2005-09-29

午後、造形大学へ。"sound"lecture第二回目。

学外の生徒が増えている。結果として内部生と同じくらいの数になったけど全体的に活性化していいと思う。学外の生徒はこの遠くまでわざわざ来るわけだから当然やる気がある。んでHyper engineっていうソフトを使って音楽を作っていくので大学のコンピュータに外部生の分のソフトもインストールしなければならないというシステムの都合上、今回の授業で受講生は締め切ります。もちろん聴講だけしたいという方や自分でラップトップもってきて曲のアドバイスしてくれというのは受け付けます。そういうのはどの回でも御自由にどうぞ。詳細はinfoページに。

今回はソフトのインストールや録音してきた音の読み込みなどでバタバタしつつも各生徒に使い方を教えたり、普段何やってるのかとか聴いたり、作りかけのものを聴いたりして終了。なかなかユニークな子もいる。ちなみに来週は作業だけでなく作曲の方法など講議したいと思ってます。

で、帰宅。少し休んでから20:30頃mariaとセミトラのオフィスへ。何件かまとめて打ち合わせ。ATAK T_1.5 FEMMEの写真を撮ったり。色見本などみてジャケのデザインを検討したり。22:30頃終了して今度は23時からエバラ君が家にきてdub lilac関係の打ち合わせやテクニカルの確認、パッチ更新など。26時頃終了。という忙しい日でした。

    2005-09-28

    偶然HMVのクラシックフロアで見つけた

    yuji takahashi plays johm cage:sonatas and interludes vol.1(flykingen records)

    有名なDENONの盤よりも10年前、1965年にストックホルムでレコーディングされたもの。flykingen recordsはオランダのノイズ系のレーベルらしく、アコースティックなものはあまり出していないとのこと(現音担当さん談)。ジャケ買いしました。白黒の線だけなんだけど素晴らしいデザイン。演奏も非常によかった。

    この曲、なぜかDENONの盤が家のプレイヤーでかからなくて聴くの久しぶりなんだけど、面白さの持続とか惹き付けられる部分というのは新しさとか複雑さとは別に残る解析不能な部分によって成立してることがよく分かる。

      2005-09-27

      引き続き家でdub lilac準備。prophet5の音を作ったり。というか結構作った気がする。普通に弾くのに関してはリハの感触では弱い音のほうが効果的だった。あとノイズジェネレーター的に使うのに関してはピッチを外して考える。これはあまり使われてないと思うけど非常に良い音がする。触れるような音。こういうことはずっとやってても飽きない。

        2005-09-26

        終日家で作曲とdub lilacの準備。

        なぜかサンレコ誌にorbの新譜のレビューを書くことになりました。1日中家にいたので夜中1人で渋谷の24時間やってる本屋へ行ったら帰り道少し雨が降ってきた。しかしBIANCHIのチャリンコは本気で漕ぐとスピード出るなー。

          2005-09-25

          昼間はずっと仕事をして19時過ぎに公演通りのクラシックスへ。若いサウンド・アーティストの鈴木慶君に誘われて彼の主催イベントを覗きに行く。共演は足立智美君と千野秀一さん。鈴木君は昔、クラブのフロアで(確かフォースインクナイトだったと思う。古いリキッドの)いきなり肩叩かれて「この前のライブよかったす」とか言われてからの付き合いで、とはいえ彼のライブを聴くのは初めて。全体を聴いて思ったことはコンピュータが入ったアンサンブルはボリュームバランスと音を消すということがすごく大事だということ、デジタルなドローンが強過ぎるのは支配的かつ単調でよくないということ、均質なビートによる展開はフロア以外ではあまり機能しないということです。足立君のパフォーマンスが以前よりもパワーアップしてた。笑いたかったけど静かだったので堪えました。会場では悠治さんと畠中さんに会う。終了後畠中さんとタワーをぶらぶら。3Fで色々教えてもらう。ホントはそのまま飲みに行きたかったものの作曲が残っているので帰宅。

            2005-09-24

            僕はフローリングの冷たくて硬い床で寝るのがなぜか好きだ。家は居間も含めて全部フローリングなんだけど特に好きなのは居間にあるソファの下で(ソファは大体mariaにとられている。が、それは別に嫌じゃない)ウトウトしながら1時間くらい眠ることで大体その前にシゲ(猫)が寄ってきて隣に寝てたりするんだけど本格的に僕がいびきをかきだしたりすると自分の家(ハコ)に入っていく。睡眠の導入としてなぜか一番滑らかで死ぬならこんな感じがいいなと思いながら眠る。

              2005-09-23

              今回もATAK会は面白かった。集まる人のエッジの高さはやはり希有なんではないだろうか。mariaとlee君のバースデーサプライズも出来たし新しいATAK Tも売れたしよかった。多数来場ありがとうございました。二次会はUNICEに流れ、それからなぜかVENUS FLY TRAPP嬢引率のもと深夜の新宿2丁目に10名程で遠足。ここパッポンみたいだな。道に人が溢れているのはいいものだ。NEW SAZAEという結構本質的な病理を抱えているオカマが点在するバーに行ったりしてみました。スピーカーはRAMSAだった。

                2005-09-22

                夕方、ピットインでdub lilacの下見。maria、エバラ君、逢坂君と。六本木の今はないピットインは何度か行ったことあるんだけど、新宿は初めてで思ったよりも狭くて驚く。というかかぶりつきですね。結構すごいペースで予約が埋まってきているらしいです。ちなみに当日は予約の方から優先入場らしいので座って御覧になりたい方(ってほとんどだと思うけど笑)は予約してください。というか可能性として当日で入れないこともあり得るので。終わった後、別プロジェクトも含めて二丁目の(笑)かなりレトロな喫茶店で打ち合わせ。運んできたおばさんは脳が壊れていると思う(←最近多い。栄養以外の問題で壊れている人。道にも結構いた)で、帰った後仕事など色々やってから深夜テイさんに誘われて近所のWOMBへ。ここは来る度に思うんだけどスタッフの対応がかなり微妙。というかサービス業として成立してないのではないかと思うことが多々ある。テイさんとシャンパン飲みながら色々。音楽の状況って今がよくないだけじゃなくてこれから良くなる兆しがないことが深刻なんだけどまー仕方ないね。楽しむしかない。

                  2005-09-21

                  そいえば一昨日ICCでローリーアンダーソン展を見てきたんだけどイイ展覧会ですね。非常に楽しかった。小さなアイディアを丁寧に作品に仕上げていてサスガだなーと思いました。作品のタイプは全然違うけどサウンディングスペースで見たアルヴィン・ルシエの作品を見たときに近い感じ。

                  あと完全に失われた良きアメリカが会場の中に点在している。子守唄のような訥々とした歌声も意志と表現の強さで小さい音でもはっきりと聴こえる。届く、というべきか。それは驚いたしすごく感動して閉館ですと言われるまで椅子から動けなかった。

                    2005-09-20

                    うーん、どうも最近日記が業務連絡とか告知中心になっててよくないな。とはいえ毎日音楽を作っているとあまり書くことがない。というか今は外部からの刺激に対して反射して作るという方法ではないからあまり音楽も聴いてなければ情報を摂取してないから仕方ないのかもしれない。あーでも最近気に入ってよく聴いてるのが一つあった。

                    MORTON FELDMAN:THE VIOLA IN MY LIFE etc...(CRI AMERICAN MASTERS)

                    表題のVIOLA〜は陰鬱であまり好きじゃないんだけどその他の曲がすごく好き。んで、3曲入ってるんだけどピアノがTudor、悠治さん、フェルドマン自身。というキャッチーな盤。です。

                    • kurara / Mon Sep 26 07:46:50 2005

                      うわ欲しい! でもamazonでは買えないみたいだ。

                    • shibuya / Mon Sep 26 21:30:33 2005

                      僕は10年くらい前にアールヴィヴァン(現ナディッフ)で 買ったから売ってるかどうかは分からないなー

                    2005-09-19

                    9/23(fri・祝)のATAK会でATAK T_1.5FEMME発売します。試着可です。1.5はレディスのカッティング/サイズのまま、色がHOMMEと同じ墨黒(紺寄り)になります。価格も一緒で6800円。他にもちろんピンクのFEEMEもHOMMEもありまっす。もちろん飲みに来るだけでも歓迎ですのでぜひ。20時〜23時で。詳細はinfoページで。

                    という業務連絡を書いてしまうくらい今日は家から出ないで終日仕事してました。あ、でもジムは行って色々やったんだけど、最近ヨガだけでなく筋力トレーニングでも自律神経を刺激することができる気がしてます。まあバランスをとる、ということなので当然といえば当然なんだけど。

                      2005-09-18

                      そいえば昨日行った東大博物館(家から徒歩5分)の錯覚展は面白かった。が、見終わった後少し酔った。錯覚自体もおもろいんだけど、それの横に貼ってある解説が腰低過ぎて笑った。「これらはアートの皮をかぶったものに過ぎませんが〜」とか(笑)

                      ______

                      お陰様で完売して久しいATAK002ですが、タワーレコード新宿店に入荷しているという謎の展開になっています。恐らく(というかそれ以外あり得ないんだけど・笑)ディストリビューターの山崎さんが紛失していた最後の何枚かを納品したのでしょう(前近代的な話ですが絶対にそうだと。確信しています)。数枚あるので、探していたかたはどーぞ。ちなみにカーデューのmaterialも数枚あった。

                      ______

                      ITMS、もうちょい待ってください。

                      ______

                      • urbane / Fri Sep 23 07:17:29 2005

                        こんにちは。  僕も駒場東大での「錯覚展」には興味が あって、行こうとは思っていたのですが、 どーも、敷居が高い気がして結局行きそびれて しまいました。残念。

                      • shibuya / Fri Sep 23 07:52:49 2005

                        ども。敷き居全然高くなかったですよ。 むしろ腰低かったくらいで笑 立命館大の有名な人の作品が大部分だったけど ぐるぐるしましたねー。

                      2005-09-17

                      終日仕事してました。

                      dub lilacがREAL TOKYOに載ってます。9/21upのところ。

                      あと、以前日記に書いていたCMがON AIR開始になったようです。なので情報解禁すると、SONOKOという化粧品メーカーのCMです。ディレクターはタナカノリユキさんで全面的に白い映像、音は僕です。女性がゆっくり踊っている映像で美しいのですが僕はまだテレビで見たことがないです。

                      ちなみにこのCMの音楽のフルバージョン(って言っても大分いじっていてもはや大分違うのですが)は今作っているCDに入ります。っていうか今それを作ってます。

                      • anonymous / Tue Sep 11 17:27:40 2007

                        あのCMきついです。精神的に嫌気がします。 なんであんな嫌な音を作られたのか今度 このサイトで説明して下さい。 私の周りは皆嫌がってチャンネルをすぐに変えます。

                      2005-09-16

                      昼間ずっと仕事。

                      夜は18時半に六本木ヒルズで池上高志さんと待ち合わせてmariaと3人で森美術館でやってる杉本博司展の内覧会へ。素晴らしい展覧会。照明の使い方含めて。やはり海景と建築のシリーズ、ドライブインでの映画シリーズがダントツで好き。会場では後藤繁雄さんやYCAMの阿部さんなど知り合い多数に遭遇するも僕達はこの後、ATAKのマネージメントを手掛けるさやかがプロデュースするアートイベントallrightsreservedのプレスカンファレンスにも行かなくちゃいけないので駆け足で見てタクシーで恵比寿ガーデンホールへ。車が予想以上に混んでて大幅に遅刻。というか森美術館を出る時点で遅刻だったんだけど何とか入れてよかった。会場にはさやか、アドバイザーで参加しているlee君やtricoの佐伯君をはじめ友達多数いてもっと早く来ればよかったと後悔。というのも1)杉本博司展はもう一度ゆっくり平日にでも行くから。2)恵比寿のほうの会見の模様は収録されていると聞いていたからそれを見ようと思っていたら都合で収録はナシ。という二重のコトが起きていて、とはいえパーティーも終わって十数名でガーデンプレイスの北海道ナントカっていうお店で打ち上げ。非常に楽しい。allrightsreservedは楽しみなイベントで来年6月に東京ドームで2日間開催なんだけどATAKも参加する予定。いいムードだし面白くなるんじゃないかな、と思う。その後、GAS社長の西野さんやさやか、lee君などで繰り出した2次会はあまりにもヒドイ展開だったので省略(笑)。書けないようなことがたくさんでした。

                        2005-09-15

                        昼間、東京造形大学へ。特別講議の一回目。

                        造形は京王線の橋本の次の駅、相原っていうとこにあるんだけど家から丁度、1時間くらい。1時間電車に乗る、ということが稀な僕は前日に何をトチ狂ったのかボリス・ヴィアンの「うたかたの日々」とカフカ「夢・アフォリズム・詩」(平凡社ライブラリー)という本、2冊も買ってしまったのですが(大バカです)、当然ボリス・ヴィアンは血迷っただけなので(たまたま入った古本屋で420円でイイ感じの装丁のが売っていた)家に置いてきて、カフカのほうを熟読して車中過ごしました。

                        このカフカの本は非常に良いです。夢の章は率直に言って悪夢なんだけど(笑・基本的なテイストですが)素晴らしいのはアフォリズムの章で要するにヴィトゲンシュタインの反哲学的断章的なメモの断片なんだけど、動的な思考の跡が読み取れて興奮します。なので比較的時間はあっという間に感じて大学に到着。やはり授業の時間を午後にしてもらったのは正解だった。去年まで午前のときは着いた頃にはかなり疲れていた。

                        で、授業では久しぶりに大久保先生、この授業に僕をオーガナイズしているキュレーターの四方さんと再会。初回なので自己紹介などしてもらいつつ自分がやっていることなどを話す。学外の聴講生の方も来てて嬉しい。というのも学内の生徒の数が非常に少ないのと美大の3年生というのは異常にのんびりしているので聴講が多いほうが張り合いあるし場の刺激になると思うのです。なのでラップトップで音楽作っている方、どんどんいらしてください。テーマはフィールドレコーディングと作曲です。僕の稚拙な指導でよければさせて頂くので作っているものがあったら持ってきてください。出来ればラップトップごとがいいです。

                        ただ、実際のところコンピュータでsound file並べて音楽作るのに指導もへったくれもあったものじゃないので一緒に予め変化を持った音を素材に音楽を作るにはどういう方法が有効か考えていければと思っています。

                        で、つい最近決定したのですが、この授業の最終講評会は11/10(thu)13:30から銀座のapple storeシアターで行います。もちろん一般公開で。聴講で参加される方もそこで発表して頂いてプレゼンテーションやディスカッション出来ればと思っているのですが、問題はその発表だけ参加というのはダメなので興味ある方は次回授業9/29から出席してください。詳細はinfoページに。

                        で、学部の学生とも色々話したんだけど考えちゃう部分はあった。ただ、これは書くと消耗するからまた今度。

                        夜は母親の誕生日をmariaと3人で。

                        • niso / Wed Sep 21 09:46:50 2005

                          特別講義お疲れ様です。 また渋谷さんの授業受けに行きたいです。 appleストアうらやましい! 今年の学生は僕も全く知らん顔ですね…

                        • shibuya / Wed Sep 21 12:58:32 2005

                        • niso / Wed Sep 21 18:19:14 2005

                          おひさです 行きたいですーがでも仕事です〜。 いけたら合間に行けたらと思いマス。 後輩に活を。

                        • shibuya / Wed Sep 21 22:42:44 2005

                          営業行ってきまーすとか言って来れたりしそうじゃん、 というかそういうの似合うよな笑 活って喝じゃないの?

                        • niso / Mon Sep 26 09:26:35 2005

                          営業行ってきまーすとかいってサボるのが自分でも 似合うと思います。どうにかそのように笑 そですねー、喝でした。

                        2005-09-14

                        今日は終日作曲。家から出てません。

                        えーとATAK006 yuji takahashiのレビューが出始めました。以下。

                        http://www.bagatellen.com/archives/reviews/001014.html
                        http://spazioinwind.libero.it/extremes/touchinghome.htm
                        http://www.staalplaat.com/vital_archive/489.txt

                        http://web-davinci.jp/contents/news/enter.html

                          2005-09-13

                          昼間ジムに行き、夕方から家で某案件の打ち合わせ。2時間以上かかる。その後はずっと仕事。

                          あ掲載情報を。MAC POWER10月号「あの人が気になっているクリエイター特集」という企画で熊谷隆志さんのページで浅野忠信さんやウェラバウツのデザイナーの福薗さん達と一緒に載ってますー。

                          あー最近音楽聴いてないなー。CDもあまり買ってないんだけどデレク・ベイリーのギターソロの新譜はなかなかよかった。BALLADの続編みたいなやつ。

                            2005-09-12

                            夕方からtrafficで一ヶ月半ぶりに小原さんに髪をカットしてもらう。僕は伸びるの早いからボサボサ、というかモミアゲとか京本みたいになってたりしたからさっぱりしたー。小原さんはATAK006を驚異的に気に入ったようで店で結構デカイ音でかけてコンパクトみたいなのとミックスしながら髪切ってたのは面白かった。それ以外はずっと仕事。最近、音数が少ない。

                              2005-09-11

                              mariaの誕生日+結婚記念日。おかげさまで4周年。です。

                              入籍したのが9.11の一度目の突撃の5分後、4年目の今日は自民党の歴史的大勝というファックなことが起こりやすい日みたいですが。今日は雨の中、選挙に行ってから三越前というある種辺境のイタリアンで食事。ジェノバ地方の料理というのをうろ覚えにしてたから、二人とも行くまでバジル尽くしのコースだと思い込んでたんだけど当然そんなはずはなくて(笑・あ、でもパスタはバジルだった)バランス良く美味しかった。隣に和服の女性とかしこまった編集者っぽい男性のカップルが会話もなくただ見つめ合ってアラカルトで食べ続けているのを見てなんで和服というのは不倫という連想が働くのだろうとか思いながらグラスワインを一杯飲んだら軽く酔っ払った(最近なぜか弱い)。僕はこの三越前っていう場所に来た記憶がないんだけど、店を出ると街灯がオレンジで古くてデカイ建物(銀行とか)ばかりでパリのようだなーと思って、道も広いし京橋まで歩いてから銀座線で帰宅。よかった地下鉄何にも起こらなくて。

                                2005-09-10

                                昼間にマルタン・マルジェラの身内系な感じのサンプルセールに行くも収穫ナシ。mariaは色々買ってた。会場で高野寛さんに偶然会ってお互いびっくり。高野さんはtideっていうアルバムでアレンジをやったりピアノを弾かせてもらったりしたことがあって、その頃は結構よく顔を合わせていた。共通の友達もいたりして。んで最近、参加オファーを受けたあるアルバムに高野さんの名前があったりしておお久しぶりだなーとか思ってたんで偶然とは重なるもんですね。初めて奥様も紹介して頂く。ちなみに高野さんのtideの「暮れてゆく空」っていう曲は僕が書いたストリングスアレンジの中でもトップクラスの難易度でスタジオで弾けない、とかいうことが起きてですね(笑)別録りとか色々やって完成したから思いで深い。ミニマルなパッセージが連続する感じだったと思う。ハーモニクスとか特殊奏法的な意味で複雑なのは坂本美雨ちゃんの「時雨の森」っていう曲で地平線のドーリアみたいになってます(笑)。

                                帰宅後、終日仕事。

                                  2005-09-09

                                  初台のスタジオノアでdub lilacのリハーサル。セッティングに異常に時間がかかる。かかり過ぎて笑ってしまった。今回は悠治さんがピアノとラップトップ、僕がキーボードとラップトップを使うことからも分かるように演奏にフォーカスしている。シャレ山的に言うと演奏にピント合ってますから。ということになるんだけど、僕の興味としてコンピュータも演奏的に使えるかということがあって自分の音の再生という側面は極力減らして今ここで演奏されている音の加工/変型をがんばろう。と思ってます。というわけで悠治さんのピアノやピアノの内部、ペダルノイズ、声などは僕やmariaのコンピュータにも直接入力される。僕のキーボードもmariaのコンピュータに入ったり、色々なルーティングで現在と演奏が変型されつつ演奏は続いて、という感じなんだけどやってみて面白かった。あとピアノとプロフェット5のデュオみたいなのもやってみたけど予想した通り音の相性が良いなあ。今回のプログラムを作ってもらったエバラ君とキムラ君19才にも手伝ってもらったお陰で無事リハーサルができた。終わった後、悠治さんとmaria、エバラ君とキムラ君19才とスタジオの脇でお茶しつつしゃべり場。

                                    2005-09-08

                                    ICCで打ち合わせ1本。畠中さんと久しぶりに会ったんだけど相互の日記を読んでいるため久しぶりの気がしませんでした。内容についてはそのうち書きますね。

                                    その後、池上高志さんと渋谷のApple storeに行ってmariaと合流。渋谷のapple storeはスタッフ不足とフォーメーションの不備が残念。龍の髭で食事。ここは安くて美味しいな。

                                    店を出たあと3人でbook 1stで立ち読みしつつオススメ本を紹介し合うという学生のようなことをして楽しかった。池上さんがmariaの出てるグラマラス誌を買ったのは相当面白かった。

                                    そういえば最近relax誌をパラパラ読んでいたら近田春夫×ECD×イルリメというメンツによる対談があって、ラップ、ポエトリーリーディングまで含めた日本語と音楽についての興味深いものだったのですが、これをふんふん言いながら読んでたらECD氏が「最近出た高橋悠治のCD(ATAK)聴いてたら×××かっていうくらいの(←名前失念)不穏なポエトリーリーディングで何だこれ!と思った」という主旨の発言をされててびっくりしました。ECD氏は面識はないのですがありがとうございます。嬉しかったです。僭越ながら鋭いなーと思いました。対談全般に渡って。

                                    dub lilacでは悠治さんのリーディングもリアルタイムで加工する予定。

                                      2005-09-07

                                      告知なのですが。

                                      今年も東京造形大学でアート&メディアテクノロジーという講議を6回行います。日程は以下。
                                      9/15, 9/29, 10/6, 10/13, 10/27, 11/10

                                      毎週木曜日の3,4時限(13:20〜16:30)で聴講は自由です。

                                      6回かけてフィールドレコーディングした音とコンピュータージェネレートした音によってHyperPrismというソフトで音楽を作るのですが内容は来てもらえれば分かります。というわけで6回全部、授業料を払わずに(笑)受けることも可能だし、興味本位で1回来ることも可能です。ただ大幅な遅刻は機嫌が悪い場合、怒りだす可能性はありますが今年は朝早くないので多分そういうことはないでしょう。すげー遠いですが(これがかなり憂鬱です)ぜひぜひどうぞ。教室は多分CS-3というところだと思いますがよく分かりません。来ればどこかに貼ってあるはずです。造形大学の履修してる皆様、よろしく。会うのを楽しみにしてます。面白いヤツがいればいいなー。

                                        2005-09-06

                                        昨日の夜に身体の熱を外に出す薬をたっぷり服用してから就寝したせいで熟女モノのAVのように一晩中汗をかき続けて、起きたらほぼ完治してました。僕は不快なことに対する免疫があまりないので体調が悪いという状態に耐えられないんですね。ので仕事再開。

                                        そうそう告知です。今月のATAK会は9/23(fri)20:00から代官山のsignで。祝日ですな。で、その日にATAK Tの新作の発売があるかもです。お楽しみに。

                                        • anonymous / Wed Sep 14 19:00:03 2005

                                          わーい、久しぶり。 その日は横浜の友達の家に行くことになってるんだけど そっちはやめに切り上げてATAK会行こうかなっと。ふふ。 海以来だね。

                                        • non / Wed Sep 14 19:00:25 2005

                                          名前書き忘れた、っつか、わかるか。

                                        • shibuya / Wed Sep 14 19:27:42 2005

                                          横浜からだったら1本じゃん。お待ちしてますう。 ってか名前書かないと分からないから。 MC ATかと思いました。

                                        2005-09-05

                                        やばい。完全に風邪ひきました。1年振り以上だ。明らかにmariaにうつされたのでベッドの中から告訴するとか言い続けたりしたのですが(笑)非常に具合悪い。

                                        とはいえ、今日は池上さんと今後のスケジュールに関する打ち合わせがあるのでそれまでに治すべく鍼へ。結論として風邪を速攻で治すには鍼が一番効く、というか鍼に行って佐藤先生に「風邪を。。風邪を治してくれええ」と言うのが一番速くて今日も非常に効果的でした。ググッとダルさが下がった気が。

                                        んで、その後タクシーで東大駒場に行き、池上さんと久しぶりの再会。一ヶ月イタリアに行って以来。ということでいつも通り話も盛り上がり方針もほぼ決まったので解散。家に戻ってベッドに倒れる。

                                          2005-09-04

                                          朝起きたら急に体調が。悪くなってました。珍しく風邪っぽい。最近ジムやヨガを少しさぼっていたのも関係あるかも。あまり頭が働かない。ので仕事も遅々として進まず。

                                          えーと、そうだ発売中のsmart max誌に出てます。「オススメのクラシックアルバム」という質問に答えてます。しかし予想通りグレン・グールド率高いな。しかし石田衣良氏が「最近の人は「世界の中心で愛を叫ぶ」と読んで良かったらその作家の他の作品を読もうとしない」みたいなことを言ってたけど、これは例えがどうかと(笑)。「世界の中心で〜」読んで他のも読んでみよう!と思う人って心配な人だと思うんだけどどうなんでしょう。

                                          あとATAK006が相変わらず売れていて発売2ヶ月を待たずして増刷決定。しました。
                                          今週はdub lilacのリハもある。それまでに治さないと。

                                            2005-09-03

                                            あるタバコメーカーのパーティーに行ったんだけど空気の悪さに閉口しました。

                                            もちろんタバコのイベントなので配るのは当たり前なんだけど、それを密閉したクラブみたいなところで何の換気対策もしないでやるというのはカッコ悪いんじゃないか?僕の友達の妊婦はいられなくて帰ったし僕も副流煙で次の日まで気持ち悪かった。いや、クラブなんて空気悪くて当たり前なんだけどタバコメーカーがイベントやるんだったらタバコは配るけど吸う人にも吸わない人にも心地いい環境提供してパーティーしまっせ、っていうのが現代的なんじゃないでしょうか。あえて苦言。ちなみに僕はヘビースモーカーの母親に育てられたので人よりも煙に関して敏感なほうではないと思う。

                                            DJはテイ・トウワさんとヴィーナス・フライトラップ。DJ終了後、最上階のスイートのテラスでシャンパンなど頂いて乾杯。友達も多数。背の高い女子が多くてよい光景でした。

                                              2005-09-02

                                              「驚くことは何もない。正しい鍵盤を正しい時に叩くだけで、楽器自身が演奏してくれる。」という忘れていたバッハの言葉を思い出す。一番忠実なのは悠治さんな気もする。
                                              _________

                                              フーリエ的な方法を超えて混沌に陥らないこと。運動から音楽を考える。動いている音を組織化する/しない方法。

                                              _________

                                              並べてみる。壊す。サンプリングレート/自己複製とエラーによるシステム/全体を指向しない

                                              _________

                                              周波数を取り除き生成を考える。

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                                                2005-09-01

                                                もう9月。とはいえ変わらず仕事してます。なかなか終わらないなー。というわけで書くことない生活なので以前intoxicate誌に書いたカーデューについての原稿を。そいえばこのmaterialってぼちぼち入荷してるみたいですね。この前新宿のタワーで1枚見た気が。書いた当時は「CD屋さんのフリーペーパーにCD屋に無いもののレビューを書いた」ということで話題になったものです。

                                                _____

                                                とても美しい過渡期の矛盾

                                                はっきり言おう。このCDは僕がここ数年で聴いた現代音楽と呼ばれるジャンルの中で間違いなく3本の指に入る傑作だ。いや、現代音楽という分別は良くないな、人間が演奏している比較的最近の音楽と言ったほうがいいかもしれない。どれだけ素晴らしいか、ということは自分のサイトの日記で散々書いているのでそれを繰り返すようなヨタはやめて同じくhat ARTからリリースされている「TREATISE」(論文)というカーデュー初期の代表作との関係も含めて書くことにしよう。

                                                「TREATISE」は193ページから成る図形楽譜の大作で1963年から1967年に作曲された(カーデューは1936年生まれだから27歳から31歳の間に作曲していたことになる)。ここでは一貫して通常の五線記譜から逸脱したグラフィカルな書法がとられており前述した98年録音の2枚組のCDでは非常に精緻で暗く美しい一定のトーンを聴くことができる(もちろん演奏によるところも大きいとはいえ)。
                                                この「MATERIAL」に収められた5つの音楽(TREATISEからの抜粋を含む)はTREATISEに至る過程、1960年から1964年に作曲されたものでありそれぞれのスタイルはもっとバラバラで、未完成な部分と矛盾を残している。両方のCDで指揮を担当しているアート・ランゲ(彼が偶然オーストラリアの古本屋のサイトで見つけたこれらの曲のスコアによってこのCDは生まれた)によるライナーにも「AMMの一員として自発的な即興を含むコンポジションを開拓していたこの頃の作品は楽譜への忠誠を排除しきれてはいないが、これらの不確定な記譜に対する試行錯誤の結果として究極の図形楽譜による作品=TREATISEが生まれた」とあるように通常の記譜と言語による指示、グラフィック、といった相反するものが混在しており、TREATISEからの抜粋を除くと完全な図形楽譜による作品は収録されていない。そしてスコアは常に「こうでなくてはならない」という決定論的な側面を裏切り他の選択肢を提示することによって、責任と自由(!)を巡る社会的なモデルのシュミレーションを試みるのだが、ここに後の「政治的な」作品よりむしろ作曲と社会のアクチャルな関係を聴くことができる。また、そうして書かれたスコアがこのCDのように優れたミュージシャンによってリアリゼーションされるとき、音楽は揺れ動き不安定なバランスを残しつつもこれ以外にありえないと思わせるリアリティと強度、「作曲」のみが可能な反復でもランダムでもない有機的な複雑性を獲得するという美しい矛盾に僕は息を呑み今日も耳を澄ます。そう、僕はもう何度このCDを聴いたことだろう。