国際フォーラムに行きます。たのしみ。
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                            filmachineは佳境。ホワイトの真空の中で音がグニャグニャ動いている。
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                            カフカ、JGバラード、ヘルツウォーク。

                              2006-10-15

                              YCAM滞在6日目。
                              __
                              こなあーゆきー。
                              __
                              とか言いながら昼間一人でチャリを漕いで湯田食堂に着いて刺身を食べようとして醤油をかけたら皿にラップがかってるのが見えなくてラップの上を醤油だらけにしてしまい
                              __
                              やばいやばい。と思ってサラダにドレッシングをかけたらそれにもラップがかかっていて
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                              お盆の上がダム欠壊の後みたいになってしまった渋谷です。疲労がピークにきていて他にも自販機で水を買おうとしたらキリンレモンだったりとか色々見えてないものが多いです。
                              __
                              方向は見えたんだけど、この方向はすごく時間がかかる。直線で精密なのはコンピュータの場合いくらでも出来るけど、音の曲線的な動きで精密なのは難しい。リファランスがないし。
                              __
                              あとlogisticによるホワイトノイズ未満のレイヤーで真空のような状態とか。

                                2006-10-14

                                YCAM滞在5日目。完全に音楽脳なので書くことがありましぇん。
                                __
                                今日は土曜なので通りも少し華やいでてですね、温泉街なのでキャバレーとかスナック、ピンサロなどが軒を並べているのですが
                                __
                                呼び込みがフォーマルなのが怖いです。後ろに手を組んで斜め45度でおじぎしながら「どーもーおつかれさまですー」とかいうのはどうかと。
                                __
                                絶対、中にたかじんのようなヤクザがいるはずだ。
                                __
                                と言いつつ連日ハードワークなので「ちょっと寄ってく?」という冗談もエバラ君に「今日行ったら絶対後悔しますよ」とたしなめられました。
                                __
                                今日は朝9時まで作業してコンビニでflashの人がキレるとき特集というのを読んでから就寝。

                                  2006-10-13

                                  終日YCAMで作業。
                                  __
                                  色々なプログラムを試してみるが、なかなかうまくいかない。当たり前だが音の加工はステレオとマルチチャンネルでは全然プロセスが変わってくる。
                                  __
                                  レイヤーによる何が鳴っているか分からないくらい積み重なった響きというのはステレオではできないことで、数えきれないくらいたくさんのトラックがそれぞれボリューム=-30dbくらいで重なっていたりする。
                                  __
                                  立体音響は、というかHuronはそれ自体がオーケストラや宮廷合奏のような固有のメディアなので、そこから発想を始めないといけない。それにうまくはまったときに音楽が動き出す感じがある。
                                  __
                                  というわけで朝9時頃まで試行錯誤。

                                    2006-10-12

                                    今日も終日YCAMでfilmachine作業。
                                    __
                                    ううー耳がいくつあっても足りない。というか
                                    __
                                    聖徳太子になりたいです。
                                    __
                                    音の軌道、定位、音色、推移などチェックする項目が多いから1分作るのにすごく時間がかかる。
                                    __
                                    フランクで夕食。ここはカレーが一番美味しいな。
                                    __
                                    朝7時終了。

                                      2006-10-11

                                      終日YCAMでfilmachine作業。
                                      __
                                      長い動く音の動かし方とコンポジションが分離している。かなり試行錯誤するも解決策は見つからない。
                                      __
                                      が、粘って色々やってみる。スカスカだといわゆるマルチチャンネル作品になってしまう、という問題がありしかし持続音のレイヤーというのは重ね方と音色にプラス運動というパラメーターが増えてもそんなにバリエーションが増えるものでもない。
                                      __
                                      machine的という意識があって、それは音楽でもインスタレーションでもマルチチャンネル作品でもないんだけどうまく言えない。そのトーンは持続させたほうがいいので持続と運動のバリエーションは追求しないとなかなか新しいかたちが見えてこない。
                                      __
                                      というわけでかなりしんどい日でした。途方に暮れて朝6時頃終了。
                                      __

                                        2006-10-10

                                        12時前に羽田でエバラ君と待ち合わせて山口へ。
                                        __
                                        今日から18日までYCAMで滞在制作。前回の展覧会前のときは池上さんもmariaも大海君もいたけど、今回は追加制作なので僕とエバラ君だけ。
                                        __
                                        飛行機の中では座席3つを使ってさっそく爆睡。この空いてる席で完全に横になって寝ちゃうよ作戦は非常に快適。コカインナイト読みながら。
                                        __
                                        到着すると朝から何も食べてないので、まずのん太鮨に行き食事。
                                        __
                                        その後、夜までずっと作業をして、途中阿部さんと3人で食事。今後の作戦など。
                                        __
                                        戻ってから朝4時まで作業。前回の13分13秒の後に付け足していく。
                                        __
                                        移動がなぜ疲れるのか、というのが前から不思議なんだけど。今日も突然4時頃に疲労感が襲ってきて終了になった。

                                          2006-10-09

                                          夕方からmariaとワタリウム美術館へ。パイク展最終日に滑り込む。
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                                          僕にとってのパイクはやはり大学の頃にここで見たケージの森、森の啓示だ。それがまた見れて嬉しい。これはパイクのナンバーピースだと思う。
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                                          あとブラウン管の中のロウソクの光。
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                                          地下のon sundaysでATAK008を納品。ATAK Tはレディース1枚を残すのみですごい売れたらしい。うれし。
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                                          しかしパイクの作品は紙で見るのと本物が違いすぎる。んなの当たり前田のHERO’Sとか言われそうだが、紙で伝わることはわずか過ぎる。あのブラウン管の振動が本質かと。
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                                          ワタリウムを出てからブラブラ表参道方面に歩いてDIOR HOMMEへ。明日から山口なので景気づけに買物しそうになるがガマン。
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                                          さらに渋谷方面に歩きタワーレコードの前を通るとナップスターと提携キャンペーンが。ひょえ。
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                                          その後パルコパート1のトラジで焼き肉。内蔵はイマイチだけど肉は美味しかったー。
                                          __
                                          帰宅後、研究室に行き朝まで明日から始まるYCAMの滞在制作の準備。28時終了。

                                          • ayana / Fri Oct 13 19:13:34 2006

                                            私がパイク行ったときは、ATAK Tは置いてなかったんだけど…… 訊けばあったのかしら? 9月号のInRedでDior Homme×NB×カットオフのMariaさんにしびれました。うふ。

                                          • ポッケ / Fri Oct 13 21:49:43 2006

                                            ワタリウムで渋谷さんを見かけましたよ。 008、良かったですよ!とか声掛けようと思ったけど 真剣にみてらっしゃたんで、またにしました。 お次は、声掛けますー。

                                          • ポッケ / Fri Oct 13 21:50:42 2006

                                            あ、そういえばそのとき000をたまたま持ってたんですよー。

                                          • shibuya / Sat Oct 14 18:25:20 2006

                                            >ayana 最終日の時点ではレディスの黒noiseが1枚ありました。GDCもそうなんだけど時々引っ込めたりする習慣があるらしいYO in redのあのカッコは僕のマネですな笑

                                            >ポッケ そうすか。008ありがとございます。000目の前で落とすとか面白かったんじゃないでしょうか。

                                            ちなみに最近エバラ君のほうが話しかけられることが多いんですね。sonarのときもそうだったんですが、エバラ君曰く僕がこわいから。らしいです。 エバラ君が「渋谷さんあそこにいるよ」とか言っても「いや、渋谷さん怖いすから」とのことです。ここ数年非常に優しいと思うのですが。

                                          2006-10-08

                                          今、
                                          __
                                          〜恒例!!第3回あわび祭り〜という件名のメールがきたのですがなかなか面白いと思います。
                                          __
                                          今日は夕方から研究室でホワイトセージを焚きながらエバラ君とYCAMでの追加制作の準備。
                                          __
                                          あ、そうそう10/10〜10/18までYCAMにいます。スタジオBで作業しています。
                                          __
                                          途中でエバラ君が帰り、僕は24:30くらいまで残って作業。今更ながらH3000というのはプラグインで無かったけ?とか思う。あまり使いたくなるプラグインが最近ないなあ。
                                          __
                                          夜はなんと昨日に続いてsonarに行く。澤井君とACOのライブはおもろかったけどクリックがないほうがよかったと思う。
                                          __
                                          セニョールココナツをvip席で見せてもらったのだが全体像が見えると違って聴こえる。遅い曲のほうが総じてよかった。
                                          __
                                          古館君が配布していたテキーラなどを頂いたので早々に酔っぱらい(というか最近飲み過ぎじゃないのか?)、その後も飲酒。友達にたくさん会う。ダイト君はYCAM以来の遭遇。
                                          __
                                          maria、エバラ君、jo君、モウリでらんぷ亭に行って朝食を食べて終了。
                                          __
                                          あーそうそうmariaが仕事してますな。女子の方どーぞ。

                                            2006-10-07

                                            コカインナイト面白いです。
                                            __
                                            終わりの後、というのが今と対して変わらない未来として書かれている。
                                            __
                                            「わたし」の目に入るものの描写がすごく多い。というかほとんど。これはしっくりくる感じ。in putのみというか。
                                            __
                                            音作るのに煮詰まった、というかステレオで作った音が立体音響にフィットする確率があまり高くないことを思いクラッときて、
                                            __
                                            夜中26時くらいにsonarに行ってきました。初ドラびでお。面白かった。姉歯とサーヤの旦那の顔はスーパーフラット、というかオッサンの現代音楽ファンに多いタイプの顔だなー。
                                            __
                                            明日ACOとライブやる澤井君と楽屋でしこたま飲み過ぎてコップを投げた気がするがあまり覚えていない。M.I.Aと記念写真。diproはかなりイマイチ。というかドンチャカドンチャカとかいうのに身体が反応しないですな。もっと刺激が無いとな。ナイトな。騎士な(←変型淀川長治)。

                                              2006-10-06

                                              off-senseオープニングの日。
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                                              これのサウンドを頼まれたのが結構ギリギリのスケジュールで、非常にタイトな日程にも関わらずエバラ君と集中してやったので無事間に合った。
                                              __
                                              なかなか面白い仕上がりになっていると思います。ぜひ。というかロケーションも面白い。
                                              __
                                              レセプション終了後に近くの飲み屋で打ち上げ。この後作業があるので飲まないように、という決意も空しく焼酎を飲みました。
                                              __
                                              しかしやはりYCAMの追加制作が迫っているため、打ち上げ終了後にエバラ君と研究室に行き朝までfilmachine作業。28時半頃終了。
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                                              打ち上げの後に戻って作業というのは気分転換にもなってなかなか効率的なのです。
                                              __
                                              そいえば山崎邦正がC++の達人という噂を聞いてびっくりぼんでした。

                                                2006-10-05

                                                僕もびっくりしているのですが
                                                __
                                                ATAK007はもうすぐ売り切れるようです。
                                                __
                                                このアルバムは売れたなー!という印象は持ってなかったのですが、気がつくと無くなっていました。店頭にはまだ多少あるかと思いますが、こちらの在庫は僅かです。恐らくもう卸さないでしょう。ATAK web shopで少し、という感じかと。
                                                __
                                                006,007, 008は脱ループ、ミニマル的というか新しいフェイズに入ったなという感じで僕は好きなんですが、それは要するに売りにくいという可能性も孕んでいるんですね。
                                                __
                                                そんな単純なもんじゃないだろ!と思う方もいるでしょうが、というか僕も思っていたのですが全体的な傾向としてはビート、ループ的か美音/微音/アンビエント的なほうがまあ売りやすいという傾向はあって、そんな単純なものなんですね。
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                                                これは要するにバイヤーさんがオーダーする数が多いから店頭に多く並ぶ→売れる可能性があるというロジックです。
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                                                なので006〜008のように一定したビートがなくて、音もアンビエントとは遠いという場合は、実際に数が売れないと店頭になくなったり取扱いがなくなるという可能性が大いにあるというわけで、
                                                __
                                                ただ思ったよりも、というか想像しているよりもかなり売れているおかげで店頭在庫などもあるようだしバックオーダーも頂いています。これは購入して頂いているみなさまのお陰です。どもありがと。
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                                                えーと今日は造形の講義の日で、この前もやったDVDを見せるというのをまたやりまして今回はゴダールの「フレディ・ビュアシュへの手紙」を。
                                                __
                                                その後、用事一件。夜はcherでmariaと合流。レナちゃんとすごく久しぶりに会う。今宿麻美さんも。夜はcherの山崎社長に鮨をごちそうになって久しぶりに色々話しました。

                                                  2006-10-04

                                                  18時から品川にあるcanon s-towerの1Fギャラリーで藤幡正樹さんの off-senseの設置作業。
                                                  __
                                                  僕はその場でコンピューターの中にいるアバター同士がぶつかる音とアバターが壁にぶつかる音などをその場で作ったりレベル調整をしたり。
                                                  __
                                                  この作品では全ての音が24匹(ひき?)いるアバターの運動とリンクしている。天井のスピーカーからは3つの部屋それぞれに割り当てられた音(アバターの数によってバランスがかわる)とアバターの運動量によって再生サンプル数が変化する8つのノイズが再生されている。
                                                  __
                                                  実際にアバターの同士に引き起こされる音はコンピュータに付属のスピーカーから。
                                                  __
                                                  というわけで結構延々とかかって25時頃終了。

                                                    2006-10-03

                                                    夕方、恵比寿siteで藤田一浩さんの写真展のオープニング。
                                                    __
                                                    藤田さんは面識ないけど、ポートレートがいいなあと思っていたので行ってきました。mariaと一緒に紹介されて話したんだけど写真同様、非常に曇りがない人で気持ちよかったです。白い印象というか。
                                                    __
                                                    niuちゃんとか今宿麻美さんのポートレートがあるんだけど良かったす。
                                                    __
                                                    夜はその後、東大の研究室でエバラ君、大海君、プログラムなど手伝ってもらうかもしれない滝山君とミーティング。大海君にboidというアトラクターを教えてもらったんだけど、これは興味深かった。鳥の群れの集合、離散。
                                                    __
                                                    ミーティングは22時くらいに終了でその後はエバラ君とfilmachine追加作曲の作業。やることは個別なんだけど、時々すり合せたり、youtube見たりしながら。
                                                    __
                                                    結局28時半くらいに終了。

                                                      2006-10-02

                                                      昨日のアルコールを抜くべく昼間、ジムで走り泳ぐ日。ダンベルも。
                                                      __
                                                      んで、夜は仕事。10日からYCAMでやる追加制作の準備。音の壁が動いたり倒れたり、曲線状に音の軌道を感じるということをしたい。
                                                      __
                                                      そいえば僕の周りで好きな人が多いグレッグ・イーガンの順列都市を読み始めているんだけど、うーん。
                                                      __
                                                      テクノロジーによって自己が増幅される(実際に主人公はよく頭を抱えたり自問したり内省したりしています)というのは典型的に90年代的な表現だなというのが第一の印象。
                                                      __
                                                      僕は自問、内省という回路が無いのでこういうのはよく分からん。
                                                      __
                                                      まあ、まだ読み始めたばかりだけど情報量(これも非常に90年代的なんだけど)はあるんだけど未来とか進化の指向性に関しては驚く程素朴で、それは西海岸系の典型とも言える。やはりJGバラードのような雑多性が無いというのが物足りないです。
                                                      __
                                                      JGバラードはSFという枠では語れないから、そもそも比較にならないけど、やはり数倍才能ある。バラードからイーガンへという萎縮はあらゆるジャンルで起きている典型例のようで興味深いです。
                                                      __
                                                      というわけでコカイン・ナイト読みたい。

                                                        2006-10-01

                                                        そいえばこの前、造形の講義でエバラ君にもらったケージのDVDを見せたときの反応は中々興味深かった。
                                                        __
                                                        それはそうと、民主党の細野と山本モナー(!)の一件ですが、これホントに下らないですね。
                                                        __
                                                        だって明らかでしょう、自民党の差し金というか仕掛けなのは。民主党が再出発!とかやるたびに何かスキャンダルが、という延々と続くラ・モンテ・ヤング的展開になぜ誰も突っ込まないのかというのもあるけど
                                                        __
                                                        キャスターとしてのとか議員としての自覚が足りないとか謙虚さが足りないとか言ってるのがデーブ・スペクターとか草野とか徳光とかだというのがそもそも笑わせるというか、絶対に彼女とか愛人とかいるだろうしデートくらいしてるだろ。
                                                        __
                                                        僕はフライデー見たけど、これ結構いい写真ですよね。見事に撮られているというか、中川のように見るに耐えないきたねー政治家と愛人のベッドのツーショットとかそういうのに比べると比較にならないほどいい絵だなと思いました。
                                                        __
                                                        で、普通の反応として「いやー時期的に狙われやすいときに脇が甘いとしか言いようがないけどイイ絵だよね」というので済むと思うんですけどね。有権者をナメてるとかそういうレベルの怒りのキャンペーンになるというのは民度が低いんじゃないでしょうか。それ自体策略だとしても。
                                                        __
                                                        とはいえ僕が一番面白いのはモナという名前ですが。
                                                        __
                                                        今日は夜、mariaと友達のアクザワ君と東北菜館で飯を食い、向いのアルゼンチン料理屋でカイピリーニャを飲み、まつみ、という近所の店でおでんをつまみに焼酎を飲んで泥酔しました。
                                                        __
                                                        僕は結構気持ち悪くなったんだけど、mariaはウコンを飲んだらすぐ治ってて飲んでみたらよかったと、後悔したんだけど、どーしてもウンコと名前が似ているので避けてしまう。克服しよ。

                                                        • non / Thu Oct 5 14:25:53 2006

                                                          ウンコ、慣れると美味しいよ っていうか久しぶり。原器ですか。わー変換が!

                                                        • shibuya / Thu Oct 5 15:14:17 2006

                                                          そうか君はそっちの嗜好あるもんなあ。 僕はまだ無理です。 元気だけど背中が陥没してます。

                                                        • anonymous / Thu Oct 5 16:08:50 2006

                                                          いい写真ですよね。 割合絵になる政治家つぅと細川さんの短命さを思い出しましたけど、 別の話ですね…… お邪魔しましたー

                                                        • ウンコの力 / Thu Oct 5 16:09:42 2006

                                                          いい写真ですよね。 割合絵になる政治家つぅと細川さんの短命さを思い出しましたけど、 別の話ですね…… お邪魔しましたー

                                                        • shibuya / Fri Oct 6 05:54:54 2006

                                                          2個目のコメントにだけウンコの力と書いてあるのが面白いです笑 写真は細野氏じゃなくてモナーの力によるところが大きいんじゃないでしょうか。 細川はインポっぽくて細野は合コン→ラブホぽいという感じですね。