2005-11-30
昨日の日記で書いたような自己複製、テープとマシンによる変奏について、難しそうですね。という印象を聞くことあるんだけど、変奏や新鮮な構造生成については音楽内の語法だけでやっているほうがよっぽど難しいですよ!奥さん!
と、なぜみのもんたのようになっているかというと、某所で読んだ雑誌にみのが愛人のアナウンサー(おもいっきりテレビの相方らしい)をウイッキーさんが酔っぱらって口説いたら顔面に何発もパンチを入れて血だらけにしたというのを読んでゲラゲラ笑ったからです。
閑話休題(←女性エッセイスト系の切り替え)
音楽内の語法と書いたのは音程とリズムのことで音色による変奏というのは無理ですね。音程が増えるのは自由が減るし、リズムを拍で思考するのは現代的ではない。
今日は深夜までひたすら第三項音楽を作ってから24時頃キムケンスタジオにATAK007 dub lilacの最終マスタリングチェック。ノイズやレベルでいくつか変更しないといけないところがあったから急遽行くことになったのです。
で、やっと完成!短期間だったけど充実した時間だったと思う。全20曲、56分。今回もマスタリングで色んな試行錯誤に付き合ってくれたキムケンに感謝。マスターを受け取ってもう12月かと言って笑った。
前にも書いたけど12/16からインスタレーションが始まるのでICCで先行発売、一般発売は1/28です。仕上がりには非常に満足してて早くお聴かせしたいです。演奏が中心になってるものってリリースするのって初めてですね。僕にとって境界ないけど。
28時頃帰宅。家で一度聴いてからベッド。
2005-11-29
昼間、仕事をしてジムに行って泳いでから東大の池上さんの研究室で第三項音楽のプログラムのブラッシュアップ。
自己複製のプログラムを使って、ヒトカタマリ(←文芸っぽいカタカナ使い)の音楽を間違って複製することは変奏の方法として非常に有効なんだけど、問題はどのようにしてそれが可能か。だ。これを音楽の最初の生成(っていう言葉、微妙に流行ってて恥ずかしいんだけど、ジェネレート。とか書くとイーノっぽくもあり懐かしい感じがしてもっと恥ずかしい笑)からのプロセスを含めて本当に色んなパターンを試しているんだけど面白い。が難しい。
聴いていてプロセスが分かるということと予測不可能性のバランスというのはつまり聴いてて面白いかどうかに直結するので、最終的には100%プログラムでfinishするというのは無理なんだけど、その手前の段階を作るのに自己複製のパターン、テープとマシンのシステムの応用などはすごくフィットしているように思う。で、そこに既知の感触があるのは明らかにつまらないので試行錯誤しているという感じです。音楽の形式、構造の可能性はバリエーション=変奏にあるというのはずっと思っていたことだけど、そこに有効な方法は長い間見つかっていない。つまらないな、なんか。というのは作曲の問題として起こっていることが圧倒的に多いわけでここを研究するのは一番有効だし楽しいし興奮する。
終わってから急いで家に戻り、タクシーで四谷の莢という鉄板焼きのお店でジュピターテレコムの春山さん、東急エージェンシーの野澤さん、ミュージックワゴンの柴田さんと会食。非常に有意義な時間。興味深い提案もいくつか頂いて来年が楽しみ。野澤さんごちそうさまでした。
終わってからキムケンスタジオにノイズのチェックに向うはずだったんだけど、既に終了していたので千駄ヶ谷まで歩いて電車で帰宅。千駄ヶ谷って道が広くて夜、ブラブラ歩くにはいいな。気分転換になる。長い1日。
2005-11-28
午前11時からICCで16日から展示するインスタレーションDescription Instabilityの照明の打ち合わせ。lee君、照明の伊能さん、エバラ君、mariaとICCの畠中さん、施工の白井さんと。
しかし7時まで作業してて午前中から動くとさすがに調子悪い。終わってからエバラ君とmariaとインスタレーション、及びライブの映像関係の打ち合わせした後、取り戻すべく昼寝をしようとしたらすごい数の着信で眠れず(苦笑)。しかしどれも必要な電話だったので諦めて起きてから第三項音楽の作業再開。申請書類のチェックなど。あとATAK007 dub lilacのノイズチェック、マスタリングが明日なのでモニターとヘッドフォンで入念にチェック。これも朝まで。しかし調子掴めなかった日だな。やはり予定は午後から入れよう。
2005-11-27
あー更新できてないなあ。
恐らく12月からは某所で籠って第三項音楽の制作とインスタレーション、という感じになりそうです。じゃないと間に合わない。しかし寒い。今日はユニクロでフリースの部屋着など買い足しました。上下で1200円だった。すごい。デザインはさすがにXだし(笑)染料臭いけど暖かい。そいえばGAPの迷走はすごいな、あのホワイトバンドのようなエクザイルとかを使ったキャンペーンは微妙の極地のように見えるのですがどうでしょうか。
えーと着々と未知の領域に進んでます。最小単位が動いているのは面白い。
2005-11-26
終日家で第三項音楽の作曲。非常に面白い。基本単位になるsound file自体が運動性を持っているので作曲の仕方が変わってくる。スコアを書くのとも今までコンピュータで音楽を作ってきた方法とも違う。未知な感じ。
というわけでジムで泳いだ以外は家でずっと作業。
ATAK@ICCのフライヤーができました。
2005-11-25
ウラディーミル・トンハーのチェロは今更ながら非常に素晴らしいですね。最近バッハとグバイドゥーリナ、悠治さんの全部無伴奏チェロのCDを買ったんだけど非常によかった。僕はグバイドゥーリナの10の前奏曲っていうこのチェロ独奏曲が非常に好きなんだけど演奏は悠治さんのリアルタイム1に入っているもののほうがいい。ライブ録音ならではのひらめきがある。よくこのライブ特有の何か、とは何か。みたいな議論があるけどこれって不毛だよな笑
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池上高志さんが東京芸術大学の茂木さんの授業で12/1に講義しますね。18日にやる第三項音楽についても話すと思われるのでみなさまぜひ。第三項について、僕は詳細に日記で書く時間が18日までにとれる保証はないので(だって曲を。作らないと。いけないから)予習にいいと思います。
http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2005/11/post_cfc6.html
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dub lilacライブ盤に関して、喜びの声多数で嬉しいです。
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さすがに書ききれないので来年の手帳は一回り大きいサイズにしました。schreibenの白地に赤の。
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2005-11-24
15時から東大池上研究室でインスタレーションの今度はケース打ち合わせ。入れ物。ですね。
今回使うテイラークエット流という装置(カオス実験の初期に用いられたモーター付きの円筒ね)は100kg以上、つまり吉田よりも重いわけでそれを格納しつつ、美観もということで結構大変なんですね。この辺はlee君に協力してもらっているから色々アイディア、図面とイイ感じで進んでいて今日はICCの畠中さんと実際にケースを施工して頂く白井さんに研究室に来てもらった、ということです。畠中さんは諸々案件で毎日メールや電話で連絡しているものの会うのは結構久しぶり。昨日の引き続いて順調に終了。17時半頃家に一度戻ってから食事。その後、キムケンスタジオへ。dub lilacマスタリング二回目。うーん、今日こそは終わるかと思ったんだけどならず。でした。やはり音いいほうがいいから時間かかってしまう。特にこの前やった何曲かをやり直したのが効きました笑。27時過ぎに帰宅。キムケンが新しく買ったTelefunkenのコンブレッサーはなかなか柔らかくしかし鈍らないイイ感じのコンプだと思う。ややテープ的で好きな感じ。今回、通して聴くとピアノとキーボードが中心にある、しかもキーボードもアナログなので相性いいす。
2005-11-23
14時から東大の池上研究室でインスタレーション"Description Instability"のレーザー、及び照明関係の打ち合わせ。lee君、伊能さん、安東さん、池上さん、本條君、maria。
伊能さんと安東さんはその業界ではかなーり有名なレーザー、光関係のプロフェッショナルで今回lee君の紹介で協力してもらえたのは非常によかった。乱流のカオス的遍歴をCCDカメラで撮って音に変換するのでいかに細かい乱流まで可視化出来るかが重要で、結果的に業務用ハロゲンを今回は使うことにした。しかし、安東さんが用意してくれたレーザーのデモはかなり強烈でスモーク無しでもシャキーンと奇麗なグリーンが伸びていていつか使いたいなと思った。YCAMか。
終了後、池上さん、本條君と第三項音楽のプログラム改訂。ここ数日、プログラムが吐き出すsound fileをNUENDOが読み込めなかったり、dbをいじると落ちたりというのが続いていて原因を探っていたんだけどやっと解決。wav fileキョワイ。
解決後、maria、本條君と駒場の魚屋で夕飯。
2005-11-21
19時から東大の池上さんの研究室で第三項音楽のミーティング。
僕、池上さん、本條君の3人で23過ぎまで。
しかし寒くなった。今年は暑さと寒さの差が極端な気がする。それともそうなっていくのか。もうコートを着ないと死にそうだ。事実、今日の帰り自転車を漕いでいたらホントに寒くてその場でうずくまりたくなったのだが何の解決にもならないので必死で漕ぎました。数年前まで寒い、という感覚があまりなかったのがウソのようだ。人間らしくなったということか。
そいえば12/17発売のMac Power誌の年末アンケート取材に答えました。
2005-11-20
14時からキムケンスタジオでdub lilacのマスタリング。
えーとまだ発表してなかったのですが先日のピットインでやった高橋悠治+僕+mariaのライブ盤を出すことにしました。録音をNUENDOに96k 32bitでしておいたので非常に状態もよくて、あーそもそも録音するときからリリースはするつもりだったのですが、何となく発表しなかったのは今日、自宅以外の場所で聴いて、CD作品として自律性があればホントに出すことにしよう、それが感じられなくて記録、っていう感じだったらやめとこ、と決めていたからです。
全部で20の断片に分けられているんだけど、それらの大部分が要するに曲。のようになっていて、今日マスタリングの初日を終えてこれは出したほうがいいなと思ったので発表しました。
そうそうだから、ここ数日は第三項音楽のプログラムのアップグレードとdub lilacの編集に費やしていたのです。
発売は12/16からICCで僕と池上さんのインスタレーションが始まるのでICCでのみ先行発売。一般発売は1月下旬の予定です。
で、僕は今、そのATAK@ICC関係でとんでもなく忙しいからマスタリングも今日で終わらせようと思っていたんだけど、まあそんなはずもなく、途中までで27時頃終了。13時間ブッ続けは疲れたなー。
2005-11-19
ぐえー気がついたら全然日記を書く時間がないじゃないあああ
えーと今日は昼間キッチリ作業をして、夜は神楽坂のシアワーイワトに悠治さんと斉藤晴彦さんのシューベルト/冬の旅を聴きに行く。ギリギリまで仕事してて、その進捗次第でとか思ってたから文字通り滑り込みで間に合った。
シューベルトは音が大きくなっても小さくなっても長調でも短調でも印象が変わらない。本質的にミニマルだ。ブルックナーもそうだけど、こっちはホントに何も変化しないからな^^:
悠治さんのシューベルトの詩につけた新曲がよかった。7thや9th。非常にきれいな曲。
終了後、mariaと倉重君と近くの羊屋でジンギスカン。倉重君にグバイドゥーリナのCD(高橋悠治リアルタイムシリーズ1)を借りたのだが(なぜか持っていない)これは非常に素晴らしいCDだった。なぜかアワーミュージックの印象が重なる。特にチェロ独奏の曲とチェロとバヤーン、オーケストラの曲は素晴らしい。
帰宅後、朝まで仕事。
2005-11-18
朝の10時から病院で検査の続き。12時前に終了して帰宅。昼食。
睡眠が足りなかったので少し昼寝の後、仕事をしてからlad musicianの展示会に行きTシャツなどいくつか。帰りに用事があってmariaと実家に30分くらい寄る。
19時から、東大でICCインスタレーションのレーザーに関する打ち合わせ。lee君とレーザーショーウェアの安東さんに来てもらう。インスタレーションの意図を説明して検討。来週、実際にいくつかレーザーやハロゲンなど持ってきてもらって実験することに。終了後、maria、本條君、エバラ君、逢坂君、キムラヨウ19歳とCCDカメラで撮った水の乱流を音に変換する実験。初回にしては非常にうまくいって安堵。終了後、駒場の菱田屋で定食。ここはなかなか良い。その後、キムラと来年の件でちょっと打ち合わせ。全部終了したのが24時過ぎでその後、仕事。
2005-11-17
昼間、仕事をしてから17時に原宿にあるSONYのオフィスへ。
昨日偶然お会いした森宮さんが始めたFine Designというチームが先日発表した製品のデモンストレーションに伺う。スピーカーは非常に面白いものがあったし民生機仕様のものでもなかなかユニークなものがあった。いわゆる5.1という規格自体に最近僕は結構懐疑的なんだけど、今回聴いたスピーカーはもっとフレキシブルな気がする。ただ民生のものに関してはやはり音質に不満もあって、SONYのデザインというのは基本的にミニマルな、デザインを消す方向というのは選択としていいと思う。だとするとオーディオの場合残るのはやはり音なわけで、これは僕が音楽家だからということは別として指摘させて頂いたのだが、やはり音質に対する意識はもっと上げて欲しい。技術やデザインの方々と1時間半程色々話したのだが有意義だった。
で、家に戻ってから聴覚研究の本條君が家に来て、牡蠣鍋を食べながら第三項音楽のプログラムについてミーティングと家にあるmusikのスピーカーの試聴を。第三項の方は今、池上さんがヨーロッパに行っていて僕と本條君でやり取りしてプログラムの改竄を進めている。しかしこれは難しい問題がたくさんあるなあ。スピーカーについては驚愕しておりました^^:
結局、終電くらいまで色々やって終了。その後仕事再開。
2005-11-16
16:55から日比谷シャンテで二度目のアワーミュージック。この映画は奇跡だと思う。映画と映像の関係は当たり前のように音楽と音響に近い。問題はゴダールはあくまでも映画の側にいるということだ。しかしこの映画によっていわゆる911以降作られたほとんど全てのアメリカを巡る「映像作品」は存在意義が変わってしまったのでは。と思うくらい美しくて厳しくて自然だ。音楽にあって音響にないものという思考自体、現在では笑ってしまうくらい有効ではないと思うのだがもう少し枠を広げてコンピュータで音楽を作る、ということについて考えると現在の停滞はあるべき構造が存在していないということが大きいと思う。構造という言い方は誤解が生じやすいのでフォルムと言ってもいい。コンピュータで音を作りコンピュータの中で組み立てるという場合に音の動かし方と置き方についてフィットする方法が未だ見つかっていないのではないか。第三項音楽にも非常に関係してくることなんだけど。などということを考えたり、前回見落としていた繊細なディティールに感動したりしていたらあっという間に映画は終わっていた。
その後、品川に移動してオラファーエリアソン展の内覧会。SONYのクオリアプロジェクトで大変お世話になったプロデューザーの森宮さんに偶然遭遇。明日お会いすることになっていたので非常にびっくり。他にも友達に何人かあった。展覧会で印象に残ったのは初期の光を霧に投影して虹を浮かび上がらせるという作品でこれはロケーションも含めて掛け値なしに素晴らしくてしばらく時間を忘れて見入った。ただ、近年のオブジェクトと光による作品はあまりにも工業生産的で好きではなかった。それはスタイルによるところではなく感じる。終了後、mariaとみゆぽんたさんとぴこどんさんとその友達で品川で中華。ヨガの話など。
と書いていたら自衛隊は自衛軍になるというニュースが流れてきた。
2005-11-15
今日も終日仕事。ジムでダンベルと水泳。うーん少しさぼったら、というかヨガばっかりにしてたら筋肉が落ちたかも。バロメーターとして仰向けで片手17kgのダンベルを10回×3を15回×2でやっても疲労度がそんなに変わらないかというのがあるんだけど、今日15回一気にやったら2回目のほうで腕が少し委託なった。じゃなくて痛くなった。
水泳はほどほどにして水中でストレッチをたくさんやったんだけどこれは非常にイイ感じで、ただ見た目的には水中クンバカみたいなので人がいないほうの小さいプールでやることにしている。
その後22時から渋谷でYCAMの阿部さんと来年のプロジェクトに関する打ち合わせ。
来年の9月後半から新作インスタレーション2つを含む大規模な展覧会とコンサートをやるのです。
打ち合わせは23時半まで。
2005-11-14
そういえば昨日、三原康裕から突然電話があって家で遊んだ。
コンピュータで音楽を作る方法を見せてほしいと言われたので今まで作ったものとか今やっていることを説明したり。第三項の触りをちょっと説明して聴かせたらさすがに驚いていた。相当細かく並んでいるsound fileを「家が並んでるみたいだなー」と言っていたのは面白かった。
今日は終日仕事。アワーミュージック2回目に行くはずだったんだけどmariaが風邪のため中止。
2005-11-13
今、第三項音楽で作っているsound fileはかなり特殊なプロセスでやっていて、故にwavファイルなのだが音楽ソフトで読み込めないということが起きている。波形はあるけど音はしなくてデータを調べるとバケてたり。
ある音の変容のプロセス、つまり変奏のようなところまではプログラムで出来たらと思う。全体構造はまだ無理、というかそこを前提に進めると面白くない結果が待っていることは知っている笑
音色の、動き。から考える。
2005-11-12
ヴィトゲンシュタインとカフカのメモ集のようなエッセイのようなものを交互にパラパラ読んでいるんだけどカフカの不安定さはどうも尋常じゃない気がする。悠治さんにこれに音楽つけたら病気になるのはよく分かると言ったら笑われた。
昼はヨガに行った以外はずっと仕事をして26時頃思い立って、というかryomaに誘われてmariaとBULLET’Sにかなり久しぶりに行く。BULLET'SがコンパイルしたコンピCDのリリースパーティー。キムケンが参加していて僕はフライヤーとかの推薦文のようなものを書いた。ちょうどキムケンが始まる頃に着いて、その後も色んなタイプの音楽を聴きながら酒を飲んだり話したりした。壁に立てかけてあった(多分)ワークインプログレスの絵はなかなかよかったな。
2005-11-11
ずっと咳が止まらず、体調も完璧ではないので昼間、近くの総合病院で検査。今死ぬのはいくらなんでももったいないので。で、帰宅後仕事。
夕方からlee君に来てもらってICCインスタレーションの展示ケースの打ち合わせを東大駒場で。evala君、本條君、mariaも。さすがにlee君のアイディアは鋭くてCCDカメラの位置や全体的な配置がシンプルになった。そのあと、僕とmariaとエバラ君で恵比寿ガーデンホールへ。lad musicianのショー。会場でモデルのlenaちゃんも合流。ショーの音楽をキムケンがやっていて素晴らしい仕上がりだった。コレクションのテーマがPILのMETALBOXだったんだけど時々サンプリングコラージュされてたりして。コレクション自体も非常に良い感じで楽しかった。終了後バックステージでキムケンやいつも髪切ってもらってる小原さん(いつもladのヘアメイクやってるんですね)、デザイナーの黒田さんやスタイリストの伏見京子さんなど知り合いにたくさん会う。
で、適当に切り上げてmariaとレナちゃんと目黒にあるエバラ君オススメの美登利寿司がやっている回転鮨というのに行って食事。ここは非常にハイCP。帰宅後仕事の続き。
2005-11-10
銀座のapple sotreで東京造形大学の講評会。
13時に会場入りのはずが少し遅れて、しかもapple storeの隣の木村屋でキーマカレーパンを買ってシアターの中で食べたらビニール袋にカレーがこぼれてウンコみたいになったので、受講している女子に「漏らしちゃったんだけどいる?」と聞いたら「いりません」と言われました。
講評会は生徒各自が自分の曲を会場のPAで再生し、その曲のコンピュータ画面はシアターのスクリーンにプロジェクションされているので、それを見たり聴いたりしながら僕とキュレーターの四方幸子さんが講評していく、という感じで進行。1曲につき必ず会場のお客さんにも質問、意見なども聞いたんだけどこれはなかなか面白かった。サウンド&レコーディング誌編集長の國崎さんも来てて久しぶりに挨拶。
まー結果を独断すると4〜5回の授業で作ったものとしては面白いものが多かった気がする。やはりメディアがコンピュータになっても、というかコンピュータの場合は特にノイズによるドローンとメロディ理論(笑)が有効ということだと思う。特に外部生の作品は意欲的で特に板垣君と林君の作品などは興味深いものがあった。
しかし2時間話し続けるというのは驚異的に疲れることで、終わったらヘトヘトに。とりあえず撤収して会場に来てたキムラヨウ19歳と東銀座の江戸銀で天婦羅を食べる。その後、mariaが汐留でオーディションなので合流すべく新橋に移動。くまもとナントカっていうオヤジっぽい居酒屋に入ってみたら意外にアタリで焼酎など飲む。30分くらいでmariaも合流してから恵比寿でヴィーナス・フライ・トラップ嬢と合流して恵比寿のガーデンルームのブラジル関係のパーティーへ(よく分かっていない。し酔っぱらっている)。収穫だったのは来た人は自分の好きな配色によるオリジナルのハワイアナスのビーサンを作ってもらえることでインディゴの地にオレンジの鼻輪という組み合わせで作ってもらいました。DUNEの林さんに会ったのでこの前のTOKIONイベントでの茂木さんとのバトル(笑)の詳細を聞く。
で、今日はなぜか合流に次ぐ合流でこの後は初めて行く恵比寿のx+yというバーで20471120の中川君とモデルのMIOちゃんも来て、昔の歌謡曲をBGMに(ここは昔の歌謡曲がituneに入っていて他の音楽は一切かからない。マヒはするな笑)さらに飲み、26時過ぎに帰宅。26;30からATAKの映像メンバーの逢坂君と家でICCインスタレーションの打ち合わせ。
2005-11-09
アニマル・コレクティブのfeelsを相変わらずよく聴いていて、特に洗濯ものを干したりするときにかけることが多いんだけど2曲目の最初のほうが吉田栄作の、っていうか吉田拓郎の「心の旅」に似ていると思うのは僕だけだろうか。
終日仕事、書類。続編。今日はホントに終日だった。
他には聴覚研究の本條君と第三項音楽のプログラムのやり取り。しかしNuendoで96k 32bitで作業すると本当に音がいい。プラグインのかかり方も。
夜22時過ぎにキムラヨウ19歳が来て書類を持っていってもらう。
2005-11-08
終日仕事と書類、メールを書く。
しかし、この書類を書くというのは仕事ととはいえ非常にファックだ。時間を取られる。で、大体が何かの説明なので自分にとって発見はないし腹立たしいことこの上ないっす。とにかく時間を取られるのが困る。誰か代筆してくれないだろうか。なので最近は電話かけられるような相手には最近は電話で済ましていて、これは逆に話しているうちに考えが生まれたりすることもあるからよっぽどいいじゃん、と思っている。メールインタビューが結構大変なのに対して取材だと結構おもろいことを話し出したりするのに似ている。そもそも何かを説明する、というのが苦手というか魅力的でない。
2005-11-07
早朝(!)10時に東大へ。12月にICCで発表するインスタレーションの中核を成す装置が池上さんの研究室に届く日なので池上さん始め、エバラ君、逢坂君、本條君など(mariaは東コレ出演のため途中参加)プロジェクト参加メンバー+池上研の研究生で積み降ろし。設置。初めて動くところを見て全員どよめく。設置の後に今後の方向性や展示方法などミーティング。その後、みんなで食事をしながら来年の予定などについて話す。
午後はmariaも来たのでもう一度、装置(カオス研究の初期に使われたテイラークエット流です)を考察してから池上さんの研究室で本條君も一緒に作曲プログラムの改変の打ち合わせ。実際に音を出しながら。池上さんが今日の夜の飛行機で渡欧なのでかなり詰めて作業。結局16時過ぎまで。この時点で僕は昨日、ほとんど寝ていないので帰宅後爆睡。次の日が早いと緊張して眠れないのです笑。起きてから仕事。
2005-11-06
日曜日。久しぶりにmariaと実家へ。えーとちょっと事件があってビビリました。
あ、あとATAK T 1.5 FEMMEがクレジットカード決済で買えるようになりました。shopページで。
11/10(木)のapple store銀座の講評会、お待ちしておりますー。
2005-11-05
配置薬って知ってますか?と聞くと大概の人が「ああ知ってる、家にあったよ」と返答するのに衝撃を受けている渋谷です。僕はこの歳になるまでまったくその存在を知らなくて「富山の薬売り?what?」っていう感じだったのですが、いつも風邪をひいて鍼灸院に行ったときにもらう新ジギナという風邪薬が異常に効くので買おうと思ってネットで調べたら「配置薬」として購入、というシステムなのを知ってそんなものがあるのか!となった次第です。
というわけで富士薬品という薬品会社がやっているこの配置薬のセットが今日家に届いたんだけど、ここの新ジギナという風邪薬は病院でもらう風邪薬より効くという珍しいもので、しかもケミカルな感触が非常に少ない。その他に胃腸薬とか頭痛薬とか栄養ドリンクとか一式入っていて3ヶ月に一度使った分だけお支払いするというシステムですな(←覚えたて)。風邪薬とか特定のものだけ切れたらそれだけ補充にしにきてくれたりして、出張費や送料が一切かからないので薬箱として非常にいいんじゃないでしょうか(なので今日は一円も払っていない)。
というわけで依然ちょっと喉が痛いのですが打ち合わせをしたり、オプティシャンロイドでメガネを直してもらったりした以外は家で仕事の日。でした。早めに就寝。そういえば神タンという深夜番組を観たら異常に面白かった。
2005-11-04
15時からtrafficで髪をカット。一ヶ月半ぶりなのでまたもやボサボサに伸びてた。それ以外は仕事。
アワーミュージックのパンフレットを熟読。フォーエバー・モーツァルトのDVDが家にあるのにまだ観ていない。早く観たいなー。amazonでグルスキーのオレジン色の作品集注文。
2005-11-03
昨日、遅かったので昼過ぎに起床。
15時過ぎに思い立ってmariaと国立近代美術館で開催中の「ドイツ写真の現在」(だっけな?)に行く。閉館が17時で16:30に滑り込み。
アンドレアス・グルスキーとウォルフガング・ティルマンスが印象に残る。特にグルスキーは圧倒的で、彼の写真は大きなサイズの中に微細なテクスチュアが圧倒的なフォーカスで詰まっているのだが、それと同時にミニマリズムから新ロマン主義、構成主義などの技法がグシャッと圧縮されて展開されているような印象。大きなほうが細部に注意が向かうというのは面白いことかも。ティルマンスはやはり展示方法が非常に重要なファクターだなと感じる。「予め懐かしい」指向性は額の中に入ると収まってしまう。
で、見終わった後電車で日比谷へ。ゴダールの「アワーミュージック」を見るために行ったんだけど(しかし非常にアートっぽい休日だな笑。昔の学生のようだ)だいぶ時間が余っていたので指定の券を買ってからブラブラ。が、日比谷は歩けば歩くほど死んだ街で笑、行くとこもないのでビックカメラでデジカメを物色したりするもののまだ時間があるので仕方なく喫茶店へ。これもロクな店がなくて仕方なく入ったオカンが買い物の帰りに入るような店で水出しアイスコーヒーを。
やっと時間がきて日比谷シャンテへ。
アワーミュージックについて詳細に書く時間がないので割愛するけど、素晴らしかった。もう一度見に行きたいくらい。僕は前作の「愛の世紀」は?だったんだけど、今回のは大好き。空港のシーンなどなんか浮遊するような凝視感があるなと思ったら音の編集のせいだったりテクスチュアの精緻さはいつもながらに奇跡のように美しく、ポジティヴで厳しい。今月18日までなので(東京は)ぜひ。オススメです。
2005-11-02
今日は忙しかったなー。昼間は仕事をして18時過ぎにエバラ君と池上さんの研究室へ。第三項音楽のプログラムとインスタレーションについて。途中、聴覚研究の本條君も参加して非常に興味深い議論になった。終了後、mariaも合流して駒場のさわやかという店で食事。今回のインスタレーションと第三項の発表、音楽は非常に密接。音色と運動、触覚との関係など。思うに聴覚研究と音色はまだあまりにも未開の領域が多い。これから深められると思うと楽しい。
で、その後22時過ぎから渋谷でp[k]の堀切君と打ち合わせ。会うの久しぶりなんだけどいささかも印象が変わっていない。近況など含めて色々話す。それから今日はテイトウワさんが自分のパーティーを恵比寿のリキッドでやっていてそれに終了間際に滑り込みで顔を出し(だって終了が24時!)一度帰宅。メールなど多数処理。
26時からUNITでryomaと打ち合わせ。クラブでやることの打ち合わせは何となくクラブでしてしまう笑。play houseのイベントでataとlutianoが回していた。僕は全然知らなかったんだけど行ってみたら、まいちゃん、ノンちゃんなど友達多数。フミヤさんにも久しぶりに会った。まいちゃんが喧噪の中で「あー恋がしたいんだけど、できない」とか唐突に話し始めたらいきなり僕のところにゲイの男の子が現れて「これ何飲んでるの?お菓子あげるから一口頂戴!」とか言われてブラッディマリーを奪われたのが面白かった。打ち合わせも順調。29時半帰宅。長い1日。
2005-11-01
今日から11月か。今年もあとわずか。偶然なんだけど000の発売日が去年の12/18で僕は福岡でコンサートをやっていた。今年の12/18は第三項音楽の初めての発表。
あと宣伝です。高橋悠治さんが俳優の斉藤晴彦さんとシューベルトの「冬の旅」を演奏するツアーがもうすぐ始まります。僕も行こうと思ってます。悠治さんと斉藤さん他4名で邦訳した歌詞で歌う「冬の旅」の他にシューベルトの詩に悠治さんがつけた新曲があるみたいでそれも楽しみ。11/18に東京からスタートして北上という感じみたいです。チケット無くなるの早そうなのでぜひ。
水牛のサイトは面白いす。
コンサートツアー:日本語で歌う「冬の旅」〜なぜこんなに暗いの?〜
歌:斎藤晴彦 ピアノ:高橋悠治
曲:フランツ・シューベルト 詩:ウィルヘルム・ミュラー
訳:斎藤晴彦 高橋悠治 平野甲賀 田川律 山元清多
このコンサートのための新曲「民衆に訴える」
曲:高橋悠治 詩:フランツ・シューベルト