2005-05-31
結局、昨日は悠治さんの新作(gs-portraitという曲。gsはガートルドスタイン)をキムケンスタジオでレコーディング、何度かテイクを録ってプラス完成してある5曲もチェックしたんだけど、この時点で20時過ぎていたので一度終了。僕と悠治さん、キムケン、mariaの4人で六本木のmotiでインドカレーを食べて悠治さんは帰宅。僕達は戻って新作(合計6曲)のマスタリングを26時頃まで。
今日は14時に僕とmariaだけでキムケンスタジオへ。悠治さんはマスタリング完了した時点で呼ぶことになっている。今日は昨日レコーディングしたgs-portraitのマスタリングからスタート。まず2つあったテイクを選ぶところから始めたんだけど2にそれぞれ良い部分があるのでsonic solutionの中で多少編集をしました。この曲、相当良いと思います。その後、gs-portraitと近親関係にある(僕の中でね・笑)「それとライラックを日向に(1989)」をマスタリング。思いのほか時間がかかる。過去の曲は当然DATやCD-Rがマスターなんだけど、今回のアルバムでは新作とそれらの境界をどれだけ無くすかというのが重要だなと思っていて、よくある音質差が年代や録音状況によって異常に乖離しているCDにはしたくないのです。聴いてて疲れるから。
その後、「雲輪舌260795(1995)」をマスタリング。これは何の問題もなく終了。音圧と高域に気を使う。思うに当時はサンプラーをmax/mspで制御するというスタイルなのだがサンプラーのout putは現在のラップトップのout putよりも優れている。大概のaudio interfaceよりも。というかコンピュータは楽器ではなくてサンプラーは楽器だということをout putの配慮の差で非常に感じる。で、最後に1963年に作られた「TIME」をマスタリング。これについては本人の作曲ノートが面白いので引用。
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time は真鍋博のアニメのために作られた 最初の電子音作品
草月アートセンターの奥山重之助の考案した磁気ヘッドペンシルによってテープに書かれ
フィードバックされた時計の音によって サラリーマンの24時間を描く
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これも元の音が良く、昨日の時点でヒスノイズは消さないという方向も決まっていたのでそんなに苦労はしなかった。この時点で19時過ぎ。19:30から僕達はATAK Tシャツの打ち合わせが西麻布の交差点のtetesであったので一度マスタリング終了。キムケンに細かいノイズの調整などお願いしてtetesへ。同時に悠治さんに1時間後に来てもらうように電話。打ち合わせは少し押して終了。プリントとボディの加工の方向性が試行錯誤の末、今日やっと決まった。これでバッチリだろう。Tシャツもこれでいよいよ完成だ。6月後半に発売します。詳細はもう少ししたら。
で、悠治さんと合流して再びキムケンスタジオへ。通して聴いてもらったんだけど音質的、音圧的な部分は非常に気に入ってもらえてよかった。1曲目の編集も。で、曲間を一緒に調整。入念に色々試す。結局マスターも焼いて24時頃終了。終わったー。すごくいいものが出来たと思う。嬉しい。全9曲、total time 60'02"。
その後、もう電車もないしということでテレ朝通りの入り口のeight cafeでペキンダックと紹興酒で打ち上げ。26時過ぎまで色々話す。今後のこととか。少し酔っ払ってタクシーで帰宅。
2005-05-30
ATAK006 yuji takahashiマスタリング初日。
渋谷で悠治さんと待ち合わせてキムケンスタジオへ。
そもそも僕が悠治さんのアルバムをATAKで出したいなと思ったのは、去年のATAK night_TOKYOでライブやってもらったときのパフォーマンスがすごくよかったこと(非常に直接的な印象として若い、ライブだったんですね。100%良い意味で。クリエイティブなイマジネーションに溢れているというか)がきっかけではあるんだけど、決定的だったのは今年に入ってから四ッ谷のアートメディウムというところでやったワークショップで自分のボイスサンプルを使った曲を聴いたときです。そのときに僕はこの前のライブやその曲などをまとめた最近のラップトップで作っている一連の作品をCDでリリースしたいと思ってワークショップを終わった後にすぐ会場で提案していたんですね。で、その場でじゃあやろうということになって紆余曲折を経て今日。というわけです。
そもそも僕が音楽家になろうと思ったのは。という話はインタビューなどでしているので省略するとして、僕は高校生のときに有楽町朝日ホールで見た悠治さんのカフカをテーマにしたコンサートというのがあってそのときの興奮というかインパクトはすごく大きいものでした。
特に、自分の朗読と(まだmspじゃなかった)max制御によるサンプラーとapple SE30の操作で構成されている「それとライラックを日向に」という曲の衝撃は大きくて、今でこそサンプリングされたランダムな音群とボイスという組み合わせは一般的なものだけど、その曲はボイスの部分、つまり朗読されているカフカのテクストと音の距離が非常に近い、ある意味尋常じゃなく近いこととテクストの連続性が占める割合が音楽の中でこれも尋常じゃなく高いことが当時の僕には衝撃だったんですね。高校1年生の僕には(笑)。
つまりこれは音楽なのかテクストなのかそのどっちでもないのか両方なのか両方だとしたらこれは何か?という無垢な問いとは別に、色んなやれることとやれないことの可能性が無造作に放り出されている感じがして、決して多くなかった観客の中で静かに、でもすごく興奮していました。当時僕は父親がいつ死んでもおかしくないとか言われていたので、何がやれて何がやれないのか、ということばっかり考えていたから。僕が、ということも事物に関しても。
で、四ッ谷で新作の自分のボイスサンプルを使った、つまりライブでの朗読ではなくてsound file化されたボイスとディレイが多用されたパーカッシヴな音の組み合わせのその曲を聴いたときに、僕の中で(っていうか僕の中でなんていう臭い言葉は使いたくないしそういう感情もあまり湧かないんだけど)時間は繋がっているという気持ちが静かに広がって(これも「それとライラックを日向に(1989)」を聴いたときと同じように静かにね)あの曲も一緒に収録したある線が見えるような過去と現在の作品を1枚に収めたCDをリリースすることを決めたんです。その場で。その四ッ谷で。
もちろん悠治さんと連絡は取っていたから彼が何をやっているかは大体知っていたし、特にゴールドベルグ変奏曲をリリースした以降はピアニストとしての活動がクローズアップされて、というか実際かなりの数の演奏会もやっていて個人的なソロをやる時間がなさそうだったんですね。で、それは勿体ないと思ったしソロをやるきっかけにもなるし、いいものが出来る確信はあったから連絡取り合ったり打ち合わせしたりしながら着々と進めていたんですね。(僕は現代音楽も含めたクラシックよりポップミュージックが圧倒的に優れていることがあるとすれば、コンサートを録音してCD化するというコンサート→CDという流れではなくCD→コンサート、もしくはツアーというのが慣例化していることだと思っています)。
えーとちょっと書き過ぎたかな。そう、で、紆余曲折っていうのはその時間が無い中でどうやって作るかということとか、あと当初ATAK nightのときのライブ音源は収録するはずだったんだけどやはり音質の部分でどうしても満足できないから収録しないことにしたり、ということです(内容はすごくいいんんだけど)。で、結局、完全な新作のコンピュータ・ミュージックを作ってもらうことになって、今日というわけです。もちろん「それとライラックを日向に」も収録します。あとやり取りしてたら、悠治さんが見つけた「TIME」っていう25歳のときの電子音楽の処女作も(真鍋博さんのアニメーションのための音楽で時計の音のフィードバックで出来ています)。あと90年代の雲輪舌という「翳り」の延長にある曲も入っているから60年代、80年代、90年代、2000年代=今を1枚に収めることになったというわけです。
そして、今日はあの四ッ谷でやった曲をスタジオでライブレコーディングしたんだけどすごく良かった。えーと長くなって疲れたので続きは次に。ただ、とんでもなくイイですよ。お楽しみに。
2005-05-29
終日仕事。が、あまりはかどらず。昼間ジムでヨガも。
ところで最近相当の数の名刺を頂くのですが、みなさんどうやって整理しているんでしょう。もちろん名刺は名刺ブックみたいなのに入れて終わりなんだけど問題は今の名刺交換の意味ってほとんどメアド交換ですよね。だからメーラーのアドレス帳に入れたら完了、っていうことだと思うんだけどこうも数が多いとやってられないんですね、正直。でも普通やってるんですかね。有り難いのは交換した相手から「先日は」みたいなメールが来たときで、その場合「追加」で済むんだけど秘書などいない僕には時々送るMLも漏れている人多いだろうなーと遠い目で放置したりしています。いや、まったく悪気ないんだけどアドレス登録完了していない名刺が積んであります。机に。事務能力って低下しますね。
そいえば昨日、意外なところで元スパイラルの池上君にbayakaの榎本さんを紹介されたときに「1年半くらい前から会いたいと思ってたんだよね」という意外なことを言われてびっくりしました。非常に面白い人ですね。一見コワモテ。というか典型的にコワモテなのですが優しいのがばれているという。色々話しました。
2005-05-27
昼間、grafでlee君、タナカ君、maria、grafの大津さんとATAK006のパッケージ打ち合わせ。今回で諸々決定。よかったー。
その後、lad musicianで展示会でつけたTシャツなどピックアップしてから帰宅。仕事。
夜は辰巳に移転したtricoの新店舗mYwaY (FURNITURE SHOP)のオープニングレセプションへ。久しぶりに佐伯君と会う。tricoは行くと欲しいものがたくさんあって困る。今日も鞄と掛け鏡を衝動買いしそうになったけど我慢。新しいshopは広くて非常にイイ感じ。というかこの地域一帯の広大さには圧倒される。掛け橋とかスゴイっすよ。
あと、tricoスタッフのオグラ君に「ファンです」と話しかけれてビビる。よく聴いてくれているようで嬉しい。tricoでATAKの商品を扱ってもらうという話は前からあったんだけど、僕がずぼらなせいで先延ばしになってました。とはいえそろそろ話を進めたいの実現の折にはよろしくお願い致します>みなさま+オグラ君。
非常にいいパーティーでした。リラックスして楽しめたし、有意義な出会いも。
渋谷に戻ってmariaとさやかと和民で夕食。夜の渋谷どこも開いてないなー。
2005-05-26
昼間に仕事をして夜、セミトラ(ATAK)がプレゼンテーションをするAPMT@superdeluxeへ行く。
そうそうセミトラはメンバーが1人ふえて4人に。ペロシ君、よろしく。
ちなみにセミトラの最近の仕事。珍しいテイスト。
http://www.suntory.co.jp/rtd/196/
会場は満員でセミトラのプレゼンテーションは面白かった。デザインの精度が上がっている気がする。スガイ君が意外に声がいいことが分かった(遠くでスガイ君の声を聞く。ということが少ないからか、やたら通るんですね)。
うーん、でもこういうイイ意味でのユル系イベント、面白いんだけどただ聞いてるのはあまり向いてないということが分かりました(笑・落ち着きないのです)。あと、どうしても視覚系のプレゼンは見続けるのが困難なんですね。目がよくないから。なのでセミトラのを見た後は会場を出て久しぶりにABCヘ。少し大人になったあやちゃんというこの日記の読者のかわいい女子(昔パキラを頂きました)に遭遇。帰宅。
2005-05-25
今日も終日作曲。ささやかに新しい方法でやってるから進まなくて大変。あと一断片が1分くらいあるのでedit→recの時間がいちいちかかるのが苦痛。せっかちなのかなあ。
で、夜にジムでキックとかパンチをかなりマジでやったら体中が痛い。背中とか。
radioheadのok computerって相当素晴らしいですね。最近よく聴いているんだけどレイヤーの作り方というか現れ方、特に中高域の拡がり(とか書くとありがちだけど)や豊かさが。#5,6あたりは特に。#10も。
あとは。書くことがないな。仕事しかしてないしな。あ、
・突然、「それ日記で書いてたヤツですよね」と言われると
・ビビルことがあります。
・そろそろ山の件を>ryoma
・面白くなりそうな案件がいくつか出てきました。
・発売中のesquireの後藤さんがやったグラフィック特集面白いです。
・LONDON>NYという印象。
・ブルース・マウのmassive changeは呼んだほうがいいと思うなー
・あーあと初対面の人に「文章よく書かれてますよね」
・と言われることが多いんだけど
・この日記以外ほとんど書いてないはずなのに、どういうことなんだろ。
・この日記のことか?と思いつつ恐くて聞けないので
・まーそうですねとか言いながら流してます。
・シュトックハウゼン楽しみ。僕は6/25に行きます。
2005-05-24
うう忙しくなってきたな。なので今日も終日家で作曲。途中ジムでダンベルや水泳など。ダンベルの重さは片手19kg余裕になりました。19kgって重いはずなんだけど(だってシンセと同じくらい)段々増やしていったせいで全然重く感じない、という現象に遭遇してビビッてます。この調子でヨガも上手くなって体が柔らかくなればいいんだけどそれはまた道が遠いだろうな。ヨガと言えば男性でマジでやってる人には結構気持ち悪い人が多い。ナゾのサイクリングパンツのようなものを穿いているのだがあれはどこで売っているのだろう。というのは渋谷家の共通した見解、疑問です。
あとテレビ見てたら326の右翼バージョンみたいなナントカっていう書道家(名前忘れた)が長渕をコンポでガンガンかけながら
風
とか、墨をボタボタたらしながらバクザン先生みたいに書き飛ばしていたんだけど、一文字70万円で飛ぶように売れているらしいです。この手の墨で書かれた書道と絵の中間みたいな書道のアレンジというのは何故ここ数年、こうもウケているのだろうというのは大きな疑問として存在していて、ある種の若年層の無意識的な右傾化ともリンクしているような気もするんだけどその辺を考えると疲れるのでスルーしてます。あと、豚骨ラーメンの店とかにもありますよね。意気込みとかを詩に込めて書いた習字っぽい字。家の近所にもそこそこ有名な豚骨の店があるのですがその筆で書かれた詩みたいなのがコワイせいで殆ど行ったことがありません。
と一気に書いていますが、そうだ、smart maxの発売日を間違えてました。6月売りの7月号です。というのもインタビュー直しが来たので7月売りのはずないですよね。あと来週、cinra (http://www.cinra.net)というCD-Rマガジンの取材を受けます。これもインタビュー。
2005-05-23
昨日の日記に書いた、感情。という言葉について「意外です!」という反応のメールがいくつか来たのですが注釈すると、いわゆるエモーションを音楽に反映させるとかそういうことには今もって興味はありまっせん。まったくないです。よりエモーショナルにとかね(笑)。そういうことではないんですね。これは僕も今模索中だから何とも言葉にしにくいんだけど、例えば反復ということ一つとっても音楽の生成と聴取のどちらを主体とするかで変わってきますよね。うーんやっぱりうまく書けないなー。
2005-05-22
ジムに行った以外は終日仕事に費やす。アルバムのためのテクストを書き始める。readingをレコーディングするんだけど、そのためのテクストを自分で書くのです。要するに音楽に言葉を付けているわけでこれは多分初めてだから新鮮。作ってる音を聴いてたら思いついたんだけど、こういう新しいサブジェクトがあるのはいい。朗読を頼む人も決まっているんだけどまだ頼んでない。ほぼ決定なんだけど書き上がってから改めて読んでから頼もうと思う。限られた音の要素でどれだけ聴いたときの感情の間に多様な関係を作れるか、ということにかってないくらい興味が出てきている。まだ難しくて手探りだけどゆっくり探ったほうがいい気がする。
2005-05-21
友達のデザイナー、スズキタカユキ君の展示会へmariaと。代官山のヒルサイドの一角のビルの屋上でやってたんだけどこれはいいアイディアだと思った。何と言うか心地がいい。僕がいつもアー写など撮ってもらってるカメラマンの中野君は最近なぜか浜田省吾のアー写も撮ったらしい、というのはどうでもよくてスズキ君と一緒にオフィスをやっているので展示会を手伝っていた。久しぶりに会うので色々話す。ちなみにスズキ君の服は非常にハンドメイドな感触が強くて繊細。女性のファンが多い。RICOに置いてあるらしいです。
途中からレナちゃんも合流。スズキ君の服は高いので僕は付き添いに徹しつつ(笑)二人は一つづつ選んでました。その後、3人で中目黒のいろは寿司で夕食。結構美味しかったけどCPは微妙。ここはいわゆる業界の人が多い、そして安いという評判で今日初めて行ったんだけどホントに多かった。帰宅後仕事。
2005-05-20
昼間ジムに行って仕事をした後、中目黒のspace forceのカフェでlee君とタナカ君とmariaでATAKのパッケージの打ち合わせ。
space forceは昼間来るのは初めてなんだけど天井高くて広くてすごくイイ感じ。打ち合わせにぴったりだし夜中までやってるらしいから今度飲みに行こっと。前来たときは夜だったから印象が大分違う。展覧会のオープニングだったから人もたくさんいたし。夜も空いてるといいな。最近ガラーンとしたとこに惹かれる。で、変なジャズがかかってたんだけど、この前作ったdrill circleをかけてもらって打ち合わせた。広いとこで聴くといいなー。
パッケージの打ち合わせも何度かしてきて、非常にイイ感じで役割分担と有意義な蛇行の密度が決まってきていて、えーとイイものができる予感が静かにある。今回のもきっとうまくいく。今回の、っていうのはATAKから出すdrillのaudio versionですね。
で、20時頃に打ち合わせ終了で解散。その後、signでATAK会があるので一度解散して僕は直接代官山のsignへ。自転車なのですぐ。
到着すると人も少なくて、僕は最近聴いてるPOLEとかradioheadなどを遊びながらミックスしたり。で、段々人も増えてきて友達も多数。多数、というか非常に多い。店のほぼ全部を友達が埋めてて、入れない人は外で飲んでたり。で、時々「おめでとう!」とか言われたりするからなんかおかしいなーと思っていたらmariaが去年に引き続いて、僕の誕生日のサプライズを仕掛けていたんですね。電気が消えてケーキが出てきてやっと気づいたんだけど。というのも僕の誕生日は12日(ヨゼフ・ボイスと一緒。バート・バカラックも)だから一週間過ぎてるわけで、まさか。予想もつかなかった。
えーと非常に嬉しかったです。たくさん友達が来てくれてみんな楽しそうだったことが。多幸感に近いイイ雰囲気でした(笑)。僕は決して友達が多い人間ではないしむしろ、見えないのも含めて敵はそこそこ多い気がするけど、そんなことは全然よくて幸せなのだと思ったのは、こういうときに好きな人間しか集まってこないという当たり前のようでいて当たり前じゃない状況があるということです。
例えば、「コイツいないほうが話しやすいし盛り上がるんだよなー」とかいう人はいないし、僕が紹介してもしなくても勝手に仲良くなっててくれたりする。これはイイなことだな、と思っていて、えーとすごく感謝してます。
結局、signは23時に終わりなのでその後、二次会でUNITの地下のUNICEカフェへ。途中からACOと澤井君も合流したりして朝の4時過ぎまでたくさんワインを飲みました。すごく楽しかった。
みんなどうもありがとう。
2005-05-19
夕方、電車から降りたらデザイナーの三原康裕さんと遭遇。同じ電車に乗ってたんですね。で、「どこ行くの?」「ゲーセン」「いいね、行こう行こう」という30過ぎた大人二人とは思えない会話の後、渋谷の明治通りのビックカメラの1Fのゲームセンターへ。彼はここに来てよくガンダムの対戦ゲームをしてるらしいんだけど僕は初めてだったのでとんでもなくヘタで1分も持たず完敗、というのを繰り返していたら、どんどんその対戦ゲームヲタが集まってきて包囲されました。その時点で僕は止めて他の台に移っていたんだけど、三原氏曰く彼らは滅茶苦茶上手い上にまったく容赦しないらしい(笑)。
で、しばらく遊んだ後にセンター街のうんと奥のほうにある焼き鳥屋でしばらく焼酎など飲み色々話す。僕は同世代のクリエーターの友達が少ないというのがちょっとした悩みというか面白く無いなーということの一つなんだけど、彼は非常に例外的に話せる友達で、形式的なことが嫌いとか全体的に好き嫌いが激しいとか敵が多いとか(笑)似たとこも多いので気が合う。結局、その後桜ヶ丘のSOMAカフェに流れてさらに飲み、話した。で、近所なので一緒に帰るというどこまでも子供な日。でした。
2005-05-18
昼間、仕事とジムへ。
夕方から代官山のsignでsmart max誌のインタビュー。自転車で行こうと思ってたら急に雨が降り出して仕方なくタクシーで行く。インタビューは面白いと思います。音専誌だと無いような話にもなったし取材してくれたライターの女性も編集の奥野さんも非常に面白い質問が多かった。7月売りのsmart max誌で1ページのインタビューとオススメディスク7枚という感じです。
終わった後、歩いて渋谷へ。明治通り沿いは安い携帯屋が多いということに気づく。というかちょっとした激選区で丁度、携帯買い替えようと思っていたのでリサーチしたら量販店の半額以下で驚く。
あと、道沿いのギャラリーにポツンとグランドピアノが置いてあったのが見えたので入ったら誰もいなくてガランとしててイイ感じだった。天井も高くて道沿いというのがいい。こういうところでピアノソロのライブとかやってもいいな、と思う。
その後、ontonsonに追加納品。吉本さんとしばらく話していたら初めてasuna君に会う。優しそうな感じのイイ人だった。その後、細かい買い物などしつつ帰宅。
そうそう最近、僕はホントにダミアン・ハーストが好きなんだなーと気づきました。
あとヨガで音楽をかけるのはホントに止めて欲しい。呼吸の音をちゃんと意識するのが重要なのに。あのディープ・フォレスト系というか最近で言うとニッティン・サウニー系と言えばいいのかな(違うかもしれないがビートの使い方が似ている)、あれ系はホントに嫌いなんだなーと気づきました(笑)。
2005-05-17
夜、投資家の榎本大輔さんとミーティング。
知っている人もいるかもしれないけど榎本さんは来年、日本の民間人で初めて宇宙旅行をすることになっていて色々面白い話をしました。ちなみに民間で宇宙ステーションに滞在するのに22億円かかって宇宙遊泳はプラス8億と言われてます(笑)。で、22億のほうは既に支払い済みという、殆ど単位の想像がつかない話ですが、僕は離陸の時の音に興味あるんですね。あ、そうそうlee君は今、秋葉原に榎本さんの家を作ってて、これも非常に楽しみ。
2005-05-16
朝8時からキムケンスタジオで再マスタリング。うー朝早い。とはいえ万全に準備しておいたのでサクサク進行。各部分のボリュームと音色を念入りに調整してたらあっという間に14時頃。結局、15時頃終了。おわったー。
ずっと何も食べてなかったのでタクシーで家の近くまで戻って、新しく出来たスパイスガーデントかいうインドカレーの店に入ったら死ぬ程不味くて焦る。なんかヌルイから怪しいと思ったんだけどシーフードカレーなのに冷凍イカとアサリ1個しか入ってなくて気持ち悪かった。
夜はジムでヨガ。最近やってるんだけど先生によって大分違う。ディープフォレストみたいなのを後半にかけてアゲようとするのは止めてほしいけど体が少しづつ柔らかくなってきたし結構面白いなー。
2005-05-15
こんにちはピアノマンです。
というわけで終日、作業。家から一歩も出ないでずっとベストなレイヤーのバランスを。作っていました。デジタルなのに1+1が2にならないのは面白いな。
そうそうマスタリングは明日の朝8時から。徹夜で行ったりしたらちゃんと音を聴いて判断出来ないので25時までには寝ないといけない。24時30分頃無事終了。こんな時間に寝るのはいつ以来だろ。
2005-05-14
11日の日記に書いた、50分で1曲(drill circleっていう曲っす)をここのところ家で何となく聴いていたら仕上がりにどうしても不満が出てきた。構成や作曲的な部分ではなくて音の密度と出方の問題なのだが良くなる方法が見つかったのでマスタリングをやり直すことにした。なので作業再開。
そいえば今月のATAK会ですが5/20(fri)にsign代官山です。詳細はinfoページに。僕はゆるーくダブとかかけてるので遊びに来て下さい。あと久々にlee君がDJしますね。20時から23時です。
2005-05-13
今日はoffなので「Variations on a Silence――リサイクル工場の現代芸術」を見に行く。クリスチャン・マークレーとフローカフマンのタブラ・ラサの公演も今日なので両方見れる。こういう意欲的なプログラムを若いセットエンヴのチームが実現したことは評価されるべきだと思う(段取りに関して不備といささかの疑問があったものの、多分状況的に大変だったのだろう)。
インスタレーションの展示はリサイクル工場という会場との連関を考えるとやや物足りなさを感じる。
タブラ・ラサはマークレーによるレコードなしのターンテーブルのフィードバックをカフマンがその場でアナログカッティングしてレコードに、そのレコードをマークレーがターンテーブルでミックスして、それをまたアナログカッティングして、という生成と複製の無限ループによる音響的レイヤーと多分に記憶の問題にフォーカスした作品、というかパフォーマンスでプロセスやコンセプトは面白いが実際にリアライズされる音は好きではなかった(まず僕はアナログの高域のフィートバックというのが非常に苦手だ)。
プロセスと結果ということについてここで書いたりする時間はないから省くけど、世代の問題は単純に大きい気がする。結果に対する厳密なコントロールに対する生理的な共感は恐らく僕くらいの世代を境に強まっている。では現在、プロセスとコンセプトに大きく依拠した作品にどう対峙するか。これは結構、難しい問題で多分、リアルタイムでそうしたスタイルが主流だった時代を経験していない若者が現在そういった方法と態度に共感を示すとしたら1)自分がその延長にあることをやっている、2)歴史主義的な勉強が好きだ、3)非常に芸術という枠組みに対する情景と文学的な嗜好が強い、という3つのうちのどれかか全部だと思うのだがこれは別に悪いことではない。ただ、文学性というのは記憶や歴史に対する単線的な解釈によって生まれることが多い。その場合にある種のリアリティとか驚きが存在するか、いやしないなというのは現状だ。ではマテリアリスティックなミニマリズムの応用は圧倒的な優位を保っているかというとそれは違う。スタイル、という情報的判断の範疇にあるミニマリズムは死んでいる。当たり前だがミニマルであることが目的化したものを見るのは辛い。この話はまたそのうちに。
刀根康尚さんに初めて会った。60 soundsで何の面識もない僕に協力してくれたことを僕はずっと感謝していて今日、お礼が言えたことは嬉しかった。びっくりするほど柔らかい印象の人で、話してて感銘を受けたのだがそれについてはここには書かない。すごく思うことがあるので。ドイツから帰ってきた足立智美君とも久しぶりに会った。
2005-05-12
今日は13時までしっかり熟睡。とはいえ昨日の疲れがまだ残っている。
そうそう昨日書いた1曲50分というのは8月にリリースする新譜ではないんですね。インスタレーション"drill"がある美容室superstars(詳細はhttp://atak.jp/work/installations.html)が写真集を作っているのですが(ちなみに撮影は中野敬久君です)その写真集にdrillの音を入れようということになってそのために作ったものです。8月のはそのロングトラックと対を成すように短い断片が比較的たくさん入っているもので音の深度を強めています。色々な意味で僕にとってすごく珍しい作品になると思う。詳細はまた追って。
で、今日は疲れが体に残りつつジムのプールで泳いだ後、レーベルの打ち合わせ1件。非常に楽しく有意義に終了。途中でmariaも合流。終了後、千駄ヶ谷のマンジャペッシェっていう僕が一番好きなイタリアンで御馳走してもらう。ここは魚系のものが抜群に美味しい。デザートの前に店員にぐるっと囲まれてボコボコにされるのかなと思ったらイタリア語で誕生日の歌を歌ってもらいました。予想以上のボリュームでデザートまで食べ切れずに帰宅。美味しかったー。
2005-05-11
結局、朝の9時に寝て13時に起きて、作曲。というか仕上げ。出来た。1曲50分8秒。
15:30に仕上がって急いでシャワーを浴びてタクシーでキムケンスタジオへ。そうそう今日がマスタリングなのです。1曲50分の曲をどうマスタリングするか。ということを考えたり悩んだりする過程というのはあまりにも紆余曲折なので面倒なので省くとして、えーと結果的には部分的にEQ、comp(っていう奥田民生のアルバムのタイトルはイケてるなと思ってしまいました。ポジティブなcomp宣言なんでしょうか。ネガティブなドラッグのようなcomp多いので>ポップス)していくということになったんだけど何しろプレイバック(っていう山口百恵の・略)に時間がかるのでじっくり、みっちり作業しつつも今さらながら三上博史に微妙に似ているキムケンと会うのも久しぶりなのでお喋りなど挟みつつ時間はあっという間に過ぎていきます。
途中、mariaが仕事が終わってスタジオに来たのでテレ朝通りの店員がことごとくパーで北京ダックが名物の北京ダック以外は死んでも食べないほうがいい2Fにある中華屋で北京ダックセットを3人で食べたりした後(前にも書いたけどこのセットはすごいCPで、2800円で3人前くらいの北京ダックと炒めもの、スープが出てくるのです。なので1人1000円・笑)mariaは帰宅、僕とキムケンはスタジオに戻って作業。結局27時終了。完成。というわけで僕は5/12が誕生日なのですが、日付け変更の瞬間はスタジオでキムケンと過ごすという非常にミュージシャンらしいことになりました。で、スタジオを出て歩いてたら寝不足と疲労でテンション上がっていて、これからどっか遊びに行こうかなーとか1人でトランクを引っ張ってテレ朝通りを歩きながら思ったんだけど、さすがに平日。どこもやってなさそうなので大人しく帰宅。しました。
2005-05-10
今日もよく働いた。昼の14時くらいからずっと作曲して食事以外はほぼ作曲。結局、朝9時までブッ続きました。疲れた。今回、音の傾向が非常に繊細なので歪みに異常に気を使っています。多少の歪みやピークはコンプで叩いて、とかやってると失われるものがあまりにも多いのでインターフェースの赤は一度もつかないようにしているんだけど、そのほうがレンジも広いし音色も豊かだ。歪みですごく音楽が狭く(というう表現がぴったりなんだけど)なってしまうことは結構ある。逆に歪み命の音楽もある。そこにも非常に興味があって次のアルバムではその辺をやりたいなーと思ってます。うんと拡大したり、分解して。
2005-05-09
名前:真理
年齢:37歳
職業:会社経営
年収:3600万円
写真:あり
一言:会社経営で毎日忙しく出会いがなかったです。お金のことは心配いらないので週末にデートしてくれませんか?
というスパムがたくさん来るのですが微妙に片言なのでデートはしません。
というわけで今日も家から出ないで作曲してました。右半身が痛い。
2005-05-08
終日作曲。追い込み引き続き。1歩も出てないなー。
ここのところ連日朝の7時まで作業して倒れるように眠る。ので睡眠は非常に深い。僕は5〜6時間寝れば体調は非常に良い。これは何時に寝てもそんなに変わらなくて、早寝早起きじゃないと!みたいな最近の過剰な健康ブームはちょっと辟易する。単に過敏だ。あと20台後半で調子悪い人が異常に多い。ここ数年この傾向は加速してる気がするんだけどどうしたんだろ。大体、肉体と精神が連動して、<調子悪い>という微妙でlowなモードに入ってると思うんだけど。本来、一番元気な年代なはずなのに。風邪をよくひくのもこの世代に多いし微妙な鬱も。えーと、精神論で超克するしかない気がするのですが(笑)。それどころじゃない。とかビッとしろ、みたいな。実際、名前は上げませんが倒れたり寝込んだり出来ない立場の人、というのは病気とか風邪にならないもんです。もしくは倒れても1日で起き上がるとか(←僕もこの傾向です。バサッと倒れて次の日に起き上がる)。結論としては好きなことを継続的な緊張感を持ってするというのが良い気がする。そういう人は大概元気だ。
2005-05-07
終日作曲。追い込み。
マスタリングは5/11に。刀根さんとHeckerのライブは見に行けなさそう。残念。
途中ジムへ1時間半くらい。この前、アロマストレッチという1時間かけてストレッチするクラスに出たらぐったりした。僕はすごく体が固い。うーん柔らかくしてったほうがいいんだろうな。特に筋肉をつけていってるから柔らかくないと危ない気がする。
2005-05-06
GW中の平日。なので各種業務連絡などをイソイソと。
あとはジムと終日作曲とATAK/セミトラのタナカ君が来てTシャツの打ち合わせ。っていうかロゴのトレースを。
今年の後半は忙しくなりそうな気がする。しかしmacユーザーにとって今ほどコンピュータとソフトの釣り合いがとれてない時期はないのでは。cubaseにしろNuendoにしろ最新のバージョンはG5でしかまともに走らない、という報を友達から受けていて推奨環境見ててもそりゃそうだよなという感じ。ただなーデスクトップに戻りたくないんですよね。システムの肥大化は確実に作品のスタイルに反映するし(活動の、ではなくて)それは望まないからなー。どうしても昔の巨大システムによる電子音楽の不毛が被るんですね。
2005-05-05
子供の日。なのでずっと幼児退行してバブ語で話し続けましたというのはウソで終日仕事をしました。
そういえばこの前、cherの山崎さんに教えてもらった中目黒のjumpin' jap flashという古着屋は非常に秀逸だった。特に2号店のH jumpin' jap flashはTシャツに関して非常に良い。古着、ということを抜きにしていい感じのプリントのものが多くて動物のイラストのとかいいのがたくさんあった。小さめのサイズが多い(といはいえメンズもあるにはある)ので女子の皆様と小柄な男子の皆様。おすすめです。
http://jumpinjapflash.com/
ATAK Tシャツのプリント加工、及びダメージの参考に見に行ったのです。
2005-05-04
昼間から夜にかけてガーッと仕事をして24時過ぎ、mariaとモデルのレナちゃんと3人でagehaへ。
cyplessというイベントでプールのフロアをOVAがオーガナイズするので遊びに行って来ましたー。
非常にイイ感じで、えーと外で聴くと「やっぱCDじゃダメでアナログじゃないと」というのが実感できますね。あ、これDJの話です。高域が飛んで行く感じあるんですよね。なーんて思ったのは僕が酔っ払ってたからかもしれない。agehaがクラブの中では非常に酒がウマいので(これは規模考えると結構スゴイことだと思う。小箱でマズイ酒出し800円とか取っているところは本当に考えたほうがいいと思う)プールサイドで早々に酔っ払って、mariaとレナちゃんを担いでプールに落とそうとしたり、ちょっと前にテレビで見てヒットだった「ビートたけしの真似をする劇団ひとりの真似(要するにビートたけしの真似)」を連発するという最悪事態を迎えていて、「はい、元気が出るテレビ始まりました」とか言ってたら後ろの男の子が笑いをカミ殺し過ぎて発狂する寸前の恥が顔を覆い尽くしたような顔になってたのが面白かったんだけど、後でわざわざ僕のところに来て「すいません、もう一度ビートだけしの真似やってもらえますか」とか言ってたことを考えると多分芸人か何かだと思われたかもしれない。芸人と言えば(と言えばかどうか分からないけど)その日僕は友達がやっているLUZという洋服屋でヒャクちゃんから買わせてもらった紺に薄い白のストライプが入ったのジャケットを着てたせいで(しかも胸に詩集じゃなかった刺繍があったりする)、mariaとレナちゃんをナンパしていた青年に「指詰めようか」と言ったらホンモノだと思われたくさくて、非常にシャイな青年達だったのに申し訳ないことをしたな。と思いました。夏になったらホントに誰かプールに落としても面白いかもしれない。
2005-05-03
SOUNDZ FROM GERMANY2日目。ON AIRはチャリでいける、というか徒歩でも10分かからないから非常に便利。ここで面白いイベントたくさんやればいいのにな、会場もキレイだし。と渋谷の街の物語というラブホテルの前で思いました。
で、僕が見たのはLALI PUNAとPOLEとMOM。
LALI PUNAは後半の曲が意外と良くて、ボーカルの可愛らしさも相まってちょこっとグッときた。全部歌い終わったときに、非常に軽い感じで斜上を見上げて「終わった☆」みたいな表情をしてたのが印象深くて全盛期の村松友視ならこれをどう描写するだろうというヲタクっぽいことを考えてしまった。とはいえ僕はあの走りまくるドラム(スマパンに的というか。大分違うけど。)というのが決定的に苦手なのでやはりコードの漸進力が加味された後半がよかった。
POLEのライブは素晴らしかった。こんなにすごいとは思ってなかったので完全に引きずりこまれて、というかハマってました。このままドープでトリップがどうのこうのとか書いてると痛い痛い日記になりそうな感じですが、ラップトップ系の(と敢えて言うけど)ライブでこんなに良かったのは久しぶりで興奮しました。とんでもなく遅いテンポでダブのエッセンスだけ抽出してパーツをブラッシュアップしたようなリズムとディレイ、フィルターの組み合わせの非常にシンプルで音数が少ない前半がすごくよかった。帰ってから持っていたPOLE1という青いアルバム(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000GBR4/qid%3D1115244425/sr%3D1-6/re/250-7134641-7552245)を聴き直したんだけどこれ、改めて名盤ですね。当時よりも今聴いたほうが印象いいです。ちなみに勢いで持ってなかった赤と黄色もamazonで買ったんだけど青が一番よかった。どんどん曲っぽくなって断片的な部分が無くなってしまっているのが残念。今さらいつのアルバムのこと書いてるんだ、というゴスペルが聴こえてきそうですがこのPOLE1、大きめの音量で聴かないと良さが実感できないのも事実で(あれ、POLEってマスタリングエンジニアじゃなかったっけ、という突っ込みは。ともかく。)ライブで再認識したのは必然だったかも。低域のレイヤーとか質感とか小さい音だと伝わらないんですね。というわけでPOLE1はオススメです(笑)。ただ、ダブが好き、ということが前提で僕は非常に好きなのでここんとこ良く聴いてます。
ちなみに奇形なダブの進化型としてはこのPOLE1と
・pan sonicのilpo vaisanenのraster20'to2000 february
・同じくilpo vaisanen:Asuma (mego)
が双璧で。元祖としてはやはりこれかなあ↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000006U8S/qid=1115735642/sr=1-7/ref=sr_1_10_7/250-7134641-7552245
take awayの再発。ですね。
で、えーとMOMは確か初来日のライブを見て以来だけどあまりにも変わっててびっくり。繊細な音色とリズムの揺れ動きのコンビネーションというスタイルではなくてパワーファイターになってた。大バコ対応してくるとみんなこうなる。音がすごくデカくて割れてたけどいいのかな。いいんだろうな。
2005-05-02
そういえば昨日ICCで会った畠中さんの子供は驚くほど可愛かった。美形で幼少の砌から日曜日にICCに来るくらいサウンド・アートに親しんでいるという。将来楽しみです(←誰なんだおれは。何なんだおれは)。僕も子供が出来たら(以下略)。
畠中さんと言えば、最近はてなの日記で非常に充実したサウンド・アート評を続々とupしていて読みごたえあります。僕は仕事の合間に昼飯とか食いながら読んでますがやはりロックの評論より読んでてタメになるし分かりやすい、脳の細胞が湧(以下略。11日マスタリングなので疲れてます)。
で、昼間、仕事+ジム。夜は新しくなってから初めて行くON AIRでやってるSOUNDZ FROM GERMANY1日目へmariaと。作曲が押してしまって21:30頃到着。セニョール・ココナツだけ見れたんだけど面白かった。佐々木さんの言う通り限り無く生ラテンバンドに近い。わずかにクリックのようなバックトラックがラップトップから恐ろしくローファイな音で曲の出だしに鳴るというスタイルでいさぎよかったす。クラフトワークって僕は1枚もCD持ってないんだけど曲は知っている。というか一度聴いたら確実に覚えられる。素晴らしいなー。
で、その後mariaと大戸屋で飯を食って(チキンのソテーみたいなやつが美味しかった)からさやかも合流して夜遊び。えーとフランキー・ナックルズのDJで踊るという盆踊りのようなことをしました。タナカノリユキさんにタイクーン・グラフィクスの宮師さんを紹介される。宮師さんが僕の友達付き合ってることを知っててそのことを伝えると明後日結婚するんだよと言われて驚く。帰りにmaria、さやか、タナカさんで外苑前のサラ(24時間やってるカフェですな。タナカさん御馳走さまでした)で朝食を食べて帰るという昔の夜遊びみたいな1日でした。夏も近いな。
2005-05-01
昼間ICCへ。↓に行ってきました。
シンポジウム「オープン・ネイチャー」
パネリスト
大澤真幸 (社会学 / 京都大学),
郡司ぺギオ-幸夫(理論生命科学/神戸大学),
ハンス・ディーブナー(内在物理学/ZKMカールスルーエ,ドイツ),
マルコ・ぺリハン(出展アーティスト/Projekt Atol)
到着すると既に始まっていて、シンポジウムなのでディスカッションなのかと思っていたらそれぞれが発表、という形態になっているようでした。僕が着いたときには1人目のハンス・ディーブーナーの発表の途中。細かくは覚えていないがアートと科学の接近、融合に対して「アーティストがアルゴリズムの奴隷になってしまうのではないか」という古典的なことを言っていたので閉口する。アルゴリズムの奴隷になっているものはアートではない(から作っている人はアーティストではないですよね)。そんなもんは。アルゴリズムの奴隷って^^:。
ティーブーナー氏は後半、マルコに「でも科学者がアーティストとコラボレーションした場合、どうしても科学者が利用されるだけという構図になるのではないか」とか言っていて、ヨーロッパのアカデミッシャンに未だに多い典型的な二項対立思考=搾取、というか与えるものと与えられるものしかいないという植民地主義的思考が色んなバリエーションで展開されていて興味深かった。
マルコのプレゼンテーションは非常に興味深く、ここに全部書くのは無理なので省略するけど明確に外からの視点というか、現在のテクノロジーを使っているアーティストの中では希有なマクロな思考を継続的に展開している。ミクロになるのは容易なのでこれはホントに稀だと思う。いきなりフレーブニコフの話が出てきたのはびっくりした。フレーブニコフはロシアアヴァンギャルドの詩人で擬音語や造語によって言語と音を超える新しい詩と言語のフォルムを模索した人で、彼のザンゲジという作品に昔、音をつけたこともある。超える、浸透していくというのは非常に重要なことで、前半で盛んに言われていたアートと科学のbridgeという思考ははっきり言って古い。橋が必要なのは永遠に交わらないものだ。
郡司ペギオ幸夫氏のレクチャーは明解で簡潔で面白かった。対照的に大澤真幸氏は学校の教師のような口調で「はい、いいですか。ここからが重要ですよ」とか繰り返していて非常に教条的な印象。途中で退出して予約しておいた自由が丘のtrafficへ。髪をcut。
僕が切ってもらっている小原さんは思うに最近非常に冴えている気が。する。待っている間に渡された男性誌を見てるとたくさんヘアメイクをやっているのだが明らかに他の人達と意識の方向が違う気が。彼は自分で絵も書くし写真にも詳しい。美しいものはある、僅かだけど確実にあるということを知っている人は意外に少ない。